Bitcoin.comの解雇は50%ではなく、10%に

先日、一部の海外メディアがビットコインキャッシュのマイニング事業にも注力する「Bitcoin.com」が5割のスタッフを解雇したと報じた内容について、創業者のロジャーバーがFUDと事実関係を否定した。

解雇は実施したものの、正確には約1割に留まると説明したことがわかった。

ロジャーバーによると、2019年4月30日付き、スタッフの人数は84人であったが、8人を解雇して、現時点では76人で運営されているという。

解雇は確かにあったが、5割などといった報道は情報として事実性にかけている

その上で、誤った内容が拡散された背景として、Candorというデータサイトがまとめた新型コロナによる企業解雇データで、Bitcoin.comが5割の雇用者を解雇したとの試算を公開した。

ロジャーバーが責任者を務めるBitcoin.comは、ビットコインキャッシュを中心に事業モデルを置く企業で、マイニングのほか、情報メディア、ウォレット事業、取引所事業などを行なっている。

ビットコインキャッシュの半減期

ビットコインキャッシュの半減期は、BTC・BCH・BSVの中で最初に実行ブロックに到達する。時期は4月8日で、約1日15時間後と予定される(Coingecko参照)。半減期が終われば、BCHの報酬は現在の12.5から6.25になる。

参考:Decrypt

CoinPostの注目記事

ビットコインキャッシュ半減期まで1週間、これから仮想通貨市場で何が起きるのか
ビットコインキャッシュの半減期まで1週間。マイナーの撤退と売り圧力、ハッシュレートの転換など、これから仮想通貨市場で起こりうる事例について、Coin Metricsがレポートを公開。
BitMEX、ビットコイン半減期後のハッシュレートなど「4つのシナリオ」を試算
最大手デリバティブ取引所BitMEXのリサーチ部は、約38日後に迫る仮想通貨ビットコイン(BTC)の半減期がもたらす、採掘業者の利益への影響とハッシュレートの関係性を試算。今後のシナリオについて4部構成で解説した。
おすすめの記事