FXデイトレードに向く通貨ペアは?おすすめ口座と合わせて紹介

FXには通貨ペアが多数存在します。
FX会社によって取り扱っている通貨ペアは異なり、それぞれの特色を見極めて自分のトレード方法に合う通貨ペアで取引することも重要になってきます。

今回は、その日のうちに売買を完結する手法「デイトレード(デイトレ)」に適した通貨ペアについて解説します。

FXとは?メリット・デメリットやFX事業者や口座比較など初心者に分かりやすく解説

目次

FXで稼ぐ方法とは

FXにおいて稼ぐ方法はいろいろありますが、トレードスタイルとしては「為替差益(かわせさえき)」と「スワップ運用」の2つに分けられます。

まず「為替差益」とは、外国為替の相場変動によって取引上で生まれる利益のことです。為替というものは今も絶えず変動し続けています。その変動を自ら予想して出た利益のことを指します。

次に「スワップ運用」です。すべての通貨ペアには金利差が生じます。FXではこの金利差を受け取れるようになっており、このスワップポイントで利益を生み出すことができるのです。なお、スワップポイントは通貨ペアやFX会社によって異なります。

デイトレードにおすすめの通貨ペア

デイトレードとは最初にも書いた通り、その日のうちに売買を完結する手法のことを指します。

24時間かけて売買する場合もありますが、1時間で売買を成立させることもあります。もちろん1日のうちに何度も売買することもあるでしょう。

ここで重要なポイントの1つとして「スプレッド」をいかに抑えられるかということが挙げられます。

「スプレッド」とは、FX取引における手数料だと思ってください。海外に行く際にその国の通貨に両替すると手数料が発生しますが、FX内の取引の場合でも同じです。

この「スプレッド」は通貨ペアによって大きく異なります。

また、FX会社によっても異なるのですが、比較的安く設定されている通貨ペアが「米ドル/円」と「ユーロ/円」になります。

米ドル/円

日本に住んでいるほとんどの方はこの通貨ペアが1番なじみ深いのではないでしょうか?

よくニュースで「現在の為替相場は1ドル〇〇円〇〇銭、昨日に比べて〇〇銭の円安となっています。」など、一度は耳にしたことがあるかと思います。

分析するための情報は他の国の通貨と比べても入ってきやすく、相場の変動予想を立てやすい通貨ペアです。

また、何か大きなニュースなどがあれば大きく変動しますが、基本値動き幅も大きくはないので初心者の方におすすめです。

米ドル/円のスプレッド幅の狭さを売りにしているFX会社も多くあり、デイトレには外せない通貨ペアと言えるでしょう。

ユーロ/円

次に、欧州で使われている「ユーロ」と日本の「円」の通貨ペアです。

値動き幅に関しては、米ドル/円に比べて大きいのでより利益を出せる可能性は高くなりますが、その反面、もちろん損をしやすくもなります。

スプレッド幅も「米ドル/円」に次いで狭いため、デイトレには向いているでしょう。

FX会社・口座を選ぶポイントは?

FXを始めるためには、まずFX会社に口座を作る必要があります。
2019年現在、FX会社は世界に約60社ほどあると言われています。

その中から自分に合った業者選びも利益を出していくにおいて非常に重要になってきます。

特に差別化を図るにおいてのポイントとして、以下をチェックしておきましょう。

キャッシュバックサービスについて

FX口座を開くことでキャッシュバックのサービスが受け取ることができる会社があります。
もらえる金額はさまざまで、最大5万円キャッシュバックという会社も存在します。

このキャッシュバックシステムは各FX業者の武器の1つですので、各会社のホームページのトップに大々的に宣伝されていくことが多く、比較しやすいでしょう。

もらえる条件などは業者によって違ってきますので情報はしっかりおさえてくださいね。

スワップ金利の高さ

デイトレよりさらに何日もかけて売買する手法として「スイングトレード」というものがあります。これを行う際には非常にスワップ金利は重要です。

このスワップ金利も業者によって異なります。

スワップ金利目的で売買される有名な通貨としては参考までにトルコの通貨「トルコリラ」や南アフリカ共和国の通貨「南アフリカランド」などがあります。

スプレッドの狭さ

デイトレするにあたってこのスプレッドの狭さは非常に重要になってきます。

トレードする際にかかる手数料となるスプレッドは、狭ければ狭いほどこちらがかかるコストは下がり、利益も生み出しやすくなるからです。

FX会社によってスプレッドの狭さは変わってきますので、自分がトレードしようとしている通貨ペアのスプレッドはチェックするようにしましょう。

最小取引単位

近年の特徴といて、少ない投資金額で始められるというのも会社の売りになってきています。

多くのFX会社で数千円から始めることができる口座が増えてきているので、初心者ならまずは少額で挑戦することをおすすめします。

少額で取引する分、利益は少なくなりますが損失も少なくなるので、万一のときも安心です。

ツールの使いやすさ

取引するにあたってやはりかかすことのできないのはツールの使いやすさです。
今はスマートフォン1台あれば取引できる時代。各FX会社同士がしのぎを削り、投資家がトレードしやすいように工夫が施されています。
例えば、AI技術を使って自動予測をしてくれるシステムの導入や、リアルマネーを投資せずに練習できるデモトレードを行える業者もあります。

おすすめの通貨ペアを扱うFX会社は?

DMM FX

FX口座数国内第1位を誇る人気の会社です。

運営会社

株式会社DMM.com証券

通貨ペアの種類

全20種類

スワップポイント

保有のポジションを決済することなくスワップポイントのみ受け取ることが可能。

レバレッジ倍率

25倍固定

ロスカットルール

毎営業日マーケットクローズ後の証拠金維持率判定で、証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。

追加証拠金が発生した場合にはその翌営業日の04時59分までに追加証拠金額以上の入金もしくはポジション決済による追加証拠金額の解消が必要となります。

解消期限までに追加証拠金額の解消がされない場合は、保有しているポジションを「マージンカット(強制決済)」されます。

FXプライムbyGMO

約定率100%でFXプロトレーダーからも支持される会社です。

運営会社

GMOインターネット株式会社

通貨ペアの種類

全20種類

スワップポイント

メキシコペソ/円の取引可能

レバレッジ倍率

25倍固定

ロスカットルール

営業時間内において、維持率が80%を割り込んだと判断された時点で保有するすべてのポジションを決済される。

GMOクリック証券

業界最狭水準のスプレッドが最大の魅力です。

運営会社

GMOクリック証券株式会社

通貨ペアの種類

全19種類

スワップポイント

高金利通貨メキシコペソの取り扱いがない

レバレッジ倍率

レバレッジ設定変更不可

ロスカットルール

時価評価総額が取引金額の2%に相当する日本円額を下回るもしくは、証拠金維持率が50%を下回った場合決済される。

外為オンライン

自動売買システム「iサイクル2取引」が人気です。

運営会社

株式会社外為オンライン

通貨ペアの種類

全24種類

レバレッジ倍率

「総取引金額÷口座資産」で計算して調整できる

ロスカットルール

証拠金維持率が100%を下回った場合決済される

外為ジャパンFX

手数料が無料なうえ、1,000通貨から取引できるので始めやすいと評判です。

運営会社

株式会社DMM.com証券

通貨ペアの種類

全15種類

レバレッジ倍率

25倍固定

ロスカットルール

証拠金維持率が60%を下回った場合決済される

LIGHT FX

初心者向けのシンプルトレーダーで使いやすいのでおすすめです。

運営会社

トレイダーズ証券

通貨ペアの種類

全20種類

スワップポイント

高金利通貨のスワップが非常に高い

レバレッジ倍率

25倍固定

ロスカットルール

証拠金維持率が100%を下回った場合決済される。

みんなのFX

高水準のスワップポイントと業界最狭水準のスプレッドがメリットです。

運営会社

トレイダーズ証券

通貨ペアの種類

全20種類

スワップポイント

高金利通貨のスワップが非常に高い

レバレッジ倍率

最大25倍

ロスカットルール

証拠金維持率が100%を下回った場合決済される。

アイネットFX

豊富な通貨ペアが魅力のFX会社です。

運営会社

株式会社アイネット証券

通貨ペアの種類

全26種類

スワップポイント

業界最高水準

レバレッジ倍率

25倍固定

ロスカットルール

有効証拠金が取引証拠金の15%もしくは100%を割れば自動決済される。(コース内容によって異なる。)

おすすめのFX会社でデイトレードを始めよう

おすすめのFX会社とは、人それぞれどういった取引をしたいかによって変わってきます。
もちろん複数の会社で口座開設し、それらを使い分けて取引することも可能です。
リスクを分散させるためにも自分の資産をいくつかの口座にわけておくにはいい方法だと思います。
今回ご紹介したデイトレードに興味を持った方は、それに向いた通貨ペアを取り扱うFX会社を選んでみてください。

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