ポイント制度が乱立する昨今、その中でもひときわ目にする機会が多いのが楽天ポイントです。楽天経済圏という言葉すらあるほどで、ネットショッピングや旅行、携帯電話(通信)、銀行、クレジットカード、保険、電気など同社が展開するサービスは、私たちの日常生活の至る所で目にする機会があります。
そんな楽天が展開する楽天証券においてもiDeCoの取り扱いがされており、サービスも非常に充実しています。この記事では、楽天証券のiDeCoと楽天ポイントに焦点を当てて解説します。
楽天証券のiDeCoは楽天ポイントを貯められる?
iDeCoで投資信託を購入したことによって、直接的に楽天ポイントが貯まるということはありません。
過去にはiDeCoでの投資信託の評価額に対し、一定割合のポイント(上限あり)をプレゼントするというキャンペーンもありましたが、現在は実施されていません。
ただし、楽天証券でポイントを使って投資信託を購入(500円以上)すると、SPU(スーパーポイントアッププログラム)達成となり、楽天市場などでの買い物で得られる楽天ポイントが+1倍されます。普段から楽天が展開するサービスを利用されている方にとっては大きなメリットとなります。
本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新情報は楽天証券公式サイトにてご確認ください。
楽天証券のiDeCoは楽天ポイントが当たるキャンペーンを開催中!
2020年12月現在、楽天証券では新規にiDeCo口座を開設したユーザーに対し、抽選で最大10万ポイントが当たるキャンペーンを実施しています。
キャンペーンにエントリーして必要書類を請求し、2020年12月30日までに必要事項を記入の上、書類を返送(必着)した方の中で、2021年2月28日時点で口座開設が完了している方が本キャンペーンの抽選対象となります。
iDeCoを始めてみたかったけどなんとなく先延ばしになっているという方は、この機会にぜひ申込んでみましょう。
※キャンペーン内容については2020年12月時点の楽天証券公式サイトの情報を参照しています。
楽天証券のiDeCoは紹介プログラムでも楽天ポイントがもらえる
上記のキャンペーンに加え、現在、楽天証券ではご家族・お友達紹介プログラムも実施されています。
これは、楽天証券のiDeCoを利用している方が、自身の家族や友達に楽天証券を紹介し、紹介された方が新しくiDeCoに加入するなどの条件を満たした場合、双方に楽天ポイントを200ポイント付与するというものです。
ご家族・お友達紹介プログラムの流れ
キャンペーンの大まかな流れは以下の通りです。
紹介状を家族や友達に配信
すでに楽天証券に加入しているユーザーから紹介したい方に、キャンペーンページのURLが記載された紹介状を配信(LINE、メール、メッセンジャーの3種類の方法があります)。
iDeCo加入申込書の請求
紹介された方(家族や友達)が紹介状に載っているURLのリンク先より、iDeCo加入申込書を請求します。
iDeCo加入でポイント付与
紹介された方(家族や友達)が楽天証券から送られてくる申込書類に必要事項を記載の上で返送し、紹介日から5ヶ月以内に正式に加入がなされた場合(初期設定手続きも含む)、双方に楽天ポイントが200ポイント付与されます。
楽天証券のiDeCoがおすすめのポイントは?
たくさんあるiDeCo取り扱いの金融機関のうち、楽天証券のiDeCoがおすすめとされるポイントはどのようなところにあるのでしょうか。
運営管理手数料が無料
iDeCoは原則60歳になるまで資産の換金・引き出しをすることができません。個別株式や暗号資産の売買を繰り返して短期的に利益を得るといった投資スタイルではなく、基本的には長期的な視点に立って資産形成を目指すものです。
つまり、購入した金融商品(投資信託)は長期保有が前提となりますので、月々の固定費(=手数料)をなるべく低く抑える必要があります。
この固定費として主にかかるものが、次の3種類です。
- iDeCoのサービス主体である国民年金基金連合会に支払う手数料(105円/月)
- 国民年金基金連合会から委託を受けた金融機関に支払う手数料
- 金融機関に支払う運営管理機関手数料
①~③のうち、①についてはどこでiDeCo口座を開設しても必ずかかる定額の費用となっています。つまり、②と③をどれだけ抑えられるかという点が、どの金融機関でiDeCo口座を開設先するのかの判断材料の1つとなるということです。
楽天証券は③の運営管理機関手数料が、条件なしに誰でも無料に設定されています。
近年、③を無料とする金融機関も増えてきているため、楽天証券独自の特典とは言えませんが、毎月数百円の手数料を取っている金融機関もありますので、無料は大きなメリットと言うことができます。
サポートが充実
楽天証券のiDeCoの最大のメリットの1つが、そのサポート体制にあります。とりあえずiDeCo口座は開設したものの、これまで投資経験もほとんどなく、どの投資信託を購入すれば良いか分からないというような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
楽天証券では、最新の市場動向や先行き予測、投資方向性に関するアドバイスなど、専門家によるコラムや動画配信がこまめにアップされ、情報収集に困ることはありません。
これらのコンテンツで勉強を重ね、少しずつでも良いので自分なりの投資方針を確立していきましょう。
もちろん、投資経験が豊富な方にとっても有益な情報がたくさん盛り込まれています。これとは別に、iDeCoに関する疑問や不安を解消するためのウェブセミナー(参加費無料)も随時開催されており、人気を博しています。
運用コストを抑えた商品ラインアップ
投資信託を保有するには信託報酬という費用がかかります。信託報酬とは、投資信託の管理・運用を任うファンドに対して支払う費用のことで、その銘柄を保有している間は継続的に発生するものです。
楽天証券では、この信託報酬が低利率(0.1%以下のものもあり)の投資信託も数多く取り扱われています。iDeCoは商品の長期保有が前提となりますので、固定費はなるべく抑えたいものです。
楽天証券の取扱商品はラインアップが豊富なため、さまざまな二ーズに合わせた商品選定が可能となっています。
楽天証券のiDeCoは楽天ポイントは貯められないがキャンペーンなどが充実
この記事で紹介したように、楽天証券のiDeCoで投資信託を購入した場合でも、それによって直接楽天ポイントが貯まると言うことはありません。しかし、iDeCoを取り扱う他社と比較しても、楽天はキャンペーンが非常に充実しています。
新規でiDeCo口座を開設した場合の方のみが対象のものもあれば、既存ユーザーも対象になるものもあり、内容はその時々によります。サービスの中身も非常に充実していますので、他金融機関にはあまりない臨時のキャンペーンも1つの楽しみとして、楽天証券のiDeCoを利用してみてはいかがでしょうか。