d払い(iD)/dカード miniとは?申し込み方法と使い方

ドコモユーザーはもちろんドコモユーザーでなくても利用することができるdカードとは別にドコモの携帯保持者限定のサービスにdカード miniというものがありました。使い方によっては非常にお得になるこのサービスは名称が変更されましたが、サービス内容は大きな変更はありません。ここではそのdカード mini改めd払い(iD)について紹介していきたいと思います。

dカードについて詳しくはこちら

d払い(iD)/dカード miniとは


NTTドコモが提供しているサービスであったdカード miniはドコモの電話料金合算払いでiD
払いができるというものでした。
ドコモのおサイフケータイ対応機種によって電子マネーのiDを手軽に利用できるというものです。
申込をして設定をすればすぐに使えるようになるという便利さとキャッシュレスで買い物ができる上にdポイントも貯まるというサービスです。

d払い(iD)に名称変更

これを2019年11月19日よりd払い(iD)と名称を変更した形になり、d払いとiDの統合をより進めていくものだとされています。
ただしこのときの変更ではサービス名が変更されただけでサービスの内容自体はほとんど変更ありませんでした。

ドコモユーザー以外も利用可能へ

さらに今後は、d払いの口座残高によってiD決済ができるようにしてドコモユーザー以外の利用者でもd払いによるiD決済ができるようになる予定です。
ただし現時点の利用の条件は以下の通りとなっています。

・ドコモユーザーであること
・おサイフケータイに対応している機種であること

dカードとd払い(iD)/dカード miniの違い


もうすでにdカードを持っているという人もいるかもしれませんが、この二つにはそれぞれにメリットとデメリットがありますので、状況によって使い分けることができればもっとも効果的となります。ここではそのメリットについて見ていきましょう。

dカード d払い(iD)/dカード mini
形態 クレジットカード 電子マネー
使用できる場所 国際ブランド加盟店 iDマークのあるお店
申込資格 高校生を除く18歳以上 中学生以上
信用機関審査 あり なし
カードの発行 あり なし
年会費 永年無料 無料
引き落とし方法 登録口座から引き落とし 携帯電話代と合算請求
限度額 10~100万円 5000~3万円

この他、還元されるポイント率もdカードは1%、d払いは0.5%となっており、ほとんどすべての項目でサービス内容はdカードの方が優れているように見えます。
dカードはクレジットカードであり、カードを所持していて提示しなければいけませんが、d払いはおサイフケータイで利用できるサービスですのでスマホだけ持っていれば支払いが可能となります。このため電子マネーを使用できる店舗での使用に限られますが、近年キャッシュレス化が進む日本では電子マネーが使用できる場所も急激に増加しています。
これからますます利用場所は増えることが予想されていますので、大きな不便はないでしょう。

d払い(iD)/dカード miniのメリット


d払いにはさまざまなメリットがあるので、それらを順に紹介していきます。

18歳以下でも利用可能

基本的にクレジットカードなどは高校生以下の学生は作ることができません。
これはクレジットカードを作る際に行われる審査に合格しない、そもそもの年齢条件を満たさないということが原因です。
しかしd払いでは信用機関による審査なく、中学生や高校生も利用することができるというメリットがあります。
これがd払いの最大の強みと言えるでしょう。

すぐに使える

クレジットカードの場合は申し込みをしてから信用機関の審査などを経てカードが発行され、それが郵送されてくるために手元に届いて使用できるようになるまで時間がかかります。
しかしd払いの場合はスマホで申し込みをして手続きが済めばすぐに使用できるようになるというメリットがあり。

年会費永年無料

クレジットカードなどの場合は初年度無料というサービスが行われていることが多いのですが、二年目以降は年会費がかかるということが多くあります。
dカードの場合も初年度は無料ですが2年目からは1250円がかかりますが2019年9月以降の申し込みより年会費永久無料に変更されました。
中学生や高校生が使うこともあるサービスですので年会費無料は大きいと言えます。

チャージ不要

d払いは振込やチャージなどを必要としないサービスです。
iDはチャージなどをしなくても後払いができる電子マネーですので、使用しておいて後で毎月の携帯電話の料金と合算で支払いということになります。
毎回残高を確認する必要がないので手間がかかりません。
また、同時にdポイントが貯まっていくようにもなっています。

d払い(iD)/dカード miniの申し込み方法


では実際にd払いを利用するための申し込み方法を紹介していきます。
d払いを利用するためには次の申し込み条件を満たしている必要があります。

・利用者個人の名義で携帯電話を契約していること
・携帯電話契約をしているのが中学生以上であること
・spモードの契約をしていること
・ドコモのおサイフケータイを利用できる環境であること
・未成年者の場合は保護者の同意があること

申し込み手順

それらの条件を満たした上で申し込む方法は2つあります。

スマホアプリから申し込む

  1. アプリの中から「iDアプリ」を起動
  2. 「はじめてiDアプリを使う方」を選択
  3. 「クレジットカードの契約なしで登録する」を選択
  4. 利用目的などを選択
  5. ネットワーク暗証番号を入力
  6. 「同意して申し込み」を選択

以上で登録が完了となります。
ネットワーク暗証番号さえ分かればすぐに登録することができます。
もしネットワーク暗証番号を忘れてしまった場合はドコモインフォメーションセンターに問い合わせましょう。

ドコモショップで申し込む

ドコモショップに実際に行って、そこで申し込むということもできます。
手間はかかるのですが、iDサービスの利用方法などの説明をしてもらえますので、使い方を教えて欲しいというときなどはこちらの方法を選ぶのが良いでしょう。

d払い(iD)/dカード miniの使い方


まず支払いをする店が電子マネーiDに対応している店であることが前提となります。
利用できる店舗で支払いの際にiDで支払うということを伝え、スマホを店の専用端末にかざすだけで支払いができます。
毎回アプリを起動させる必要はなく、スマホをかざせばよいだけですので慣れてくれば数秒で支払いをすることができます。
その場所が電波が通じていない場所でも使用することはできますが、iDのネット決済を利用してネットショッピングの支払いをする際には電波が届く場所で行う必要があります。

dカードとd払い(iD)/dカード miniを効率的に使いこなそう!


d払いは中学生や高校生から利用できる、スマホだけ持っていれば支払いができるというメリットがありますが、限度額やポイントの還元率はdカードに劣ります。
そのため可能であればdカードを持っていて、そちらが使用できるときはそちらを利用する。
スマホだけ持っているようなときや中学生、高校生に使用させるようなときにはd払いを利用するというように使い分けることができればもっとも効率的に利用していくことができます。
うまくdカードとd払いの両方を使いこなしていきましょう。

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