ビットコイン(BTC)はありえないポジションの偏り具合、70万円に迫る展開か?

先日の記事から売り一辺倒で仕掛けてます。ポジションが偏りすぎです。さらに直近ではビットフィネックス(Bitfinex)のBTC買いポジションは上昇し、一時87%にまで膨れ上がりました。買いは現在、44,000枚です。

こちら、Trading Viewツールを使った比較チャートです。Bitfinexのロングポジション指数とショートポジション指数をグラフ化したものです。

昨年12月、BTCが底を撃ったのは、ショートが45,000枚ほど、ロングが28,000枚ほどでした。ここから丸一年、BTCの買いポジションは44,000枚まで膨れ上がりました。今は昨年とは、逆の値動きを見せようとしている可能性があります。BTC売りも先日は5,000枚ほどでしたが、急激に上昇し、8,000枚となりました。含み損の手当てが始まったようです。

この値動きが出てくると、トレンド最終局面の入り口に入りつつあります。とは言っても、これからフィナーレが始まるのです。相場というものは、偏り切ったところから、逆手の売買も増えてきて、最後は急落急騰を演じることが相場の付き物です。ですので、今週よりこのショートポジションも膨れてかつ、ロングポジションもさらに膨れていくと、相場下方向に力強く動き出します。

買いが増えるものの、新規での売りが入ってくるため、相場が上がらないのです。その後、買いポジションの投げ売りが始まると、相場は下落速度を速めます。下落トレンドの最後の動きが出てくるのです。これは70万円を割り込んだ場合に見られるでしょう。史上最大の買いに偏っていることから、70万円を割り込んだらあっという間に10〜20%ぐらい動くかもしれません。アルトコインはここから30%ぐらいの下落は見込んでおいたほうが良いでしょう。

次の戻り売りポイントは77万円手前から

4時間足で戻り売りの目処を考察します。ズバリ、売りの目処はサポートラインであった77万円です。ここをバックに、戻り売りの圧力が一気に増えてくるでしょう。Bitfinexの売りポジションが増えた場合、強気でいって良いと思います。ロングポジションも減らずに積み増しの現象が起きたらさらに好都合です。安値を更新すればするほど、スロップロスが発生しますので急落要因になります。おそらく年末から年始に向けて市場参加者が少ない時に攻めに来るでしょう。

筆者はまだ買い向かうことはせず、今のところ宣言通り、ショート一択で考えております。アルトコインのショートを選んでも良いと思いますが、流動性の高いコイン中心でリスク管理されれば良いと思われます。全てBTCの値動き中心で、ここから下落した場合、一度70〜71万円近辺で半分利益確定を。戻ったところをまた75〜77万円から売りを入れて、1回転欲張りながら、スイングトレードを実施していく予定です。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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