
ようやくビットコイン(BTC)が大きく反発してきました。これといって大きなきっかけはなかったのですが、イーサリアム(ETH)のコンスタンティノープル(ハードフォークの名前)が今月末実施の見通しが経ってきたことでしょうか。
コンスタンティノープルは今まで数度の延期となっており、今回こそは成功してほしいところですが、先月と同様に期待で買われて失望に変わらないことを願うばかりです。
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ETHベースのトークンも上昇し、仮想通貨市場全体が盛り上がったことは間違いないでしょう。
ビットコインキャッシュ(BCH)が滑落する中、上位に顔を見せてきたのは老舗コインです。今日はライトコイン(LTC)からチャート分析していきましょう。
ライトコイン(LTC)、ミンブルウィンブルの実装期待で大幅上昇
出典:DMM Bitcoin
LTC/JPY(ライトコイン/円)の日足です。当コラム、ここ何回か連続的に推してきましたが、先月から順調に上値を伸ばしてきております。
先日、Beamというコインの技術であるMimbleWimble(ミンブルウィンブル)の実装をライトコインも採用しようといった動きがあり、これを好感して大きく上昇をしました。ブロックチェーン上のトランザクションに匿名性を高めるような処置のようで、トランザクションをぼかすような役割を果たすようです。
LTC価格は4,400円、5,000円とレジスタンスラインを突破し、5,100円を抜けようかという展開です。ここを抜けますと視界良好、6,000円近辺まで上値を伸ばせるでしょう。
一目均衡表の典型的な上昇トレンド、「三役好転」シグナルが点灯しており、日足ベースで大きな上昇相場となりました。
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RCI26(水色)が+8%ラインを超えて成熟をはじめておりますが、本物のトレンドは+80を超えてから大きな上昇に繋がることがあります。その場合は天井にベッタリと張り付いて強いトレンドを発生させるのですが、まさに今はその現象が起こりつつあります。
5,100円超えを狙って6,000円をターゲットにスイングトレードで良いのではないでしょうか。
ビットコイン(LTC)日足も45万円~47万円のレジスタンスゾーンがキー
出典:DMM Bitcoin
ビットコイン(BTC)日足です。ようやく先行スパンが捻じれて陽転を始めてます。ローソク足実体も雲を抜け、遅行線もローソク足を超えてきております。BTCも「三役好転」のシグナルがようやく出ました。
目先ターゲットは45万円になります。ここをこえると47万円、ここも超えますと、50万円が見えてくるでしょう。
50万円を超えてくれば完全にボトムアウトだと考えます。週足相場に発展するレベルです。週足でも大きな上昇トレンドが期待できますので、昨年秋頃の価格まで回復させられるのではないでしょうか。
BTC日足のRCIは26が+80以上圏内に突入しようというところです。このタイミングから本物のトレンドは大きく動き出しますので、期待できるでしょう。
仮想通貨市場、活気づいてきました。3月にインターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange/ICE)の取引所バックト(Bakkt)稼働に向けて大きく市場が動き出すことを狙ってロング・ポジション継続で考えております。
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