日本交通、タクシーを活用したデリバリー開始 富麗華、ウルフギャング・ステーキハウスが対象に

日本交通が4月25日(土)より、東京都内においてタクシーを活用したデリバリーサービスを開始しました。

国土省がタクシー活用の有償貨物運送を認可

新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした自粛要請などに伴い、飲食店などでは飲料・食料などのデリバリーやテイクアウトなどの需要が増加しています。

この状況を受け、4月21日(火)に国土交通省から緊急事態宣言期間に調整期間を加えた期間に限定し、タクシー事業者による有償貨物運送を特例的に認める通達が出され、日本交通は4月22日(水)に都内第1号として許可を受けました。
そして4月25日(土)、東京23区・武蔵野市・三鷹市においてタクシーを活用したデリバリーサービスを開始しました。

デリバリーサービスではミシュラン星付きの中国料理店「富麗華(ふれいか)」のほか、4月28日(火)からはNYの極上ステーキハウスとして知られる「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」の商品も配達。

配送手数料は一般的に商品金額に対する率で決定しますが、タクシーは距離と時間から決まるため、高額商品でも一定の配送コストに収まる利点があります。
また、レストラン側の負担も軽減され顧客への価値提供に注力できるほか、提供可能エリアが広くプロドライバーが配送する安心感もあるといいます。

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