プリペイドカード「dカードプリペイド」の特徴やメリット、使い方を徹底解説!

時代はまさに「決済戦国時代」。様々な事業者が決済サービスの覇権を握るべく名乗りをあげています。
特にアツいのがスマホを利用した決済サービス。そんな決済戦国時代に現れたのがdカードプリペイドです。
そこで今回はdカードプリペイドに焦点を当て、その特徴やメリット、利用方法から口コミまでをまとめてみたいと思います。
「最近話題のスマホのプリペイドサービスを選びたいけど、どれにしたら良いかわからない」という方はぜひお読み下さい。

dカードプリペイドの特徴は?

dカードプリペイドとは携帯電話キャリア最大手NTT DoCoMoと提携し、三井住友カードが発行するプリペイド(先払い)タイプのカードです。
12歳(中学生)以上でdアカウントを持っていれば誰でも申し込み可能。最大で30万円までチャージ可能ですが、プリペイドなのでクレジットカードのように使いすぎる心配はありません。年会費無料、発行手数料も無料。dポイントが貯まり、貯まったdポイントはそのまま買い物に使用できます。

全世界のMasterCard加盟店とiD加盟店で使用できるので便利。中にはクレジットカードの還元率(0.5%)の9倍もの還元ができる小売店も。提携する小売店と随時キャンペーンを実施しているので今目が離せない決済サービスの一つです。

dカードプリペイドを利用するメリット

店舗での決済がスムーズ

dカードプリペイドを利用する第一のメリットは「店舗での決済がスムーズ」だということ。店頭で「iD(アイディ)」を指定してカードやスマホをタッチするか、「MasterCard」を指定してカードを手渡すだけで決済が完了。小銭の受け払いがありませんので、財布が重くなることも、時間がかかることもなくスマートに決済できます。

クレジットカード「MasterCard」に対応

第二のメリットはクレジットカードの国際ブランドMasterCardに対応していること。dカードプリペイドには最初からMasterCardのブランドを搭載。利用可能店舗が多いので「このお店で使えるかな」と心配する必要がありません。

電子マネー「iD」に対応

第三のメリットは国内最大手の携帯キャリアNTT DoCoMoが展開する決済サービス「iD」に対応していること。iD加盟店はコンビニ、スーパー、飲食店だけでなく、タクシーやホテル、スポーツ施設にまで広がっています。またチャージする際にiDクレジットを利用すれば、チャージ手数料が無料なのもうれしいポイントです。

ローソンやマクドナルドなら還元率4.5%!

第四のメリットはローソンやマクドナルドなど特定の店舗なら還元率が4.5%に達すること。一般的なクレジットカードの還元率が0.5%であることを考えれば破格の還元率です。4.5%の内訳はdカードプリペイドカードを提示するだけでもらえる1%分のポイント還元、プリペイド決済したことで受け取れる0.5%分のポイント還元、そして3%分のチャージ金額による還元です。

dカードプリペイドの利用方法

Apple Pay 設定

dカードプリペイドのカードを受け取ったら、iPhoneユーザーの方はまずApple Payの設定を行いましょう。手順は次の通りです。(1)iPhoneでWalletアプリを開きます、(2)「カードを追加」または右上の「+」をタップします、(3)dカードプリペイドのカード情報をカメラで読み取るか、入力しましょう、(4)dカードプリペイドがWalletアプリに追加されたことを確認し、「次へ」をタップします、(5)SMSが選択されていることを確認し、「次へ」をタップします、(6)SMSが届くと認証番号が自動で入力され、次の画面へと自動的に移動します、これで設定完了です。

利用登録

dカードプリペイドの魅力の一つは「ポイント」。利用者はポイントを貯めたいですし、ポイントの残高も気になります。ただ、dカードプリペイドを利用し、ポイントを貯まる前にまずやらなければならないのが「利用登録」です。携帯キャリアとしてDoCoMoを利用しており、既にdアカウントを持ってれば、そのアカウントをそのまま利用できます。dアカウントを持っていなくても、簡単な情報登録で新規にアカウントを作成できます。

チャージ(入金)

dカードプリペイドはその名の通りお金を「プリペイド(先払い)」=チャージ(入金)する必要があります。チャージの方法は3つ。自分にとって都合が良い方法を選択して下さい。
(1)ローソンでチャージ
現金で、1回につき1,000円から最大49,000円まで「1円単位」でチャージができます。レジでチャージしたい金額を伝え、現金を支払って下さい。
(2)マイページでチャージ
インターネットバンキングからの振り込み、クレジットカード、dポイントの移行(1ポイント=1円)、DoCoMoの電話料金との合算払いなどの方法でチャージしたい場合は、マイページを利用します。
(3)銀行ATMでチャージ
セブン銀行のATMで、現金で1回につき1,000円から「1,000円単位」でチャージができます。ATMにカードを挿入し、ATMの画面の指示にしたがって手続きを進めてください。

実店舗で使う

dカードプリペイドはiD加盟店とMasterCard加盟店で利用できます。気をつけたいのは支払い方法を聞かれた時、「dカードプリペイドで」と答えてはいけないということ。iD加盟店で利用する場合は、
(1)支払時に「iD(アイディ)で」と申し出る
(2)端末にカードもしくはスマホ(Apple Pay登録時)などのデバイスをタッチする
以上で支払い完了です。
MasterCard加盟店で利用する場合は、(1)支払時に「MasterCardで」と指定し、(2)店員にカードを渡す、以上で支払い完了です。

ネットショッピングで使う

MasterCardが利用できるネットショッピングであればdカードプリペイドを利用できます。使い方はとても簡単。
(1)支払い方法としてクレジットカード(ブランド選択を求められたらMasterCard)を選択
(2)dカードプリペイドのカードに記載されているMasterCardの番号、有効期限、セキュリティコード、氏名(名義)を入力(氏名は自分の氏名ではなく「PREPAID MEMBER」と入力することに注意が必要)
(3)支払い回数は「一回払い」を選択
で完了です。
ネットショッピングサイトが本人認証サービスを利用している場合は、「マイページ」作成時に登録したパスワードを求められるので準備しておきましょう。

利用明細や貯まったポイントを確認する

プリペイドカードを利用していると気になるのは「まだチャージ残高が残っているかな」「何に、いくらぐらい利用したかな」ということ。また「どれぐらいポイントが貯まっているかな」というのも気になりますよね。カード残高照会、利用明細照会についてはdカードプリペイドの「マイページ」で、ポイント残高については「dポイントクラブ」のページで確認できます。確認のためには利用登録が必要ですので、確認前にそれぞれ登録を済ませておきましょう。

dカードプリペイドの口コミは?

dカードプリペイドの特徴や使い方がわかったところで、実際に使用した人の口コミに耳を傾けましょう。Twitter上では以下のような感想が集まっています。
・Apple Payで使えるので便利!
・近くの薬局で使ったら、ポイント5倍もらえた。
・財布を出さずに会計できるのは便利!
・ネットでの支払いにも使えるからいい。
・貯まったdポイントをチャージしてまた買い物に使える。
・dカード以外のクレカでもチャージ可能になったのがうれしい。

dカードプリペイドが使えるお店は?

世界中のMasterCard加盟店、国内のiD加盟店で利用可能です。MasterCard加盟店であっても新聞の購読料や保険料、公共料金など定期的な利用料金の支払い、ガソリンスタンドでの給油料金や高速道路の通行料金の支払い、そして他のプリペイドカードのチャージには使用できないので注意しましょう。また、iDが利用可能な自動販売機やガソリンスタンド、DoCoMoを含む電話料金の支払いにはdカードプリペイドを使用することはできません。

dカードプリペイドにはお得なキャンペーンも

一般のクレジットカードのポイント還元は通常0.5%。一方、dカードプリペイドはそれを上回るお得なキャンペーンを随時実施しています。現在実施されているキャンペーンは以下の通り(2018年12月28日時点)。
(1)マツモトキヨシグループでの利用…還元率3.5%
※マツキヨポイントは3.5%とは別に還元されます。
(2)高島屋での利用…還元率2.5%
※高島屋オンラインの場合は1.5%の還元率。
(3)DoCoMoオンラインでの利用…1.5%還元
※DoCoMo select(DoCoMoのおすすめ商品)を購入した場合はさらに1%還元。
(4)東京無線タクシーでの利用…1.5%還元
なお、キャンペーンは随時追加・中止されますので、こまめにdカードプリペイドのキャンペーン情報をチェックするようにしましょう。

前払いで安心のdカードプリペイドを使いこなす!

今回は三井住友VISAカードが提供する「dカードプリペイド」の特徴やメリット、利用方法や口コミをご紹介してきました。dカードプリペイドは前払いなので使いすぎる心配がない上に、ポイントがお得に貯まるのが魅力的なカードでしたね。特に「ローソンやマクドナルドをよく使っている」「DoCoMoの携帯電話を利用していてdポイントが貯まっている」という方は、dカードプリペイドを使いこなせる可能性大。持っておいて損のないカードと言えるでしょう。

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