Uber Eatsの配達員は好きな時間に働けるのが魅力です。
一方で、「どうやってUber Eatsで配達を始めるの?」「始めるにはどう手続きしたら良いの?」など疑問を持つ方はいるはず。
そこで今回、Uber Eatsで累計2,000回以上配達を経験してきた高梨ことりさんのお話を元に、Uber Eatsの配達員の始め方と条件について紹介します。
Uber Eatsの配達員を始めようとしている方はもちもん、始め方が分からない方は必見です。
高梨ことり さん
2019年12月よりUber Eatsの配達員を開始。これまでに2,000回以上配達を経験。
Uber Eats配達員の始め方 5つの手順と条件
ここでは、Uber Eatsの配達員になるための条件や手順を解説します。
Uber Eats配達員になるための条件
Uber Eatsの配達員になるための条件は、次の通りです。
この2つの条件を満たし、身分証や配達のときに使う車両(自転車、バイクなど)を用意することで、誰でも働くことができます。
また、配達員になるために特別な資格は不要で、面接もありません。
Uber Eats配達員になる手順
Uber Eatsの配達員になるための手順を順番に解説していきます。
アカウントの作成
Uber Eatsの公式サイトでアカウントを作成します。
アカウントを作成する際に必要な項目は、次の通りです。
電話番号は配達中のトラブルなどに対応できるよう、携帯電話の番号を登録することをおすすめします。
都市の項目は、稼働する予定のエリアを選択してください。登録した都市は後から変更することも可能です。
項目の入力が完了したら、配達で使う車両を選びます。
配達で使える車両は次の4つです。
車両は、登録後に変更することも可能です。登録した車両とは違う車両で配達するとアカウント停止となるため、車両を変えた場合は必ず変更手続きを行いましょう。
また、Uber Eatsでは2021年6月より一部地域で徒歩配達にも対応しています。
徒歩配達が可能なエリアは東京都の23区のみでしたが、2021年9月より仙台市、横浜市、名古屋市、大阪市、福岡市など21都市でも対応しました。
書類のアップロード
アカウントを作成したら、プロフィール写真と書類をアップロードします。
プロフィール写真は、顔がはっきりと写るように帽子・マスク・サングラスなどは着用せずに撮影しましょう。
書類のアップロードは、登録する車両によって異なります。
車両ごとに必要な書類は次の通りです。
外国籍の方は、パスポートや在留カードも提出する必要があります。
2021年9月現在、一部地域では日本国籍を所持していない方の登録を一時停止しているため、登録する際は注意しましょう。
プロフィール写真と書類をアップロードしたら、承認されるまで待ちます。審査の承認までは1週間程度かかります。
銀行口座の登録
プロフィール写真と書類をアップロードしたら、報酬を受け取る際に必要な銀行口座を登録します。
報酬を受け取る際におすすめの銀行口座は、次の通りです。
2行は振込時のトラブルもなく、Uber側も登録をすすめています。報酬の振込は海外送金のため、ゆうちょ銀行、信用金庫、ネット銀行の口座は使用できません。
なお、銀行口座の登録は配達後でも可能です。高梨ことりさんも配達後に口座を登録しましたが、支払いが遅れる以外の問題はなかったそうです。
Uber Driverアプリのインストール
審査の承認まで待っている間、配達員専用アプリ「Uber Driver」をインストールします。
Uber Driverは、配達リクエストの受付から配達完了まで一連の業務を行う際に必要なアプリです。
売上の確認、インセンティブが発生しているエリアなども確認できます。
iPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playでインストールすることが可能です。
インストールが完了したら、Uber Driverを起動し登録したメールアドレスとパスワードでログインすることで利用できます。
アマゾンで配達バッグの購入
審査の承認を確認したら、アマゾンで配達バッグを購入しましょう。配達バッグの購入は自己負担です。
2020年3月以前は、パートナーセンターで配達バッグの受け渡しを行っていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で登録はすべてWeb完結となり、配達バッグは各自アマゾンで手配することになったのです。
配達バッグの使用は強制ではないため、市販の配達バッグを使っていても問題ありません。
Uber Eats配達員が配達前に準備すべき物
ここからは、配達前に準備が必要な物を紹介します。
通常配達と現金配達で必要な物が異なるため、それぞれ見ていきましょう。
通常配達
通常配達の場合、必要な物は次の通りです。
Uber Driverを使用すると電池の消耗が早いため、モバイルバッテリーは必須です。
移動中の振動などで料理がこぼれてしまうのを防ぐため、配達バッグの中には必ず緩衝材・保温材などを入れるようにしてください。
料理をこぼしてしまうと、注文者とのトラブルへ発展してしまう可能性があります。
現金配達
現金配達では通常配達に加えて、次の4つも必要となります。
1円・10円・100円などさまざまな小銭に対応できるよう、コインケースはすべての小銭が入るタイプの物を用意すると良いでしょう。
電卓はスマホの電卓より、市販の電卓を使ったほうがスムーズにお釣りの計算ができます。
高梨ことりさんの場合、お釣りは次のように用意しているそうです。
現金配達では1円・10円・100円玉と1,000円札を使用する頻度が高いため、多めに用意しておくのがおすすめとのことです。
必要な物を事前に用意しないと、注文者とのトラブルが起こってしまう他、低評価がついてしまう可能性もあります。
Uber Eatsの配達のやり方
Web登録が完了し、必要な物がそろったら配達をスタートできます。
Uber Eatsにおける配達の流れは次の通りです。
- Uber Driverを起動し、オンライン状態にして待機する
- 配達リクエストを受けたら店舗へ向かう
- 店舗で商品を受け取ったら注文者の元へ向かう
- 到着後、注文者へ商品を渡す
配達の方法は難しくなく簡単に行えます。最初は慣れないかもしれませんが、配達しているうちにすぐにコツを掴めるようになります。
Uber Eatsで稼げる時間帯は次の通りです。
高梨ことりさんによると、上記の時間帯は一番注文が多く、稼働すれば通常よりも稼げるそうです。
Uber Eats配達員を始めたきっかけは?
ここでは、高梨ことりさんがUber Eatsの配達員を始めたきっかけを紹介します。
当時は貯金がなく転職活動の費用を稼ぎたかったのと、会社にばれずに隙間時間で副収入を得たかったという理由が、Uber Eatsで配達を始めるきっかけとなったのです。
実際に配達を始めるとすぐに1日1万円を稼ぐことがてき、約半年で転職費用が貯まりました。
会社にもばれず、仕事終わりや休みの日などの隙間時間で副収入を得ることができました。
Uber Eats配達員の始め方を知っておこう
Uber Eatsの配達員の始め方について、高梨ことりさんの経験をもとに紹介してきました。
Uber Eatsでは特別な資格や面接は不要で、Webから誰でも配達員の登録ができるため、Uber Eatsの配達員を始めてみたい方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか。
高梨ことり さん
2019年12月よりUber Eatsの配達員を開始。これまでに2,000回以上配達を経験。