ECプラットフォームのShopifyを運営するShopify Inc.が2021年2月24日(水)、ByteDanceが運営するショートムービープラットフォームのTikTokとの日本における提携を発表した。
ソーシャルメディアとeコマースの融合
Shopifyは2020年、アメリカにおいてTikTokとの提携していたが、今回新たに日本でも提携を発表。
Shopifyと「TikTok For Business」が連携できるようになり、Shopifyの管理画面からTikTokへ動画広告の出稿が可能となった。
本機能は、「Shopifyアプリストア」で配信中の「TikTokチャンネルアプリ」から利用でき、商品画像や動画をアップロードすることで、自動カスタマイズされたサンプルを使って動画を制作できるようになっている。
2020年に実施されたTikTokの調査によると、昨今の生活様式の変化に伴い、購買行動は従来の「認知・興味・比較・検討・購入」という順序ではなく、「興味」からダイレクトに「購入」へとつながる「興味突破」へシフトしていくという。
Shopifyの地域統括マネージングディレクターであるショーン・ブロートン氏は提携について「ソーシャルメディアとeコマースの融合を利用し、顧客にシームレスなデジタル体験を提供する事業者がさらに増えると予想されます。そんな中、ShopifyはTikTokと提携することで、収益に直結するインタラクティブなコンテンツを通じて消費者とつながるための新しい方法を日本のShopifyを利用する事業者に提供できることに対して、非常に嬉しく思います」と述べている。