コインチェックとマクロミルが協業でポイントを仮想通貨へ交換できるサービス開始

コインチェックとマクロミルの協業

株式会社マクロミルは9月4日、仮想通貨取引所のコインチェックと協業しアンケート調査協力の報酬として付与するポイントを仮想通貨に交換できるサービスを10日から開始することを発表した。

株式株式会社マクロミルは、ネットリサーチでは国内トップのマーケティングリサーチ企業である。スマートフォンアプリで簡単にアンケート回答ができ、本アプリでの回答でもらえるポイントとして、少ないものなら2~4ポイントほど。少しボリュームがある長めのアンケートなら10ポイント程度が獲得できる。他にもオンラインインタビュー調査や座談会、会場調査に参加できた場合は、数千単位のポイントが得られる機会がある。

このように取得したポイントで日用品やギフトカード、または現金化することができたが、今回はコインチェック協力のもと、仮想通貨へのポイント交換サービスが加わることになった。

サービスの内容

サービスの主な概要としては下記の通りとなっている。

項目 概要
対象者 マクロミルアンケートモニタであり、コインチェックの口座開設者
交換単位 初回のみ300ポイントから、2回目以降は500ポイントから可能
対象通貨 ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)

ポイントを仮想通貨に交換する際のレートは未だ不明である。なお、現行の現金化サービスにおいては、1ポイント=1円での交換レートになっており、交換条件・単位もほぼ同じである。

コインチェックでの取扱いがある仮想通貨は、他にもイーサリアムクラシック(ETC)やネム(NEM)、最近新規上場を果たしたモナコイン(MONA)など、計10種類はあるものの、他取引所での取扱いも多い3種類に今回は絞られているようだ。今後の交換先対象通貨の追加について未だ情報はないものの、これからの需要によっては追加も予想される。

今後の取り組みについて

2019年8月には株式会社マクロミルは、株式会社HashHubとの共同で、ビットコインのセカンドレイヤー技術であるライトニングネットワーク(Lightning Network)を利用した実証実験を行っている。このとき、回答が完了した直後に、ビットコインが付与されるような仕組みであった。このときの結果については、9月24日にマクロミル本社で行われるイベントにて発表される。

また、コインチェックとは引き続き、さまざまな連携を実施する予定とのことだ。

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