SBI証券のiDeCoにログインするには?パスワードを忘れた場合の対処方法を紹介

iDecoを取り扱う金融機関はいくつもありますが、その中で最多の口座開設数を誇るのがSBI証券です。各種アンケートにおいて顧客満足度ランキングの上位を飾るなど、多くの方に支持されている金融機関の1つと言えます。

そんなSBI証券のiDeCo口座で、ログインができなくなった場合、どうすればよいのでしょうか。この記事ではその対処方法を紹介していきたいと思います。

SBI証券のiDeCoのログイン方法は?

SBI証券のiDeCoのログイン方法は?

SBI証券でiDeCoの口座開設の申込書類を送ると、一定の審査期間を経た上で、各種通知書が返送されてきます。
iDeCo口座にログインするためには、返送されてきた書類に同梱されている「ID及び初期パスワードのお知らせ」という書面が必要ですので、まずはこの書面を手元に用意しましょう。

公式サイトにアクセス

SBIベネフィット・システムズWEBサイトにアクセスします。

IDとパスワードを入力

表示されたページ内の「加入者サイトへログイン」というタイトルの下に、「ID」と「パスワード」を入力する欄があります。「ID及び初期パスワードのお知らせ」内に記載されている内容を入力しましょう。IDは10桁の半角数字、パスワードは数字とアルファベットが組み合わさった10~15文字です。

ログイン

ID、パスワード入力欄の右下にある「ログイン」ボタンをクリックしてログインします。
※パスワード欄はセキュリティの仕様上、文字が表示されず「●●●●●」という表示になります。エラーでログインに失敗する場合は、メモ帳やWordなど、入力した文字が見える状態でパスワードを打ち込み、コピー&ペーストしてみましょう。

SBI証券のiDeCoにログインできない場合の対処方法は?

SBI証券のiDeCoにログインできない場合の対処方法は?

自分のiDeco口座アカウントにログインできない場合、IDが分からないのか、パスワードが分からないのかによって対処方法が異なります。

IDが分からない場合

SBIベネフィット・システムズへ電話で問い合わせます。その際、本人確認のために基礎年金番号を聞かれますので、答えられるようにあらかじめ調べておきましょう。

SBIベネフィット・システムズ コールセンター

0120-652-401
営業時間:月~土 10:00~18:00
(祝日、年末年始、メンテナンス日などを除く)

パスワードが分からない場合

パスワードを忘れた、もしくは複数回誤入力してアカウントがロックされてしまった場合、パスワードの再発行手続きが必要となります。SBIベネフィット・システムズホームページから再発行の申請ができます。

その際、本人確認のためにID(加入者コード)が必要になりますので、あらかじめ準備しておきましょう。なお、パスワードの再発行はセキュリティの都合上、メールや電話ではできません。後日、指定した住所に郵送で書面が届きます。

SBI証券のiDeCoに申し込み後ログインできるようになるのはいつ?

SBI証券でiDeCo口座開設の申込書類を送ると、一定の審査期間を経た上で、各種通知書が返送されてきます。その中に「ID及び初期パスワードのお知らせ」が同梱されており、この書類が届いた時点で口座にログインできる状態になっています。

SBI証券のiDeCoにログインするとどのような機能が利用できる?

SBI証券のiDeCoにログインするとどのような機能が利用できる?

SBI証券のiDecoアカウントでは、保有資産状況の確認や売買設定、同社が扱う商品(投資信託)の詳細内容の確認などの機能が使えます。主な機能について見ていきましょう。

現在の資産状況の確認

これまでの拠出金の合計額と、保有している投資信託の評価額の合計額が表示され、差し引きの損益が一目で確認できるようになっています。1回目の掛金の拠出がなされるまでは、すべての項目に0円が表示されています。

資産状況の確認のポイントとして、1回目の掛金が拠出された後、いきなり損益がマイナス(3,000円程度)になっていることに気がつくかもしれません。
投資信託購入の際にかかる手数料(SBI証券の場合、初回手数料2,829円)は掛金から差し引かれることになっていますが、掛金の拠出と実際に投資信託が購入されるのには少し時間差があります。最初は手数料の分だけ、損益がマイナスでスタートすることになります。
もちろん、投資信託が購入され、その後、基準価額が上がれば手数料分のマイナスが縮小・プラスに転じさせることができますし、反対の場合はマイナスの額がさらに大きくなります。

掛金の配分割合の確認

現在の掛金で、どの商品をどれだけ買う設定になっているのかが、トップページから確認できます。月々いくらの掛金を拠出するかは、iDeCo口座開設申込時にすでに決定しているはずです。

最初は掛金の100%が元本確保型の商品を購入する設定になっているので、自分自身で購入したい銘柄を選択しなければなりません。その際は「掛金の配分割合を指定する」ボタンから設定画面に進みましょう。

運用商品に関する情報の確認

SBI証券のiDeCo口座で購入できる全商品に関する情報が確認できます。個々の投資信託の選定理由や、過去数年に渡る騰落率一覧、信託報酬の割合などの一覧が掲載されていますので、どの投資信託を購入するのか、自分の購入している投資信託は他商品と比べて成績はどうなのかなど、定期的に情報を確認することをおすすめします。

なお、トップページ上にはSBI証券のiDeCo口座利用者が実際にどの投資信託を購入しているのかがランキング形式で発表されていますので、商品選定の参考にすることもできます。

スイッチングの実行

スイッチングとは、すでに保有している投資信託を売却し、その売却資金を活用して別の投資信託を購入することを言います。現在保有している商品の評価額が十分上がったためいったん売却して利益を確定させ、よりリスクの低い商品や元本保証型の商品にその資金を振り分けたい、といった場合がスイッチングにあたります。

SBI証券では月ごとにスイッチング設定の締切日が設けられており、この締切日までに設定をし終えれば、その月に指定銘柄の売却・新たな銘柄の購入が行なわれます。締切日を過ぎてしまうと、次の月の締切日を過ぎてからの実行となります。なお、上場株式の取引とは異なり、スイッチングはすべての取引が完了するまで10日以上かかることもあります。

取引履歴等の確認

どの商品をいつ、いくらで購入したのかといった取引履歴の確認(過去1年分)や、月々どれだけの手数料を支払ってきたのかなどが確認できます。

SBI証券のiDeCoにログインしてみよう

SBI証券のiDeCoにログインしてみよう

iDeCo口座を開設した理由は人それぞれでしょうが、将来を見据えた資産形成のためという方は少なくないと思います。節税がメインの目的で、運用益は期待しないという方は別ですが、うまく運用を行なって将来につなげたいという方は、口座申込後、書類が返送されてきたら、アカウントにログインしましょう。

初期設定では掛金のすべては元本確保型商品を購入するようになっていますので、まずはどの商品を購入するのか、情報収集も含めた行動を自分なりに起こし、第一歩を踏み出しましょう。

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