楽天証券の積立(つみたて)NISAのおすすめ投資信託5選

2018年1月から始まったつみたてNISA。投資を始めたばかりの方でも少額から積立投資が可能となりました。
つみたてNISAを始めるに当たっておすすめの証券会社としてよく紹介されているのが「楽天証券」ですが、実際のところどうなのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
また、投資を始めたばかりの方にとってどの銘柄を選べばいいのか分からない方もいると思います。
そこで今回は、楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットとおすすめの投資信託5選をご紹介します。

楽天証券NISAの特徴・手数料・口座開設・おすすめ商品・ポイント・キャンペーンを紹介

積立(つみたて)NISAを始めるなら楽天証券がおすすめ

①取り扱い銘柄のラインアップが豊富

金融庁が「つみたてNISA」用に選定された銘柄は160本程度です。
楽天証券では、そのほとんどにあたる150本の銘柄を扱っており、SBI証券と並んでトップクラスの銘柄のラインアップを誇ります。

②毎日積立が可能

楽天証券の「つみたてNISA」口座では、最低100円から毎日積み立てが可能です。
そのため、いつから始めても平均的な成果を獲得しやすく、長期的な資産形成に適しています。

③楽天スーパーポイントで積立ができる

「楽天証券」のつみたてNISAでは、楽天スーパーポイントを利用して投資信託の積立が可能です。
元々、通常の投資信託購入でも「ポイント投資」ができましたが、2018年9月30日から積立注文をしておけば、自動的にポイント引き落としで買付ができます。

④積立額の残高に応じてポイントが貯まる

楽天証券では投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが貯まります。
具体的には、楽天証券で投資信託を50万円以上保有している限り、毎月50〜最大1,000ポイントまで獲得できるといったメリットもあります。

⑤積立代金の引き落としは証券口座・楽天銀行・楽天カードなどから選べる

楽天証券では、証券口座からだけでなく、楽天銀行や楽天カードからの引き落としの設定が可能です。
設定だけ行っておけば毎月指定日に自動で処理されます。

⑥まとめて積み立てが可能

先述したように、楽天証券では150程度の銘柄のラインアップがあります。
そのため、複数の商品を個別に買い付けしようとすると手間がかかり、すべて購入するだけでも一苦労です。
しかし、楽天証券では、自分が選んだ複数のファンドを「まとめて積立注文」することが可能となっています。
1つずつ設定する手間が省けるので、リスク分散のためにファンドへの投資を考えている人におすすめの機能です。

楽天証券のつみたてNISAでファンドを選ぶ際に気をつけることは?

余った非課税枠の持ち越しはできない

つみたてNISAの非課税枠は年間40万円ですが、その年で新規に投資した金額が40万円に満たなかった場合、余った非課税枠を翌年へ繰り越すことはできません
例えば、年間20万円の積み立てを行った場合には、残りの20万円を翌年に持ち越して60万円分を投資することができないということです。

非課税枠は復活しない

つみたてNISAの非課税枠投資枠の40万円はあくまで新規買い付けがあるということに注意が必要です。
購入した投資信託を中途解約したからといって、その年の非課税枠が復活することはありません。そのため、スイッチングする際にも注意が必要です。

スイッチングとは、保有している金融商品を売却して、別の金融商品を購入することをいいます。
もし、スイッチングを行う場合は、新規の買い付けとみなされて、非課税枠を消化することになります。
ですので、非課税枠の40万円を使い切っている場合は、スイッチングできません。

分配金の再投資は「新規買い付け」と見なされる

スイッチングと同様に、分配金で再投資する場合も新規の買い付けと見なされます。
つまり、非課税枠を消化することになるのです。
非課税枠の40万円を使い切っている場合は、分配金の再投資ができないので、分配金の金額も考慮して積立金額を決めるようにしましょう。

損益通算ができない

つみたてNISAを利用する場合は、専用の「NISA口座」を開設する必要があります。
このNISA口座と他の口座(一般口座や特定口座)との間で、利益と損失を相殺すること(損益通算)ができない点に注意しなくてはいけません。

また、通常の口座であれば損益通算をしても、控除しきれない損失の金額について翌年以降3年間は確定申告で控除を受けられますが、NISA口座ではできません。

他の金融口座からの資産の移し替えができない

つみたてNISAは、証券や銀行の口座にある資産を移し替えることはできません。
また、一般NISAからつみたてNISA、つみたてNISAから一般NISAへの移し替えもできないので注意しましょう。

楽天証券のつみたてNISAでおすすめのファンドランキング5選

楽天・全米株式インデックス・ファンド

特徴

アメリカに上場する株式のほぼ100%に分散投資が可能です。また、約3,500銘柄を組み入れています。
また、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、アメリカの上場企業全体に投資できるファンドの中では、驚異的な低コストを実現しています。
約3,500銘柄に分散投資できるので、アメリカという経済大国が今後も大きく成長するのであれば、その実績をしっかりと取り込める投資信託です。

信託報酬

年率0.1696%(税込)

信託財産留保額

なし

ニッセイ外国株式インデックスファンド

特徴

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ペース)」という指数に連動する投資信託です。
「MSCIコクサイ・インデックス」は、日本を除く先進国22カ国に投資を行うことで、各国の時価総額80%以上をカバーしている指数となっています。
また、低コストでの運用が可能なので、長期間の運用にも最適です。

信託報酬

年率0.11772%(税込)

信託財産留保額

なし

eMAXISSlim先進国株式インデックス

特徴

eMAXISSlim先進国株式インデックスは、三菱UFJ国際投信が運用するつみたてNISA対応の投資信託で、日本を除く先進国株式市場の値動きに連動するファンドになっています。
先進国株式の内訳は、約65%をアメリカが占めていますが、イギリスやフランス、ドイツなどのユーロ圏やカナダなどの先進国にも分散投資が可能です。
アメリカだけに集中投資をせず、先進国にも投資をすることでリスクを分散できます。

信託報酬

年率0.11772%(税込)

信託財産留保額

なし

ひふみプラス

特徴

ひふみプラス(ひふみ投信)は、レオスキャピタルワークが運用している投資信託で、アクティブ型投資信託に該当します。
アクティブ型投資信託とは、日経平均株価やTOPIXなどの指数以上の株価を目指して運用する投資信託です。
投資の時点での市場価値などに着目して、大型株や小型株などの銘柄の規模にとらわれず、投資先を主体的に選んで長期投資を行っている点が特徴です。

信託報酬

年率1.0584%(税込)

信託財産留保額

なし

eMAXISSlim米国株式(S&P500)

特徴

eMAXISSlim米国株式(S&P500)は、アメリカの大企業の500銘柄の株価を元に算出した株価指数の値動きに連動するファンドになります。
S&P500は、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。
また、eMAXISSlim米国株式(S&P500)は投資信託の運用コストである「信託報酬」が他の会社と比べて安い点も特徴です。

信託報酬

年率0.1728%(税込)

信託財産留保額

なし

楽天証券のつみたてNISAはファンド選びが重要

今回は楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットやおすすめのファンドについて詳しく紹介してきました。
楽天証券でつみたてNISAを始めると毎日100円から積み立てができたり、ポイントが貯まったりとたくさんのメリットを得ることができます。

また、楽天証券のつみたてNISAには数多くのファンドがあります。
どのファンドを選ぶかによって、今後のリターンも大きく異なってくるので、ファンドを選ぶ際は今後のことをしっかりと考えて選ぶことが大切です。
ぜひこちらの記事を読んでファンド選びの参考にして頂けると幸いです。

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