他の金融機関から楽天証券のNISA口座に変更や移管する方法は?

NISA口座を開設したものの「購入したい投資信託がない…」「違う金融機関の方が使い勝手が良さそう…」と思っている方も多いかと思います。

楽天証券のNISAでは、業界の中でも豊富な商品数を取り扱っており、しかもポイントを貯めることができるといった様々なメリットがあります。

そこで今回は、他の金融機関から楽天証券のNISA口座に変更する方法や移管する方法についてご紹介します。
NISA口座への変更を検討している方は参考にしてみてください。

楽天証券NISAの特徴・手数料・口座開設・おすすめ商品・ポイント・キャンペーンを紹介

他の金融機関から楽天証券のNISA口座に変更できる?

1年に1回、NISA口座を開く金融機関を選択し直すことは可能です。(2015年1月以降の税制改正により)

再開設も可能に

楽天証券でNISA口座を再開設する場合は、NISA口座の申込とマイナンバーの登録が必要です。

楽天証券NISA口座の変更・再開設の申込み方法

他の証券会社や金融機関に預けている上場株式やETFは、「証券保管振替機構(ほふり)」を利用した移管手続で、楽天証券への預け入れが可能です。

現在、NISA口座を利用している証券会社(移管元)に「証券保管振替機構を利用して移管したい」と伝え、「口座振替依頼書」もしくは「特定口座内上場株式等移管依頼書」を預けている証券会社(移管元)に提出します。

必要書類

以下のいずれかの1つが必要です。

  • 口座振替依頼書
  • 特定口座内上場株式等移管依頼書

国内株式の振替(移管)の流れ

「口座振替依頼書」を請求する

移管元の証券会社に「口座振替依頼書」もしくは「特定口座内上場株式等移管依頼書」を請求します。

「口座振替依頼書」を返送する

必要事項を記入・捺印のうえ返送してください。

移管手続きが完了したか確認

ホームページにログイン後、「口座管理」→「資産残高・保有商品」→「保有商品一覧」画面に、移管いただきました株式の預りが反映されます。

注意すべきこと

年に一度しか変更はできない

一度でもNISA枠を使用すると、次の年まで金融機関を変更することができないので注意しましょう。

保有残高は移管できない

他の金融機関で買付けた商品は、買付けを行った金融機関のNISA口座で引き続き保有することになり、楽天証券のNISA口座へ移管することはできないので注意が必要です。

他の証券会社から楽天証券のNISAへ外国株式を振替(移管)するには?

日本国内の証券会社にお預けになっている外国株式・ETF(米国株式・中国株式)を楽天証券に振替えできます。

ただし、楽天証券では、米国株式および香港株式の振替(移管)を行うことはできますが、上海A株とアセアン株の移管は行っていません

外国株式の振替(移管)の流れ

楽天証券に総合取引口座を開設している方は、以下の手順で手続する必要があります。
楽天証券では、外国株式でも「口座管理料」や「口座維持手数料」は無料です。

楽天証券NISAの取扱銘柄か確認する

WEBページにログイン後「海外株式」内にある各検索ボックスにて、振替したい銘柄を検索します。
楽天証券の取扱銘柄の場合、検索結果にその銘柄の詳細が表示されます。
検索結果に表示されない銘柄は、楽天証券に振替することができません。

移管元の証券会社に必要な書類を請求する

移管元の証券会社に必要書類を請求し、その証券会社に返送します。

ホームページ上に株式が反映されたか確認

手続きが完了したら、ご自身の「メインメールアドレス」宛にメールが送信されます。
保有の状況は、WEBページログイン後「海外株式」内、各「保有銘柄一覧」にて確認が可能です。

他の金融機関で買付けた投資信託を楽天証券のNISAの口座に預け替えるには?

他の証券会社や金融機関に預けている投資信託は、「証券保管振替機構(ほふり)」を利用した移管手続で楽天証券への預け入れが可能です。

振替サービス対応の確認

移管元の金融機関が投信振替サービスに対応しているか確認する必要があります。
投信振替サービスに対応していない場合、振替入庫は行うことができません。

振替可能ファンドの確認

ファンドによっては、振替の条件や振替え後の取引に制限がかかる場合があります。
振替を希望の場合は、必ずカスタマーサービスまでお問い合わせください。

お問い合わせした際に、「ファンド名」「口数」「分配金の取扱」「口座区分(特定・一般)」などが聞かれます。
そのため、あらかじめ確認してから連絡するようにしましょう。

振替依頼書を請求する

現在、投資信託を取引中の金融機関に「投信口座振替依頼書」を請求します。
「 投信口座振替依頼書」に必要事項を記入・捺印して、現在取引中の金融機関に返送します。

振替手続きが完了したか確認する

移管元の金融機関から楽天証券に、お客様の振替手続きについて連絡があります。
楽天証券では、委託会社に所要の手続きを行い入庫手続きを実施し、手続き完了後楽天証券の取引画面に残高が反映されます。

楽天証券でNISA口座を開設するメリット

最後に、楽天証券でNISA口座を開設するメリットについて紹介します。

手数料が安い

楽天証券では、国内の株式売買手数料が無料です。
また、海外ETFの買付手数料も全額キャッシュバックされるメリットがあります。

その他にも、投資信託には購入するときに手数料がかかる商品とかからない商品(ノーロード)があります。

このサービスでは、購入時手数料がかかる投資信託の手数料分が全額ポイントで還元されるため、これまで手数料の高さが原因で購入に踏み切れなかった投資信託も選択肢に入れることができるようになります。

楽天スーパーポイントが貯まる・使える

楽天証券なら口座開設や各種取引でポイントが貯まります。
また、投資信託の残高に応じてポイントが付与されるのもメリットの1つです。

具体的には、楽天証券で投資信託を50万円以上保有していると、「資産形成ポイント」として楽天証券ポイントまたは、楽天スーパーポイントが付与されます。

保有残高50万円以上200万円未満で毎月50ポイントが付与され、保有金額に応じて毎月最大1,000ポイントが付与される仕組みです。

さらに、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」および「楽天銀行ハッピープログラム」に登録すると、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントが受け取れるメリットもあります。

その他にも、投資信託の決済を楽天カード(クレジットカード)決済にすると、毎月1日に自動で積立が行われ、積立額の1%分の楽天スーパーポイントが付与されるのもうれしいメリットの1つです。

例えば、投信積立を毎月5万円(年間60万円)楽天カードで決済すると、年間6,000円分のポイントが貯まります。

楽天スーパーポイントを活用できる

2018年9月30日から投信積立に楽天スーパーポイント(期間限定ポイントを除く)が利用できるようになりました。
また、ポイント投資で条件を満たすとSPU対象となり、楽天市場でのお買い物がポイント+1倍になるメリットもあります。

トレードアプリが充実している

楽天証券には「iSPEED」というスマホアプリがあります。

iSPEEDの最大のメリットはアプリ上で株式取引を完結できてしまうことです。
現物取引と信用取引のどちらにも対応しており、最短ワンタップで完了してしまいます。

また、お気に入りの銘柄登録や投資情報などもスムーズに行えるメリットがあります。

取扱銘柄の本数が多い

楽天証券の投資信託の取扱本数は業界の中でも多く、約2,500本以上の投資信託を取り扱っています。

投信スーパーサーチ」を使用すれば、条件を細かく設定して投資信託を探せるので、投資方針に合った銘柄を簡単に見つけることができます。
投資信託を中心に運用するなら、取扱銘柄数の豊富さは大切なポイントです。

投資家サポートが充実している

楽天証券では参加無料の各種勉強会・セミナーを随時開催しています。

投資が初めての方もすでに経験されている方も、投資のさらなるステップアップにつながるコンテンツが豊富にあります。

楽天証券NISAで少額投資を始めよう!

今回は他の金融機関から楽天証券のNISA口座に変更する方法や楽天証券のメリットについて紹介しました。

楽天証券は取扱銘柄が豊富で手数料も低く投資初心者から熟練者まで幅広い方に利用されているネット証券です。
また、NISA口座を開設すると楽天スーパーポイントがもらえるキャンペーンも随時開催中です。

こちらの記事を参考にして楽天証券の特徴やメリットを考慮した上で、口座開設を検討してみてください。

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