現在、オンライン決済を導入する店舗が増えていることをご存知でしょうか。
例えば、業界大手のPayPal(ペイパル)はユーザーが世界で2億5000万人以上おり、1800万以上の店舗で使われています。
主流になってきたオンライン決済を活用することでユーザーのニーズに応え、購入者やリピーターを増やすチャンスを逃さずに済むはずです。
この記事では、オンライン決済の導入を検討している方に向けて、
- オンライン決済を導入するメリット
- オンライン決済を導入する方法
- オンライン決済サービスを4つ紹介
の順に解説していきます。
オンライン決済を導入するメリット
オンライン決済を導入すると、店舗には多くのメリットがあります。
ユーザーのニーズに対応でき、購入者やリピーターが増加しやすい
今や、オンライン決済は多くの店舗で主流です。
ユーザーがオンライン決済に慣れている場合、通常の決済を手間に感じてしまう可能性があります。オンライン決済を導入していないと販売機会を損失することに繋がりかねません。
また、オンライン決済の中にはポイントを貯められたり、使えたりするサービスも中にはあります。特に学生や主婦層などポイントを重視するユーザーにとっては、オンライン決済が使えることは購入の決め手になることもあります。
実際に、オンライン決済サービスのペイパルを導入した店舗では、海外ユーザーからの購入が増え、売り上げが4倍に伸びたという企業もあるほどです。
売り上げの管理等がしやすくなる
ほとんどのオンライン決済サービスでは、管理者は顧客情報、決済情報、振込情報などあらゆるデータを画面上で確認することが可能です。
もしこれまで自身でエクセルを使って管理するなどの作業をしていたのであれば、業務を大幅に軽減できます。
他の業務に時間を割く余裕が出て、売り上げの増加に繋がるかもしれません。
事業者がオンライン決済を導入する方法
オンライン決済の導入には5種類の方法があります。
一つずつ解説していきます。
クレジットカード決済
特にWEB上で買い物をするとき、クレジットカードを利用するユーザーは非常に多いので、重要な決済手段の一つです。
決済の流れとしては、以下のようになります。
- ユーザーが「クレジットカード払い」を指定して店舗から商品を購入
- カード会社が商品代分の請求明細を発行して、ユーザーの口座から料金を引き落とし
- 料金から手数料を差引いた金額を、カード会社から店舗の口座へ入金
特徴としては、オンライン決済を利用するユーザーが最も使う頻度の多い決済方法です。そのため、オンライン決済を導入する際にはまず始めに検討すべき方法と言えるでしょう。
導入することで店舗はユーザーの支払い漏れや未回収を防ぐことができます。
また、ユーザーは分割払いなどの支払い方法も選択できるようになるので、ユーザーは購入しやすくなるのも大きなメリットです。
銀行口座決済
銀行口座決済も可能にしておくと、ユーザーの利便性向上に繋がります。
決済の流れは以下の通りです。
- ユーザーがWEBサイトから購入手続きに進む
- オンライン決済サービスへ登録
- 支払い方法で銀行口座を登録
- 決済完了
ユーザーは一度サービスの登録と銀行口座の指定を行うと、次回からの購入ではIDとパスワードの入力のみで決済が可能になり、大幅に手間を省くことが可能です。
また、ユーザーは銀行振込をしますが、すぐに店舗側のアカウントで入金が確認できるという安心感がメリットでもあります。
キャリア決済
キャリア決済は、とくにクレジットカードを持たない若年層にアプローチしたい時に有効な決済方法です。
決済の流れは以下の通りです。
- 携帯電話からユーザーが商品を注文
- 支払い方法で、ドコモやau、ソフトバンクなどユーザーのキャリアでの支払いを選択
- ユーザーがパスワードを入力
- 決済完了
特徴としては、都度決済や継続課金に対応していることや、キャリアによって利用できる上限金額が決まっていることです。
やはり、若年層などから購入の機会損失を防げる可能性が高いのが大きなメリットでしょう。
電子マネー決済
電子マネー決済は、例えば利用する人の多い楽天edyなどで決済することが可能になります。
例として楽天edyを使った際の決済の流れを説明します。
- ユーザーが商品を購入
- 店舗からオンライン決済代行会社へ決済処理
- 代行会社から楽天へ決済処理
- ユーザーに商品を提供
- 楽天から代行会社へ入金
- 代行会社から店舗へ入金
特徴として、ユーザーはアプリなどで気軽に購入できることが挙げられます。
ユーザーにとって、ポイントが貯まるといったメリットもあるので使用頻度も高くなり、店舗にとっては売り上げ増加が見込めるでしょう。
スマホアプリ決済
スマホアプリ決済は、例えば楽天ペイなどのキャッシュレスアプリでオンライン決済をする方法です。
決済の流れは以下の通りです。
- ユーザーが商品を購入
- アプリに紐づけてあるクレジットカードから決済
特徴としては、とくに若年層を始め利用する人が増えていることです。
そのため、導入しておけば今後さらなる売上の増加に貢献してくれる可能性があることが、
大きなメリットと言えるでしょう。
オンライン決済の手数料・月額、代行サービスごとに紹介!
PayPal(ペイパル)
世界で2億5,000万人以上のユーザーが使用しているサービスです。
そのため、海外ユーザーにアプローチするときには必須と言えるでしょう。
運営会社 | PayPal Pte. Ltd. |
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支払い方法 | ・クレジットカード決済 ・銀行口座決済 |
導入費用 | 無料 |
月額利用料 | 無料 |
決済手数料 | 売上や決済金額によって変動(2.9%~6%) |
Yahoo!ウォレット
Yahoo! JAPANが運営しているため、すでに有料サービスを利用しているユーザーや、クレジットカードを登録しているユーザーにとっては、決済するハードルが非常に低くなります。
多くのユーザーにとって便利なサービスです。
運営会社 | 株式会社Paidy |
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支払い方法 | 月に1度コンビニやATM、口座振替 |
導入費用 | 無料 |
月額利用料 | 無料 |
決済手数料 | 3.5% |
リクルートかんたん支払い
Ponta会員8,100万人にアプローチできるサービスです。そのため、新規顧客の獲得を見込むことができます。サイバーエージェントやロッテなどの有名企業も導入しており、安心感があります。
運営会社 | Yahoo! JAPAN |
---|---|
支払い方法 | クレジットカード決済 |
導入費用 | 無料 |
月額利用料 | 無料 |
決済手数料 | 3.6%(デジタルコンテンツは異なる場合あり。) |
オンライン決済を導入しよう
オンライン決済は、ほとんどのサービスで導入費用などの初期費用や月額費用も掛からず、気軽に取り入れることができます。
まだまだ今後も導入する店舗や利用するユーザーは増えると見込まれており、新規ユーザーの獲得や売上増加に繋がる可能性が高いです。
オンライン決済サービスの各社の特徴を把握して、店舗に合ったものを選ぶようにしましょう。