人気スマホ決済サービスを比較!特徴や支払方法、還元率の高さでおすすめは?

スマホ決済サービスを使いたいけれど、どれを選べば良いのか分からない方や、それぞれのスマホ決済の特徴について知りたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、人気のスマホ決済サービスを比較しながら、おすすめを紹介します。

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人気のスマホ決済サービスの決済方法を比較


まずは、人気のスマホ決済サービスの決済方法を比較します。

残高チャージ クレジットカード(後払い) 各種ポイント等
PayPay
(セブン銀行ATM、銀行口座、Yahoo!JAPANカードなど)

(還元なし)
ヤフオク、PayPayフリマからのチャージが可能
メルペイ
(セブン銀行ATM、銀行口座)
× ①メルカリの売上金で購入できるポイントが利用可能
②使った分を翌月にまとめて精算する「メルペイスマート払い」も使える
楽天Pay
(楽天カード、楽天銀行)

(楽天カード以外は還元なし)
①楽天ポイントが使える
②ラクマの売上金からもチャージ可能
d払い
(セブン銀行ATM、銀行口座、コンビニ)
①dポイントが使える
②ドコモユーザーは形態料金との合算払いも可能
③ドコモ口座残高も使える
LINE Pay
(セブン銀行ATM、銀行口座、Famiポート、東急線券売機)
× LINEポイントが使える
Kyash
(セブン銀行ATM、クレジットカード、コンビニ、ペイジー)

(後払いは不可)

今回紹介したスマホ決済サービスのうち、KyashはVISA加盟店で使える決済サービスです。Apple PayやGoogle Payにも対応していますが、QRコード決済とはサービスが異なる点に注意してください。
スマホ決済としてだけでなく、リアルカードを発行することもできます。

人気のスマホ決済サービスの還元率を比較


ポイントや残高付与の還元率について比較して紹介します。

還元率 条件など
PayPay 0.5%~1.5% ①基本付与分0.5%
②100円以上の決済回数50回以上/月で+0.5%
③利用金額10万円以上/月で+0.5%
※いずれもPayPay残高からの支払いのみが対象
メルペイ なし メルペイに還元サービスはない
楽天Pay 0~1.5% ①楽天カード以外のクレジットカードの場合:0%
②楽天カードから楽天キャッシュにチャージして支払った場合:1.5%
③楽天銀行もしくはラクマの売上金から楽天キャッシュにチャージして支払った場合:1%
④楽天ポイント支払い:1%
⑤楽天カードで支払い:1%
d払い 0.5%~1% ①店頭での支払いは0.5%
②ネットでの支払いは1%
③その他、dポイントスーパー還元プログラムで最大+7%の特典あり
LINE Pay 0~3% ①残高払いの還元率は0%
②LINEPayクレジットカードでチャージして支払った場合は1~3%
Kyash 0.5%~1% ①Kyash Card Lite、KyashCard Virtualの場合は0.5%
②Kyash Cardの場合は1%
③1ヶ月あたりの付与上限は1,200ポイント

基本の還元率に大差はありませんが、メルペイやLINEPay、楽天ペイは還元率が0になることがある為注意が必要です。また、PayPayもクレジットカード払いの場合は残高付与がありません。

人気のスマホ決済サービスの使えるお店を比較


コンビニやドラッグストアは、ほとんどのお店で今回紹介したスマホ決済が使えます。
「特定のスマホ決済サービスしか使えない」というお店があるのも事実です。

特に、個人商店などではPayPayのみを導入しているお店が多く、今回紹介したQRコード決済サービスの中で利用店舗が最も多いのはPayPayです。
行きたいお店が決まっている場合には、事前に使える決済方法を調べておくと安心でしょう。

人気のスマホ決済サービスの特徴を比較


続いては、それぞれのスマホ決済サービスの特徴をまとめて紹介します。

PayPay(ペイペイ)の特徴


PayPayの特徴は以下のの通りです。

残高チャージの必要がある

PayPayで利用特典の付与を受けるためには、残高チャージをする必要があります。銀行口座を登録すれば、アプリで簡単にチャージすることが可能です。

利用店舗数が多い

PayPayは大手コンビニやドラッグストア、百貨店や書店といった店舗だけでなく、個人経営のカフェや花屋などでも導入が多いという特徴があります。
2020年9月現在で、利用可能店舗数は全国で230万ヶ所を超えています。

ユーザー間で送金ができる

ユーザー数が3,000万人を超えるPayPaでは、アプリを使って簡単にPayPay残高の送金ができます。家族や友人に残高を送ることができるので、割り勘にも便利です。

メルペイの特徴


メルペイの特徴を紹介します。

メルカリの売上金が1円単位で使える

メルカリでは、売上金を口座に送金してもらうのに200円の手数料がかかります。しかし、メルペイで使えるポイントを購入する場合には、手数料はかかりません。
ポイントの購入は1円単位で可能なので、レジで金額を確認してから購入することができ、無駄がありません。

iD決済が使える

メルペイは、QRコード決済だけでなくiD決済も利用できます。コード決済が使えないお店であっても、iDが使えるお店ならメルペイで支払うことができるのです。

クーポンが充実

メルペイでは、コンビニやドラッグストアで使えるクーポンが常時配信されています。還元サービスがない代わりに、クーポンで利用特典が受けられます。

楽天Pay(楽天ペイ)の特徴


楽天ペイの特徴を紹介します。

楽天ポイントが使える

楽天ペイの大きな特徴は、楽天ポイントが使えることです。
通常ポイントに加えて、期間限定ポイントも楽天ペイでの支払いに利用できます。また、ポイントで支払っても、楽天ポイントが1%還元される点も人気となっています。

電子マネーでの決済にも対応

楽天ペイアプリでは、楽天EdyやSuicaといった電子マネーの決済も可能となっています。モバイルSuicaを登録しておけば、楽天ペイで電車に乗ることもできます。

d払いの特徴


d払いの特徴は以下の通りです。

他社クレジットカード支払いでもポイントが貯まる

d払いは、dカードだけでなく他社クレジットカードでの支払いを設定している場合でも200円につき1ポイントのdポイントが貯まります。(ネットでの利用の場合は200円につき2ポイント)
つまり、還元率1%の楽天カードを紐づけすれば、楽天ポイント1%とdポイント0.5%の合計1.5%のポイントが還元されます。楽天ペイに楽天カードを紐づけするよりもお得に使うことができますね。

キャンペーンが満載

2020年9月現在、d払いでは毎月「お買い物ラリー」というキャンペーンを開催しています。
対象となる加盟店のうち2店舗以上でd払いを使って決済すると、最大30%のdポイントの還元が受けられるという内容です。
また、dポイントのスーパー還元プログラムも毎月開催されており、最大で+7%の還元が受けられます。ドコモユーザーの方の中で、dカードゴールドで利用料金を支払っている方は、それだけで+1%となるので、毎月忘れずにエントリーしましょう。

LINE Pay(ラインペイ)の特徴


LINE Payの特徴を紹介します。

LINEアプリで使える

多くのスマホユーザーが利用しているLINEアプリで使えるのが、LINE Payの最大の魅力です。LINEのトップ画面からウォレットタブを選択すれば、簡単にコード表示や利用レポートの確認ができます。

クーポンが充実

LINE Payはコード決済によるポイント還元がありません。
ただし、クーポンが充実しています。コンビニやドラッグストアでの買い物がお得に楽しめます。

Kyash(キャッシュ)の特徴

最後に、Kyashの特徴を紹介します。

VISA加盟店、QUICPay(クイックペイ)加盟店で使える

Kyashは、VISA加盟店とQUICPay加盟店で使えるサービスです。利用可能店舗が非常に多いので、とても便利です。

いろいろなポイントから入金できる

Kyashは、ポイントサイトや交換サイトからの入金に対応しています。ポイントサイトでゲームや買い物で貯めたポイントだけでなく、使い道が少ないポイントを1つの交換サイトに集めてからKyashに入金することも可能です。

Kyash(キャッシュ)について詳しくはこちら

スマホ決済サービスを比較して、自分に合ったサービスを選ぼう!


今回は、人気のスマホ決済サービス6つを比較して紹介しました。
スマホ決済と一口に言っても、決済方法や還元率には、サービスごとに大きな差があります。スマホ決済サービスを利用する際は、それぞれの特徴を比較し、正しく理解したうえで、自分に合ったサービスを選ぶと良いでしょう。

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