ソフトバンクの子会社であるSBドライブが2020年4月をめどに、茨城県境町の公道において自動運転バスを実用化すると発表しました。
自動運転バスで町内の移動をスムーズに
自動運転バスはフランスのNAVYA製「NAVYA ARMA（ナビヤ アルマ）」を利用。
複数の自動運転車両の運行を遠隔地から同時に管理・監視可能な「Dispatcher（ディスパッチャー）」を活用し、自動運転バスが町内の医療施設や郵便局、学校、銀行などをつなぐルートを走行します。
また、町内のシェアオフィスにサテライトオフィスを開設し、サテライトオフィスにおいて自動運転のドライバーに対しトレーニングを実施するとのことです。
境町では高齢化に伴い免許返納者が増加したほか、鉄道駅やバス・タクシードライバーの不足により、移動手段の拡大が課題となっていました。
今回の取り組みにより、境町の住民が便利に移動できる環境の構築を目指すとしています。
なお、自治体が公道で自動運転バスを走行する取り組みは国内初とのことです。
