オイシックス、野菜のアップサイクルにより食品ロス1トン削減達成へ

農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地が、2021年7月8日(木)より開始した食品ロス解決サービス「Upcycle by Oisix」より販売しているPB商品「ここも食べられるチップス」の発売から1週間で、目標の月2トンに対して約0.7トンの食品ロス削減を実現したことを発表した。

「Upcycle by Oisix」では、畑や加工現場から出た廃棄食材を活用し、より環境負荷が低く、新たな価値を加えたアップサイクル商品を開発。

第1弾として発売された「ここも食べられるチップス」は、冷凍ブロッコリーのカット工場で花蕾をカットしたあとに残る茎を使用した「ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎」と、大根の漬物の製造工程で発生した大根の皮を使用し、揚げて食べやすいチップスに仕上げた「ここも食べられるチップス だいこんの皮」の2種類を展開している。

「ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎」は、発売から1週間で販売計画の3倍以上、食品ロス削減量は計画の0.5トンに対して約1.4倍の0.7トンを実現した。食品ロス削減量は、2021年7月中に1トンを達成見込みとのことだ。

また「ここも食べられるチップス だいこんの皮」も、発売1週間で販売計画の約2倍、食品ロス削減量は約155kgを記録した。

オイシックス・ラ・大地では今後もアップサイクル商品開発を積極的に展開し、3年後には年間約500トン、商品製造に関わる提携先100社の食品ロス削減を目指すとのことだ。

Upcycle by Oisix

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