【イベントレポート】金融プラットフォームDeCurret(ディーカレット)事業発表会

3月27日、東京・飯田橋にて、株式会社ディーカレットによる「ディーカレット事業発表会」が開催されました。この発表会ではデジタルメインバンクを目指す、新しい金融プラットフォーム「DeCurret(ディーカレット)」のサービス概要やディーカレット社の目指す方向性、今後展開を予定する新たなサービスについて説明していただきました。

本記事は、当事業発表会で登壇された代表取締役社長:時田一広氏による解説や登壇内容のレポートを中心にお届けします。

株式会社ディーカレットとは?

株式会社インターネットイニシアティブを筆頭に国内企業19社の出資によって2018年1月に設立されました。
この国内企業19社には

株式会社インターネットイニシアティブ/伊藤忠商事株式会社/株式会社 QTnet/株式会社ケイ・オプティコム/SOMPOホールディングス株式会社/第一生命保険株式会社/株式会社大和証券グループ本社/東京海上日動火災保険株式会社/日本生命保険相互会社/野村ホールディングス株式会社/東日本旅客鉄道株式会社/株式会社ビックカメラ/三井住友海上火災保険株式会社/株式会社三井住友銀行/三井不動産株式会社/株式会社三菱UFJ銀行/ヤマトホールディングス株式会社/伊藤忠テクノソリューションズ株式会社/株式会社 電通

といった日本を代表する企業が名を連ねています。

「すべての価値をつなげて、シンプルに交換する」をコンセプトに、安全性と利便性を備えたデジタル通貨(*)取引のスタンダードとなる「デジタル通貨のメインバンク」を目指しています。仮想通貨交換業者の登録完了に伴い、本日よりサービスを本格始動します。

※デジタル通貨:株式会社ディーカレットが定義するデジタル通貨とは、通貨(価値)そのものをデジタルに発行する、デジタルに価値を保管移動できる、転々流通するデジタルアセットを指します。

DeCurret(ディーカレット)が描くデジタル資産の将来とは?

時田氏は「デジタル通貨のメインバンク」への決意を下記のように語った。

仮想通貨は色々な課題もありますが、これからのデジタル金融サービスを作っていく大きな可能性も持っています。
私たちはその可能性にかけてこの事業を進めていきたいと思っていますし、健全な取引で真摯に対応していく

次に、時田氏が描くデジタル資産の未来の説明を下記のイラストのようにステージ段階を経てユーザーの資産となっていくと考えてると伝えた。

デジタル通貨のメインバンクを目指す、新しい金融プラットフォームDeCurret(ディーカレット)

ディーカレットはモバイルファースト。スマホひとつで金融取引をできるサービスをコンセプトにしている。アプリを立ち上げるだけで自分資産を一目で分かるUI・UXを目指しているとのこと。また電子マネーチャージとしての機能がつくことも革新的だ。開始は6~7月を目標に動いているようだ。

更に新しい金融プラットフォーム「「DeCurret(ディーカレット)」は更に3つのプラットフォームのコア機能が実装されている。

1)交換

2)保管

3)送受

新しい金融プラットフォームDeCurret(ディーカレット)の今後の動き

本日よりDeCurretは新規アカウント登録受付を開始し仮想通貨の現物取引サービス開始日は4月16日を予定していることを発表した。取扱通貨はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)を予定している。イーサリアム(ETH)に関しては取り扱いは6〜7月を予定している。

また本日一部報道のあったスイカチャージは検討中で具体的な動きはまだないとのことだが電子マネーチャージのイメージは公開された。

本日よりサービス開始

合わせてDeCurret(ディーカレット)は本日3月27日(水)より新規登録受付を開始したことを発表した。

DeCurret開業キャンペーンを実施

ディーカレット開業とサービス開始を記念し、期間限定で最大5,500円相当のビットコインをプレゼントするキャンペーンを開始した。

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