JapanTaxiとKDDIが資本提携 MaaS、自動運転などで連携強化

タクシー配車サービス「JapanTaxi(ジャパンタクシー)」を提供する日本交通の子会社JapanTaxiとKDDIが3月26日(木)、MaaS時代の移動体験の高度化に取り組むことを目的とした資本業務提携を締結しました。

4月の社名変更を控え協業を強化

JapanTaxiは、全国7万台のタクシーと900万ダウンロードのタクシー配車アプリ「JapanTaxi」を提供しています。
JapanTaxiとKDDIはこれまでに、自動運転タクシーでの協業や沖縄県における観光型MaaSの実証実験を通じて、MaaSに関する取り組みを進めてきました。

今回の提携により、2社はMaaSプラットフォームの構築、タクシー事業者のDX(Digital transformation/スウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念)につながる新たなタクシーサービスの創出、自動運転の事業化に向けた実証実験への参画により、MaaSでの連携をさらに強化していくといいます。

なお、JapanTaxiでは4月1日(水)、DeNAが運営するタクシー配車サービス「MOV」と事業統合し、社名を「Mobility Technologies(モビリティテクノロジーズ)」へ変更することがアナウンスされています。

代表取締役社長として就任予定である、DeNAの常務執行役員 オートモーティブ事業本部長の中島宏氏は「新体制スタートを目前に、モビリティの発展をテクノロジーで牽引していく、という思いに賛同いただき、新たなパートナーとなっていただけた事を大変嬉しく思います。今後さらに協業を深め、日本のモビリティの進化を加速させていきます。」と述べています。

おすすめの記事