仮想通貨の下落続くも、トム・リー氏「ビットコイン(BTC)年内1万5,000ドル」との予想を維持

米ファンドストラット社のアナリストであるトム・リー(Tom Lee)氏は、これまでビットコイン(BTC)について強気な価格上昇予想を繰り返していた。リー氏はビットコイン(BTC)をはじめとする、仮想通貨の価格が急落した今週もその姿勢を崩していないようだ。

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今年1月にはビットコイン(BTC)が280万円と予想

リー氏は今年1月にビットコイン(BTC)の価格が年内に2万5,000ドル(約280万円)に達するとの予想を発表。ビットコイン(BTC)の価格は5,500ドル前後で推移していた11月16日には、1万5,000ドル(約170万円)に下方修正した価格予想を発表していた。

そしてビットコインの価格が5,000ドルを下回った今週、現地時間の11月20日、アメリカの放送局CNBCの経済ニュース番組「スクワークボックス(Squawk Box)」に出演したリー氏は、ビットコイン(BTC)が年内に1万5,000ドルに達するとの予測を修正せず、依然としてその強気な姿勢でいることを明らかにした。

また最近のFAANG(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル)などのテクノロジー関連の株が下落していることが、仮想通貨の投資家にも悪影響を及ぼしていることを指摘していた。

「ビットコイン(BTC)は有望だ」

リー氏は近々訪れる機関投資家の参入は間違いないとし、長期的な視点で仮想通貨の未来は明るいとの見解を示した。詐欺事件などの取り締まり規制について触れ、「規制の明確さがもされれば、機関投資家も仮想通貨の投資に対する抵抗がなくなるだろう」とコメントし、仮想通貨詐欺に対する取り締まりは消費者と機関投資家の不安を取り除き、業界にとって有益であることを強調した。

リー氏は仮想通貨の普及率は徐々に増加していると指摘。「ビットコインはペイパル(PayPal)よりも送金に使用されている」とコメント。

さらにデジタル化が進む未来を誰も止めることができないと主張するリー氏は、「デジタル資産はデジタル化が進む世界にふさわしい。ビットコインは有望だ」とも話していた。

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参考
CNBC

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