ブロックチェーン総合スクールの「FLOCブロックチェーン大学校」を運営する株式会社FLOCが、12月10日(月)にコミュニティスペース「丸の内vacans」をオープンします。
「ブロックチェーン×ビジネス活用」を目的にしたコミュニティスペース
以下、プレスリリースより引用。
ブロックチェーン総合スクール「FLOCブロックチェーン大学校」を運営する株式会社 FLOC(代表取締役:泉正人 以下当社)は、第4次産業革命の推進に不可欠なテクノロジーであるブロックチェーン技術のビジネス活用の促進に寄与するため、「ブロックチェーン×ビジネス活用」を目的にしたコミュニティスペース「丸の内vacans」を東京丸の内にオープンし、オープン初日である12月10日(月)には記念イベントを開催します。
ブロックチェーン業界の課題=“ビジネスへの技術活用”を「拠点」を通じて加速化する
政府が掲げる“Society5.0”の実現。そのためにはあらゆる産業や社会生活に、第4次産業革命の技術革新を取り入れ、様々な社会課題を解決することが求められています。この取り組みを支える中核技術の一つがブロックチェーンですが、技術活用の実態はいまだ模索段階であるのが現状です。
このような社会情勢を背景に、当社は国内外を問わず圧倒的に不足していると言われるブロックチェーン人材を育成するため、ブロックチェーンエンジニア兼ビジネスパーソンを育成する『FLOCブロックチェーン大学校』を2018年6月に開講しました。受講生数は順調に推移し、開講後約半年が経った現在で無料体験コースの受講生は3000名を超えます。
そして来月12月10日、ブロックチェーン技術のビジネス応用へのさらなる加速化を目的に、スクール事業に留まらない発展的な取り組みを行う拠点として、ブロックチェーンコミュニティスペース 『丸の内vacans』をオープンすることになりました。
拠点があるからこそできる「人」「ナレッジ」「ビジネス創出」へのアプローチと融合
当社は『丸の内vacans』をハブにし、「ナレッジ」「人」「ビジネス創出」を活性化させるための様々な取り組みを行い、ブロックチェーン技術のビジネス応用に寄与したいと考えます。
※丸の内vacansでの取り組みイメージ図
人に対する施策
◇健全なブロックチェーンコミュニティの活性化のため、スペースを無料開放
拠点があることで継続的で健全なブロックチェーンコミュニティが育つことを期待し、ブロックチェーン関連の取り組みに対して、スペースを無料で開放します。(登録制・条件あり)
匿名性の高いインターネット上ではなく、顔の見えるコミュニティだからこそ生まれる高い帰属意識が、知の融合やビジネス創出につながると考えます。
ナレッジに対する施策
◇『レギュレーション研究会』をはじめとする最新情報を『中上級ゼミ』として提供
既に提供しているスクールコンテンツ(全48時間)の他に、日進月歩のブロックチェーン業界の最新情報を『中上級ゼミ』という形で提供します。ブロックチェーンビジネスを展開する上で欠かせない実務的な法律との付き合い方を学ぶ『レギュレーション研究会』など、全20種類のゼミを提供予定です。
◇ブロックチェーンビジネス実施者による『第一人者セミナー』の定期開催
現在ブロックチェーンを使って実際にビジネスを行なっている第一人者によるセミナーやコミュニティメンバーによるピッチイベントを継続的に開催します。スクールや中上級ゼミで身につけた体系的な知識や技術に、最新の応用力と現場力がプラスされることにより、ブロックチェーン業界で具体的に活躍できる人材を養成します。
ビジネス創出に対する施策
◇ブロックチェーン専門家による、ビジネスアイディアの『無料コンサルデイ』
人やナレッジとの融合により生まれたビジネスアイディアを、ブロックチェーンの専門家に相談できる『無料コンサルデイ』を毎月設けます。コンサルタントには、過去に経産省のブロックチェーン検討会の委員を務め、現在は業界大手のブロックチェーン実証実験なども請け負う志茂博氏(FLOC ブロックチェーン大学校講師・コンセンサスベイス代表取締役)を迎え、アイディアの具現化のサポートをします。(登録・予約制)
黎明期にあるブロックチェーンを想起させる空間と“vacans”という名前に込めた想い
コミュニティスペースは、廃校の小学校をリノベーションした『吉本興業 東京本部』の設計などでも知られる建築家の荒木信雄氏がデザインしました。テーマは「余白とプラットフォーム」。余白があることによる、場の拡張性、フレキシビリティが今後の社会の変化に追従するプラットフォームになるような空間を目指しています。その空間は黎明期にあるブロックチェーンを想起させます。
またコミュニティスペースの名称である『丸の内vacans(バカンス)』は、ラテン語のvacans(意味:からっぽ)に由来。たくさんの可能性を秘めたスペースを通じて多くの人とナレッジが融合し、たくさんの新しいブロックチェーンビジネスが生まれることを期待しています。
丸の内vacans 基本情報
・営業時間:7:00〜22:00
・営業曜日:年中無休(年末年始以外)
・受付開始日:2018年12月10日(月)17:00
・公式サイト: https://vacans.tokyo
・料金:ブロックチェーン関連の無料イベント…無料使用可
ブロックチェーン関連の有料イベント…半額使用可
※詳細は12月10日17:00公開の公式サイト内でご確認ください。
12月10日にオープンを記念したイベントを開催!業界の第一人者らによる記念講演も
『丸の内vacans』のオープン初日である12月10日には、スペースのお披露目と今後の施策の発表会を兼ねたオープニング記念イベントを開催します。記念講演は、ビジネスにおけるコミュニティ活用に関して造詣の深い佐渡島庸平氏の進行のもと、日本のブロックチェーンビジネスの第一人者であり、FLOCブロックチェーン大学校の講師でもある廣末紀之氏(ビットバンクCEO)と山田宗俊氏(R3日本統括)を迎え、『2019年の日本のブロックチェーン業界の行方 −ビジネス活用はどう進むのか−』についてお話をします。
ブロックチェーンコミュニティスペース「丸の内vacans」オープ二ング記念イベント
・日時:12月10日(月)18:30-20:00(開場:18:00)
・場所:丸の内vacans(東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル2階 FLOCブロックチェーン大学校内)
・参加者:一般応募者、関連企業・団体関係者、FLOC講師、FLOC受講生、メディア関係者など
・定員:150名
・参加費:無料ご招待(応募期限11/28(水)24時まで。当選者には11/29(木)にメール)
・応募方法:https://floc.jp/seminar/744/ (公式サイト内特設ページ)
発表内容(一部)
●第一部
今なぜ、ブロックチェーンコミュニティスペース“丸の内vacans”か
<登壇>株式会社FLOC 代表取締役CEO 泉正人
・FLOCの現状と今後の展開、ビジネススキームについて
・丸の内エリアにおける、ブロックチェーンコミュニティスペースの無料開放について
・丸の内vacansをハブにした「人」「ナレッジ」「ビジネス創出」に関する取り組みについて
ブロックチェーン コミュニティスペース“丸の内vacans”「余白とプラットフォーム」
<対談>建築家 荒木信雄氏(丸の内vacans設計担当)・泉正人
●第二部
記念講演:2019年の日本のブロックチェーン業界の行方―ビジネス活用はどう進むのかー
<登壇>廣末紀之氏(ビットバンクCEO、FLOC講師)山田宗俊氏(R3日本統括、FLOC講師)佐渡島庸平氏(コルク代表)※進行
登壇者紹介
※下記登壇者以外にも予定がございます。
廣末 紀之/Noriyuki Hirosue
ビットバンク株式会社代表取締役社長CEO。FLOCブロックチェーン大学校では基礎コースとビジネスコースの授業を担当。(講義:仮想通貨取引とブロックチェーン ほか) 野村證券にてキャリアをスタートし、その後スタートアップ経営に長年携わる。GMOインターネット株式会社常務取締役、株式会社ガーラ代表取締役社長、コミューカ株式会社代表取締役社長などを歴任。2014年ビットバンク創業。
▶︎日本の仮想通貨業界を牽引し続ける立場から、ブロックチェーン業界の課題と今後を語ります。
山田 宗俊/Munetoshi Yamada
R3 Head of Partner Management, Japan。FLOCブロックチェーン大学校ではビジネスコースを担当。(講義:金融・証券分野への応用) SIerでのプログラマー・SE、ベンチャー経営、日系コンサル会社でのプロジェクトマネージャーを経て、2016年アメリカ発のブロックチェーン企業R3に日本人第一号として参画。アジアを中心としたパートナーとの協働を推進すると共に、R3の日本における事業運営を統括。プライベートブロックチェーンCorda(コルダ)の第一人者。
▶︎海外での事例も交えながら、様々な分野でのブロックチェーン活用の可能性を語ります。
佐渡島 庸平/Youhei Sadoshima
株式会社コルク代表。東京大学文学部を卒業後、2002年に講談社に入社。週刊モーニング編集部にて、『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当。2012年に講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社、コルクを創業。著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。
▶︎現代ビジネスには「コミュニティ」が必要という立場から、モデレーターとして講演を進行します。
荒木 信雄/Nobuo Araki
1967年熊本生まれ。1990年西日本工業大学建築学科を卒業。1997年The Archetypeを設立。現在、西日本工業大学客員教授。住宅、オフィス、ギャラリー、ショップなど多岐にわたる設計を行う。クライアントには国内外で活躍するクリエーター、アーティストのほか、個人から企業までと幅広い繋がりをもつ。
泉 正人/Masato Izumi
株式会社FLOC代表取締役CEO。1999年のインターネット黎明期よりインターネットビジネスに携わり、2001年に独立。2002年にFLOCの母体である総合マネースクール「ファイナンシャルアカデミー」を創立。16年間で培った体系的なカリキュラム作成、スクール運営の仕組み、受講生に成果を出してもらう一連のビジネススキームを、今後の社会課題解決に不可欠となるブロックチェーンという新しいテーマで応用していくため、2018年4月に株式会社FLOCを立ち上げる。
株式会社FLOCとは
世界的にブロックチェーンエンジニアが不足する中、“未来を創る人を、つくる(CREATE CREATORS)”をミッションに掲げ、ブロックチェーン技術の速やかな普及とブロックチェーンのプロフェッショナルの輩出を目指す企業です。最速3ヵ月で実践的なブロックチェーン技術が習得可能なブロックチェーン総合スクール『FLOC ブロックチェーン大学校』、技術者を必要としている企業との人材マッチングを行う『FLOC agent』の運営のほか、アセスメントの構築、インキュベーション、コンサルティングなどを通してブロックチェーン業界の活性化を目指しています。
設立:2018年4月
資本金:1億円
代表取締役CEO:泉正人
校長:ジョナサン アンダーウッド
所在地:東京都新宿区西新宿1-14-11 Daiwa西新宿ビル9階
※2018年12月7日に東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル3階に移転
URL:FLOCブロックチェーン大学校https://floc.jp/ FLOCコーポレートサイト https://floc.co.jp/
主要関連法人:ファイナンシャルアカデミー https://www.f-academy.jp/