ビューカードとはビューカード社が発行する多機能型クレジットカードです。ビューカードはクレジットカードとして利用できるだけでなく、Suicaとしても利用できるので電車やバスを利用する際にも活用できます。
この記事では、そんなビューカードの口座変更の方法を詳しく解説します。
ビューカードの口座変更はなぜ必要?しないとどうなる?
結婚などによって姓が変更になる場合には、銀行口座だけでなく、クレジットカードの口座の名義変更が必要になります。口座変更手続きを忘れてしまうと、思わぬトラブルになってしまうこともあるので事前に確認しておきましょう。
クレジットカードの振替口座の口座名義を変更したにもかかわらず、クレジットカードの口座変更手続きを怠ってしまうと、利用停止になってしまう恐れがあります。
また、クレジットカードの利用代金の引き落としがされずに延滞扱いとなり、遅延損害金の請求がされたり、海外渡航時に利用したことで不正利用を疑われる可能性があります。
ビューカードの口座変更方法は?
ビューカードの引き落とし口座の変更方法について解説します。しっかりと確認して手続きを怠ることがないようにしましょう。
インターネットから変更用紙請求をする場合
インターネットからの変更用紙の請求は24時間いつでも可能です。
まず、インターネットサービス「VIEW’s NET」へアクセスします。「VIEW’s NET」の新規登録(無料)を完了するとインターネットから請求、もしくはインターネット上でダウンロードできます。
電話から変更用紙請求をする場合
インターネットと異なり、電話から変更用紙を請求をする場合は9時から17時30分の間に電話する必要があります。
まずは以下のビューカードセンターへ電話し、オペレーターに変更用紙がほしい旨を伝えます。9時~17時30分まで利用が可能です。
電話番号:03-6685-7000
受付時間:9時~17時30分
ビューカードの支払い口座に設定できる金融機関は?
支払い口座の取り扱い金融機関は、ゆうちょ銀行・都市銀行・地方銀行・第二地方銀行・信託銀行・その他銀行(新生・あおぞら・住信SBIネット・楽天)・各都道府県の信用金庫、信用組合、農業共同組合です。
なお、支払い口座に設定できる口座は原則として本人会員と同一かつ個人名義の普通預金口座に限られます。法人口座の利用はできません。
ビューカードの口座設定をオンラインでするには?
インターネットからの申し込みの際に、支払い口座をオンラインで選択すると、原則として書類の郵送が不要となります。
ちなみに振替口座に指定した金融機関や口座振替の手続きの状況次第では、ビューカード社が郵送する書類の案内にしたがって、書類を用意し提出が求められる場合があります。
オンライン口座振替ができる金融機関
オンライン口座振替ができる金融機関は、ゆうちょ銀行・都市銀行・その他銀行(住信SBIネット銀行・新生銀行・あおぞら銀行)・地方銀行・第二地方銀行・信用組合・労働金庫です。
なお、支払い口座は本人会員と同一かつ個人名義の普通預金口座に限られます。
オンライン口座振替設定方法
ビューカードにインターネットから申し込むと、まず会員規約・特約および個人情報の取り扱いに関する重要事項に同意の上、氏名や住所などのお客さま情報を入力します。
お客さま情報入力後に引き落とし口座設定画面に切り替わるので、「オンライン口座振替」を選択してください。
手続き時には振替口座に指定する銀行のキャッシュカードや通帳を手元に準備した上で申込みください。
なお、金融機関でのサービス利用停止時は、オンライン口座振替の設定ができませんので、金融機関のサービス時間を事前に確認しておきましょう。
ビューカードの口座変更をする際の注意点
ビューカードの口座変更の手続きは簡単に行うことができますが、口座変更の際に気をつけておかないと、あとでトラブルに発展する可能性があることもあります。
ビューカードの口座変更をする際の注意点を3つ解説します。
口座情報を間違えないように注意する
口座情報の変更前・変更後に口座情報を間違えないように注意が必要です。オンラインで申し込む際には濁音や小さい文字などが抜けがちなので、送信する前に確認しておきましょう。
また、書面で郵送する際には「支店」「支店番号」「口座の種類」「口座番号」など特に重要な情報は間違えないように注意しながら入力しましょう。
口座情報の入力・記入ミスが発覚した場合には口座変更手続きをもう1度やり直すことになってしまいます。
変更前の口座にお金を残しておく
ビューカードの口座変更手続きをしてから、実際に口座が変更されるまでは若干のタイムラグがあります。手続きが完了するまでは変更前の口座からクレジット代金が引き落とされることになりますので、ある程度のお金を変更前の口座に残しておきましょう。
万が一、変更前の口座から引き落としができなかった場合には遅延損害金を請求される可能性があります。遅延損害金を請求されると信用情報に傷が付き、各金融機関で共有されているブラックリストに記録が残ってしまい、今後クレジットカードを作れなくなる可能性があります。
どうしても変更前の口座にお金を残せない場合には口座変更手続きを行ったあとに事前にビューカード社に電話をして、手続きの進捗状況について問い合わせをしましょう。
ビューカードが複数ある場合の手続きを忘れない
ビューカードのクレジットカードを複数枚持っている場合に、すべてのクレジットカードについて口座変更手続きをするのか、一部のみ口座変更手続きを実施し、他は変更しないのかを最初に決めておきましょう。
口座を変更するクレジットカードを決めたら、「クレジットカードの種類」「手続き方法」「手続き完了日」などをまとめておき、情報が混乱しないように整理しておきましょう。
また、複数のクレジットカードを持っている場合にうっかり1枚だけ口座変更手続きを忘れてしまうこともあります。その際に変更前の口座残高が不足していると引き落としができず、遅延損害金を請求される可能性があるので、複数のクレジットカードの口座変更手続きの際には変更前の口座に一定額のお金を残しておきましょう。
ビューカードの口座変更をしてみよう
特別な理由がない限りは特に口座変更の手続きをする必要はありません。しかし、結婚などによって姓が変更になる場合には、銀行口座だけでなく、クレジットカードの口座の名義変更が必要になります。
ビューカードの口座変更手続きは書面で簡単に行うことができますので、必要な場合には落ち着いて手続きを確認して、口座を変更しましょう。