
ビットコイン(BTC)があっという間に130万円を超えるまで上昇してきました。今年前半はほとんど、対JPYと対USDはシェアはほとんど同じだったのですが、BTCUSDで非常に取引高が伸びてきています。
出典:Coinhills
ビットコイン(BTC)価格上昇と気になるアメリカの動き
米国が本格的に動いてきました。120万円から大きな上昇のキーとなったものは、米CFTC(米商品先物取引委員会)がビットコイン先物取引取引、現物決済が可能になるビットコイン取引認可をLedgerX社に許可しようとしているという速報でした。
これはBakkt取引所よりも早くなる見込みのようで、これがサプライズとなったようです。コモデティ市場には複数の取引パターンがあり、上記の場合は原油の取引ではポピュラーな取引方法の一つです。
例えば、6ヶ月後に原油価格を今の価格で得たい場合は、先物市場で予約売買を行う仕組みです。先物市場で原油価格の値決めをし、予約取引をしておくのです。この市場ではレバレッジが効かせられます。
ある一定の期限までに決済せずポジションを持っていた場合、期限がきたときは現物でその当時に決めた価格で原油が買える権利を得られます。企業の場合、こういった値決めを予めしておけば、突然の原油価格急騰にも対策を打てるため、実需としてニーズがあるわけです。
ビットコインの場合、そのニーズがあるかどうかはさておきですが、この仕組を利用した投資商品が多く出てくる可能性は高いでしょう。大きな一歩が踏み出せたと思われます。
こういったバッググランドがありビットコイン価格が大幅に上昇しました。
ビットコイン(BTC)週足レベルのターゲットは150万円!?
出典:GMOコイン
BTC週足です。一目均衡表の雲を超えて、先行スパンも陽転したこともあり、「三役好転」となっております。尚、強気相場は続くでしょう。
視界は良好です。次のターゲットは150万円になりますが、かなり現実的なターゲットではないかと考えております。週足レベルでの「三役好転」は非常に強いものとなります。思わぬ高値をつける可能性がありますので、BTCの買いポジションは下手に利食いせず、ひたすらホールドしておくべきだと考えております。
150万円を超えてる場合は次のターゲットは200万円です。2017年11月は100万円に到達しましたが、わずか1ヶ月後に230〜240万円付近まで登りました。相場は「想像を遥かに超えて動く」です。思わぬ値動きに注意しながらジックリとスイングトレードしていきましょう。
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