仮想通貨ニュース最新まとめ【2019年10月版】

仮想通貨は日々相場でその価値を変動させています。世界中で多くの人が取引を行っていることから、買いたい人、売りたい人とのバランスで売り相場や買い相場へと変わっていくため、市場を読み、分析して予想を行い、売買を行わなければいけません。
しかしこの変動には需要と供給だけでなく、仮想通貨のニュースからも影響を受けます。それによっては急騰や急落など大きな変動を起こすこともありますし、今後の価格推移にも影響を与える可能性もあります。こちらでは仮想通貨の速報や最新ニュースについて見ていきます。

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仮想通貨のニュースは相場を知る指標として重要

仮想通貨の取引を行う際にはチャートを参考にすることが多いですが、慣れてきたらその動向を予想するのにその情報だけでは不足してきます。
相場の変動はその仮想通貨への期待や不安などから買いや売りに大きく傾くこともありますが、その要因には仮想通貨のニュースが関わることもあります。
以降は仮想通貨の変動に影響を与えそうな速報や最新ニュースなどの一部をまとめさせていただいています。

Binance(バイナンス)版リップルの新規上場を発表

2019年10月10日早朝にバイナンス版の仮想通貨リップル(XRP-BF2)が、自社が所有する分散取引所の「Binance DEX」に上場すると発表、同日の17時30分から取引されました。
このバイナンス版リップルとは大手仮想通貨取引所であるバイナンスが独自のネットワーク「バイナンスチェーン」を利用したミラー通貨です。
バイナンスは手数料が安いことや登録が簡単であり取引が始めやすいことが特徴です。
バイナンス版リップルはごく最近誕生した仮想通貨であり、リップル(XRP)を100%担保として発行されます。
バイナンス自体2017年に誕生した取引所ではありますが、その成長は著しく、驚異であると注目されているだけに、このバイナス版リップルの上場は市場の期待を高めています。

リップル社がFintechプロバイダー「Finastra」と提携を発表

リップル社はロンドンを拠点とするFintechソリューションプロバイダーであり大手金融テクノロジー企業「Finastra」と提携することを発表しました。
Fintechとは金融(=Finance)と技術(=Technology)を組み合わせた造語です。これは金融サービスと情報技術を組み合わせた様々な革新的発展を指した言葉です。
Finastraは世界中に銀行など9,000以上のクライアント企業を持っており、この提携により金融機関がFinastra社のソリューションを利用して迅速かつグローバルな支払いサポートを行えます。
またFinastraを利用する顧客がリップルネットパートナーに接続して取引できるようになること、リップルネットのパートナーはFinastraのグローバル拠点へのアクセスが可能になること、これらユーザーは時間や料金、送金状況の追跡などを可視化することもできるのでこれらを利用する人々にとってはメリットが大きいと言えます。

イーサリアム共同創業者が約1900万円を関連事業に資金援助

世界に流通する仮想通貨の1つ、イーサリアム(ETH)の共同創業者であるジョセフ・リルービンが立ち上げたブロックチェーンのソフトウェア提供会社「ConsnSys」がイーサリアムの発展のため関連事業に1900万円を超える大型資金援助をしていることが分かりました。
また同社が今後資金援助の第2波として、「さらに信用性のあるチームと独創的なアイデアに対して資金援助を行っていく」と発言していることから、関連事業への期待が高まっています。
これに加えてイーサリアム関連事業の最大の会議である「Devcon5」の動向次第ではイーサリアムの大きな価格変動が起こる可能性もあるため、その動向に注目が集まっています。

リヒテンシュタインで世界初のブロックチェーン法が制定される

世界でも名目GDPが最も高いと言われるリヒテンシュタインで、世界初の「ブロックチェーン法」が制定され、2020年1月1日から施行されることが決定しました。
これにより仮想通貨経済への完全かつ包括的な規制を持つ国家が誕生しました。
投資家保護の強化やマネーロンダリングへの対抗措置を目的とした規制であることから、全体的な仮想通貨への信用性向上なども期待されています。
リヒテンシュタインがあるヨーロッパではEUにおいて仮想通貨規制が続いています。リヒテンシュタインはEUにこそ加盟していませんが、欧州経済領域(EEA)には加盟しており、EUの単一市場のみを利用していることから、この規制の制定による地位の高まりも期待されています。
仮想通貨取引所もこの動きに追従していて、今後様々な仮想通貨の参入も予想されていることからリヒテンシュタインの動きそのものが、参入した仮想通貨の相場変化にも注意していく必要が出てきます。

野村ホールディングスがLINEとブロッチェーン事業で資本提携

野村ホールディングスはLINEとそのグループ会社であるLVCとでブロックチェーン領域を中心とした金融事業の業務提携を締結したことを発表しました。
出資はすでに完了しており、LINEが展開するブロックチェーン技術を利用した金融サービスの膨大な国内ユーザー基盤、そして野村ホールディングスの金融分野における専門性そして経験の融合による相乗効果が期待されます。

仮想通貨の最新ニュースや速報はニュースアプリがおすすめ


最新のニュースは常に更新されていき、相場の変動に影響を与えることもよくあります。
短期的な利益を望む場合、これらの変動には特に敏感でなければいけません。実際ここで紹介した最新情報や速報によって仮想通貨の相場は変わっています。
長期的な取引を考えている人でも仮想通貨の動向やニュースにはもちろん注意する必要があります。
このようなニュースを見逃すことなく得るためにはニュースアプリを利用することをおすすめします。
ニュースアプリもいくつも種類があるため、自分に合うものを見つけて使う必要はありますが、スマホアプリであればプッシュ機能での通知による見逃しの防止や効率的な情報収集が可能です。

仮想通貨のニュースをチェックして相場の動きを予想しよう


仮想通貨のニュースは日々動きがあり、それによって仮想通貨への期待から価格が高騰することがあります。
またその逆も言えますが、不安や失望がつのれば下落することもありますが、そこでニュースを確認していればピンチをチャンスに変えることも可能です。
相場の動きをチャートだけでなく、ニュースによる期待感や失望感から動向を予想することができれば有利な取引を行うこともできることから、チャートを読むことや取引に慣れてきたらニュースにも注目してみる必要も出てくるでしょう。
ニュースアプリを導入することで便利にチェックもできるので、仮想通貨のニュースにもチェックしていくことをおすすめします。

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