ついに90%を超えたビットコイン(BTC)買い!好材料先回りの買いなのか?果たして……

ついに、ビットフィネックス(Bitfinex)の売買ポジション比率で買いが90%を超えました。

ショートが約4300枚に対して、買いが約46000枚と、1:10の差です。しかもこの買いポジションは11月ごろから急激に増加傾向にありまして、BTCが100万円から下落したナンピン買いのものと思われます。

70万円台の推移では、すでにほとんどの買いポジションは含み損を抱えていることでしょう。70万円を割り込めば、ほぼ全てのポジションが含み損という形になります。何割かのポジションは確実に投げが起こりやすいのではないでしょうか?

または、これだけ急激に買いが膨れていることに妖しさも感じます。非常に良好な材料があり、政府系筋が先回りして買っている可能性もあります。ただそれでもこの期間に買いが膨れ上がったことを考慮すると、紛れもなく含み損を抱えていることには間違いがないでしょう。好材料が中国や米国から発表されたとしても、そこは一旦の出しつくしになる可能性の方が高いのではないでしょうか。値動きのイメージ的には、10月末に起こった習近平国家主席による好発言による、80万円→110万円でしょうか?

結局この上昇は全て否定され、下落となっております。この時の買いポジションも貯まっていることでしょうから、上値はまだ当面重いのではないでしょうか。

年末に向けて、商いは薄くなる?

出所:Trading View

日足です。70万円にサポートラインが引けまそうで、ダブルボトムを付けに行くか、または再トライで下限方向ブレイクかの瀬戸際です。ただ得意のRCI分析でみる限り、RCI26は-80から脱出後、0ラインまで到達できずに方向を下方向に向けてしまっております。

相場反転形状の場合、-80ライン上抜け後、上昇が加速し、0ラインも抜けるとさらに加速してしっかりとした反転トレンドに成長しやすいのですが、こちらのチャート上では、イマイチ元気がありません。

RCI52も同じくして-80ラインを抜けると勢いがつくことが多いのですが、今はそのタイミングですが、現状そのようになっておりません。反転するなら、今日明日明後日中が勝負になりますが、80万円を乗せきれないと時間切れとなりやすいでしょう。

30日を境にまた大きく下落に転じるかもしれません。投機筋は市場が薄いタイミングで仕掛けてきます。急落が起こるとしたら1月1日〜3日の間あたりでしょうか?先週と変わらずショートポジションで持ち越しておりますが、急騰のリスクも込めてレバレッジは1倍程度に抑えてトレードをしております。引き続き、BTCとETHは売りトレード継続で年越しとなりそうです。買いに転じるのはできたら1月の中旬からを個人的にはイメージしております。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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