先行きが見えない社会情勢の中で、自分で資金を運用していくことの重要性が高まっています。その中で、特にiDeCoの果たす役割が大きいのですが、特に楽天証券のiDeCoは始めやす良いという点もあり人気を博しています。
楽天証券のiDeCoは具体的にどのような理由でおすすめできるのでしょうか。
楽天証券のiDeCoがおすすめの理由は?
楽天証券は、楽天グループが運用している証券会社です。楽天では、楽天銀行や楽天カードなどの金融系サービスを提供しており、そのノウハウの高さが魅力的です
楽天証券においても、ほかにはない魅力にあふれたサービスを提供していて、以下のような点でおすすめできます。
口座管理手数料がリーズナブル
資金運用していく上で、まずは口座開設を行う必要があります。銀行口座であれば、基本的に無料で開設できますし、維持費はかからないことが多いです。
ただ、証券系口座の場合は口座管理手数料がかかるのが実情です。さらに、iDeCoの場合は加入手数料が最低でも2,829円(税込)かかるために、ランニングコストを見込んで運用する必要があります。
口座管理手数料については、各証券会社によって大きな開きがあるのですが、なるべく安いところを利用すると有利に取引できます。その意味では、楽天証券では加入手数料と口座管理手数料ともに業界最安値を売りとしているのが特徴です。
これによって、誰でも気軽に始めやすいというメリットがあります。
サポート体制が充実
初めてiDeCoで資金運用をスタートさせたいと思っていても、いざどのような準備が必要であるかを理解するまでに苦労するものです。自分で調べて対応するのも良いですが、利用する証券会社にアドバイスを受けながら行った方が効率良く取引開始できます。
また、実際に運用していくなかで生じた疑問点などをサポートしてくれる窓口が充実しているかどうかも、証券会社を選ぶポイントです。楽天証券では、平日は午前10時から午後7時まで、さらに土曜・日曜・祝日は午前9時から午後5時まで電話によるサポートを行っています。
また、AIチャットは24時間対応しており、いつでも気軽に相談を行えます。
スマホサイトが充実
外出先でもiDeCoの情報が見たい場合、スマートフォンで見れるかどうかが重要なテーマとなります。
楽天証券はスマートフォンにも対応していることで、アプリを使用しているかのように気軽にアクセスできます。
楽天証券のiDeCoおすすめ銘柄3選
楽天証券のiDeCoとしては、さまざまな銘柄の商品が存在しています。
その中でも、特におすすめしたい銘柄を紹介します。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
アメリカでは、空前の株価の上昇傾向が続いています。楽天・全米株式インデックス・ファンドは、そのアメリカにおける株を中心に運用する商品となっています。
楽天・全米株式インデックス・マザーファンドを通じて、主にバンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資しているのが特徴です。
楽天・全米株式インデックス・ファンドがおすすめの理由
楽天・全米株式インデックス・ファンドでは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスと呼ばれる円換算ベースに連動する投資成果を目指しています。
原則、為替ヘッジは行っていないのが特徴です。好景気が続くアメリカ株の運用ですし、高い利回りという点も評価できます。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、全世界の株を投資対象としている商品です。
楽天・全米株式インデックス・ファンドと比較して、よりグローバルな視点で投資を行っていているのが特徴です。
ファミリーファンド方式で運用しており、7月決算となります。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドがおすすめの理由
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017で1位を獲得するなど、高い注目度を誇ります。
アメリカやヨーロッパ、日本などの先進国だけでなく、中国やインドといった新興国を含む45ヶ国以上が投資対象となっていて、長期投資により低コストで運用できる点も評価できます。
セゾン資産形成の達人ファンド
セゾン資産形成の達人ファンドは、国内外の投資信託証券です。一貫しているのが長期投資であり、長期的な資産の成長を図っています。
市場動向を勘案しながら、投資比率や投資タイミングを見極めることで、複数の投資信託証券に分散投資してアセットアロケーションが形成されています。
フィーレベルが安いですが、安心感のあるファンドです。
セゾン資産形成の達人ファンドがおすすめの理由
全世界の株式を投資対象としたアクティブファンドであるセゾン資産形成の達人ファンドは、債券を50%含むセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドよりもリスクは高いです。
一方で、高いリターンを狙うファンドですので、思わぬ高配当を得ることを狙え、1.35±0.2%という信託報酬という点も魅力的です。
楽天証券のiDeCoおすすめポートフォリオは?
利益も大事ですが、なるべく安心して取引したいものです。そこで、安定したバランスが取れるようなポートフォリオの組み合わせを重視すべきです。
楽天証券のiDeCoおすすめポートフォリオとしては、以下があります。
国際分散を考えたポートフォリオ
株式だけでなくインデックスなども見て、国際分散も考えたポートフォリオとして以下の組み合わせがおすすめです。
全世界株:20% 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
先進国債券:10% たわらノーロード先進国債券
ハイリターンを狙えるアメリカ株に多く配分し、その他国の株式に20%配分します。
さらに、先進国債券によって大きなリターンを期待する一方で、リスクも考えて配分を抑えめにしておくのがベターです。
ハイリスクハイリターンを狙ったポートフォリオ
ハイリスクハイリターンをより狙っていきたい場合は、以下のポートフォリオがおすすめです。
先進国株:60% たわらノーロード先進国株式
新興国株:30% インデックスファンド海外新興国株式
世界経済インデックスファンドを参考にした場合、この配分がベターとなります。
日本株は将来性があるとは決して言えない状況もあって、あえて配分を落としているのがポイントです。
安定的な運用を目指したポートフォリオ
リスクを多少なりとも減らして、安定的に運用したい場合は以下がおすすめです。
先進国株式:30% たわらノーロード先進国株式
新興国株:15% インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
国内債券:10% たわらノーロード国内債券
先進国債券:30% たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)
新興国債券:10% インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
スタンスとしては、証券を半分程度持つことでリスクを回避している点にあります。
また、海外系の株式は回避してよりリスクを低減させています。
楽天証券のiDeCoおすすめの割合は?
iDeCoでうまく利益を上げるためには、割合を重視したいものです。
以下の割合で配分するのがベターです。これは、市場ポートフォリオに従った配分であり、初心者の方にとっては特におすすめできます。
ある程度経験を積んだ段階で、リスクを考え自分なりに配分を研究して投資していくと良いでしょう。
楽天証券のiDeCoがおすすめ!
楽天証券では、さまざまなiDeCoの商品を取り扱っています。中にはハイリスクハイターンのものも多数あり、大きな利益を上げることも可能です。
リスクもしっかりと考慮して、最適なiDeCo商品に投資してみませんか。