
積み立て(つみたて)NISAは、証券会社や銀行などの金融機関で口座を開設することができます。今回は、イオン銀行の積み立てNISAの特徴、メリット、評判などについて紹介します。
イオン銀行の積み立て(つみたて)NISAとは?
イオン銀行とは、イオングループの銀行です。イオン銀行には実店舗もありますが、イオンの店舗内に必ずイオン銀行の実店舗が存在しているというわけではないため、イオン銀行の利用はATMだけで、実店舗を見たことがないという方もいるのではないでしょうか。
イオン銀行の積み立てNISAとは、イオン系列の銀行で加入することができる積み立てNISA(少額投資非課税制度)のことをいいます。
イオン銀行の積み立て(つみたて)NISAの特徴
イオン銀行の積み立てNISAの特徴は、積み立てNISAの口座を開設するとイオン銀行スコアの加点対象になることです。
イオン銀行スコアとは?
イオン銀行スコアは、イオン銀行で特定の取引を行うことで貯まっていきます。貯まったイオン銀行スコアごとに次のようにステージが決定されます。
ステージに応じて普通預金の金利アップ、他行への振込手数料無料(回数はステージごとに限定)などの特典を受けることができます。
積み立てNISAを利用して資産形成をしながら、イオン銀行の普通預金の金利がアップしたり、振込手数料が無料になったりといった特典を得られるのは、ほかの金融機関や証券会社にはない特徴です。
また、ファンドの内容や説明もweb上で分かりやすく説明されているため、投資初心者の方でもファンドの内容が分かりやすいのもイオン銀行の積み立てNISAの特徴の1つといえるでしょう。
イオン銀行の積み立て(つみたて)NISAのメリットとは?
イオン銀行の積み立てNISAには、イオングループが運営する銀行ならではの特徴やメリットがあります。
365日いつでも無料相談ができる
イオン銀行はイオンの店舗内にあるため、365日いつでも無料で積み立てNISAの相談をすることができます。
他銀行の場合、銀行の窓口業務は通常15時までですが、イオン銀行の場合、店舗や地域によって異なりますが、都心部のイオン銀行であれば朝の9時から21時までオープンしている店舗もあります。
日曜祭日だけでなく平日も21時まで銀行が開いていれば、仕事帰りや買い物ついでに相談することもできます。
イオン銀行への無料相談は、スマホやパソコンから相談予約をすることができるので、事前に予約を入れておくのがおすすめです。
イオン銀行スコアを貯めると特典を受けられる
イオン銀行の積み立てNISAはイオン銀行スコアの加点対象となります。
イオン銀行独自のイオン銀行スコアを貯めると、ステージに応じて、普通預金の金利アップや他行への振込手数料が無料になるといった特典を受けることができます。
イオン銀行の積み立てNISAを利用しているだけで、他行への振込手数料も抑えることができるのは、イオン銀行の積み立てNISAを利用する大きなメリットになるでしょう。
つみたてシミュレーションで積立金額と節税額が簡単に分かる
イオン銀行のwebページにあるつみたてシミュレーションを利用すると、節税額を簡単に調べることができます。
積み立てNISAの最大のメリットは、利益に対して税金がかからないことなので、どれくらいの節税メリットが得られるのか簡単に調べられるのもメリットといえます。
取引手数料が実質無料
積み立てNISAの利用には取引手数料がかかりますが、イオン銀行の積み立てNISAは取引手数料が実質無料です。
イオン銀行の積み立てNISAも取引手数料は発生しますが、取引手数料と同じ金額がWAONポイントで還元されます。貯まったWAONポイントはイオンで利用できるのはもちろん、イオンと提携している他店舗でも利用することができます。
イオン銀行の積み立て(つみたて)NISAの評判は?
イオン銀行の積み立てNISAの評判は、イオンならではのサービスに満足している方が多いようです。
日曜祭日に関係なく、実際に会って気軽に相談できることや、資産形成をしながらイオン銀行の普通預金の金利がアップしたり、振込手数料が無料になったり、WAONポイントも貯まるため得をした気分になるといった声があります。
イオン銀行の積み立て(つみたて)NISAのおすすめ商品5選
イオン銀行の積み立てNISAでおすすめの商品を紹介します。どのファンドを選んだら良いか迷ったときの参考にしてみてください。
iFree8資産バランス
iFree8資産バランスは国内外の株式、債券、およびリート(不動産投資信託)など8つの資産クラスに投資します。比較的リスクレベルが低いファンドです。
ひふみプラス
ひふみプラスの主要投資対象は、国内外の上場株式です。iFree8資産バランスと比較するとリスクレベルは高くなりますが、「守りながらふやす」をコンセプトにリスクの低減と収益の最大化を行います。
iFreeS&P500インデックス
iFreeS&P500インデックスは、主にマザーファンドの受益証券を通じて、米国の株式(DR(預託証券)を含む)に投資し、投資成果をS&P500指数(円ベース)の動きに連動させることをめざして運用するファンドです。
iFree日経225インデックス
iFree日経225インデックスは、主に日本の株式に投資し、投資成果を日経平均株価(日経225)の動きに連動させることを目指して運用を行います。イオン銀行の積み立てNISAで人気の高いファンドです。
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジなし)
iFree外国株式インデックスは、主に外国の株式(DR(預託証券)を含む)に投資し、投資成果をMSCIコクサイ指数(円ベース)の動きに連動させることを目指して運用を行うファンドです。
イオン銀行の積み立て(つみたて)NISAの始め方
近くにイオン銀行がないという方の場合は、まずはイオンセレクトからイオン銀行の口座を開設し、インターネットバンキングの利用を始めるのがおすすめです。
インターネットバンキングの利用ができるようになると、インターネット経由で積み立てNISAの口座を開設することができます。
直接窓口で相談しながら口座を開設したい場合は、実店舗のイオン銀行で開設することも可能です。
イオン銀行店舗での相談は、インターネットで事前予約が可能です。事前に相談予約をしてから来店すると、効率よく相談することができます。
イオン銀行の実店舗がない都道府県
2020年7月現在、次の県内にはイオン銀行がありません。
イオン銀行の積み立てNISAを始めたいけど、近くに店舗が無いという方は、インターネットを利用するか、近隣の都道府県にあるイオン銀行をご利用ください。
イオン銀行の積み立て(つみたて)NISAを始めよう!
イオン銀行の積み立てNISAについて解説しました。すべてのイオン店舗内にイオン銀行の店舗が存在するわけではないため、近くのイオンにはイオン銀行がないという方もいるかもしれません。
イオン銀行の積み立てNISAはパソコンやスマホを利用すれば、インターネットで口座開設をすることが可能なため、インターネットを利用すれば、無理なく始めることができます。
イオン銀行の積み立てNISAは、イオングループであるイオン銀行の商品なので、ほかの金融機関や証券会社にはない特典やメリットを利用することができます。
また、ファンドの種類や特徴、リスクの高さなどもweb上で分かりやすく紹介されているので、これから積み立てNISAを始めたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。