ビットコイン(BTC)が大底割れ、世界は仮想通貨に少々嫌気?

仮想通貨価格は下落、ビットコインは50万円を割り込む

先週のビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークが引き金となりました。

先週の記事:ビットコインキャッシュ(BCH)がハードフォークへ、フォーク後の仮想通貨価格を予想

ビットコインキャッシュ(BCH)にハッシュパワーを集中させるためにビットコイン(BTC)のマイニングを止めた巨大マイニングプールがいくつかありました。その影響を受けてビットコイン(BTC)は割れてはいけない65万円をあっさりと貫通。

今年あれだけ叩いても下値が硬かったBTC相場でしたが、あまりにもあっさりでした。それほどマイナーの存在は強大だったことが理解できます。しかしこれが仇となりました。PoWコインの信頼?が薄れ、大底割れした分、週足のテクニカルチャートは最悪の形状をしております。

あれよ、あれよという間に50万円を割り込みました。

さらに米国のBakkt(バックト)取引所のビットコイン(BTC)先物リリースが来年1月24日に延期が発表されたことにより、年内のポジティブ材料はなくなりました。一旦大きく整理される可能性があります。

ビットコイン(BTC)は直近目立ったサポートラインがありません。30万円近辺まで下値の余地が拡大してしまったのかもしれません。

ビットコイン(BTC)円 1時間足チャート分析

ビットコイン(BTC)円 1時間足チャート分析出典:BITPoint

ビットコイン(BTC)1時間足の一目均衡表です。現在、レバレッジトレードにてショートを繰り返しておりますが、それでも下落の勢いが早すぎて十分なショートエントリーはできておりません。

常にモニターを監視していないと取れない相場だったでしょう。しかし、まだまだこれから新規で戻り売りも入ってくるでしょうし、ビットコインのマイニング損益分岐点は世界中のほとんどで大赤字となりはじめております。

マイナーからの換金売り、精算売りがまだこれから出てくるはずですので、今週後半は仮想通貨FXでショートトレードを繰り返したいと思います。

戻りの目処はピンクの下降トレンドライン近辺です。52万円前後に戻るタイミングがあれば打診売りで入っていけますでしょうか?

ウェッジを作りに行くイメージを筆者自身は持っており、少し底堅く推移してから再度下方向に走り出すように考えております。

上記が攻撃的なトレーディングプランになります。
逆にもう少し余裕を持って戻り売りを仕掛けるなら、60万円近辺でしょう。

先日の安値でレジスタンスラインが引けるポイントです。いずれにしてもFX勢の断続的な短期ショートが入ってくると思われますので、上値は重いのではないでしょうか。

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比較的底堅いリップル(XRP)

比較的底堅いリップル(XRP)出典:BITPoint

代わってリップル(XRP)です。PoWコインの幻滅されている今、強さを見せているのがXRPです。

暗号通貨の逃避先として選ばれている格好です。
多少は連れ安になっておりますが、それでも底硬さは否定できません。ビットコイン(BTC)などが戻すタイミングでは比較的回復力が優秀でしょう。

ただし、地合いは下方向ですので、一旦上がったところは売って、再度押し目買いを狙うと良さそうな形状です。テクニカル形状的に50円台前半では一度ポジション解消のタイミングになりやすそうです。

そこから下落した40円台で再度拾いにいくと良いのではないでしょうか。いずれにしても現金最優先の相場ですから、次の投資機会に資本がないといった状況にならないようにしたいところです。

苦しい相場展開が続きますが、仮想通貨FXでは利益があげやすい相場です。現物取引しか経験がなかった方は、ぜひこの機会にトレーディングも学んでみてください。

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