米CboeビットコインETF申請を再び提出|専門家が予想するSECの最終判断時期とは
Cboe、VanEck・SolidXのビットコインETFを再申請
Cboe(シカゴオプション取引所)とVanEck社、SolidX社が1月24日に取り下げされていたビットコインETFに関する申請を再度、米SECに提出したことが判明。早くても、10月上旬までは最終判断は出ないと専門家は述べている。

ビットコインETF再申請へ

昨年6月にビットコインETFを申請し、1月24日に申請を一時的に取り下げていたCboe(シカゴオプション取引所)、VanEck社とSolid X社が再びビットコインETFの再申請を行なっていることが発表された。

金のETFなどを提供することで定評のあるVan Eck社のデジタル・アセット戦略部門のディレクターを務めるGabor Gurbacs氏は以下の様に申請が提出されたことを明らかにした。

VanEck社とSolidX社のビットコインETF申請がCBOEにより提出された。全てのチームの努力の結果だと言える。

今回Cboeが米SEC(証券取引委員会)に提出した書類(19b-4)はSECのビットコインETFに関する規制の変更を要請するもので、一般公開されている。

出典:

先週、1月24日にビットコインの申請が取り下げられた際、VanEck社のCEOである Jan Van Eck氏は米政府の「政府閉鎖」(Government Shutdown)を要因として挙げていた。しかし申請が取り下げられた翌日、米トランプ大統領が暫定予算案に署名したことで、3週間の期間、政府閉鎖が解除されることが決定されていた。

ビットコインETFが取り下げから一週間後、再度申請されたことについて専門家の米弁護士Jake Chervinsky氏は以下のように言及した。

CBOE、VanEck、SolidXは新しいビットコインETFの申請を提出するのに時間を無駄にしなかった。

SECの最終判断へのカウントダウンはETFの申請が連邦官報に掲載されるまで始まらないため、早くても10月初旬までは審査の時間が必要となるだろう。

また再申請されたビットコインETFに関する書類の中には以前の申請と異なる点も確認されているため、詳細記事を後ほど公開する予定です。

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2019-01-28 08:57
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