

格安SIMに乗り換えたいけど、初期設定など自分でできるか不安でなかなか乗り換えられないという方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなLINEモバイルの初期設定について紹介します。
LINEモバイルについて詳しくはこちら
LINEモバイルとは
LINEモバイル(LINE MOBILE Corporation)は、ネイバーグループのLINEとソフトバンクグループのソフトバンクの合弁子企業で、日本のMVNO(Mobile Virtual Network Operator)です。
MVNOとは大手携帯キャリア(au、docomo、ソフトバンク等)より、無線通信インフラを借り受けてサービスを提供している事業者のことです。
大手キャリアと比べ、月々の利用料金が安いことが特徴であり最大の魅力です。
LINEモバイルの申し込みはどこでするの?
まずLINEモバイルの申し込みを行うには下記3つの方法が存在します。
①WebのLINEモバイル公式でオンライン契約
②Amazon等でLINEモバイルのエントリーパッケージを購入して公式でシリアルを入力
③ビッグカメラやヨドバシカメラ等のLINEモバイル取り扱い店舗で契約
基本的には①の公式のオンラインで契約するのをおすすめします。
理由として「割引キャンペーン」を利用できる事があるので、店舗契約やAmazonでエントリーパッケージを購入するよりもお得になることが格段に多いです。
※キャンペーン期間外はこの限りではありません。
SIMカードやスマホが届いたら
無事にLINEモバイルよりSIMカードやスマホが届いたら、SIMカードをスマホに挿入して初期設定を行います。
auで購入した端末にLINEモバイルのSIMカードを挿入されたい方は、予め端末自体のSIMロックを解除しておく必要があります。
LINEモバイルの初期設定は決して難しくない
スマートフォンやインターネットの初期設定は難解なことも多いです。
MVNOの格安SIMの場合は、初期設定を自身で行う必要がありますが、LINEモバイルの初期設定は非常に簡単なので、誰にでもすぐできます。
契約内容により必要な設定は変わる
大手キャリアからの乗り換えでLINEモバイルに移行する際の初期設定は、契約内容によって変化するので注意しましょう。
auまたはdocomo回線契約の場合
①新規の番号でスマホとSIMカードの両方を契約した場合→初期設定は一切不要。
②新規の番号でSIMカードのみ契約した場合→APN設定のみ必要。
③MNP(番号引き継ぎで他社から乗り換え)でスマホとSIMカードの両方を契約した場合→利用開始手続きのみ必要。
④MNPでSIMカードのみ契約した場合→利用開始手続きとAPN設定両方必要。
ソフトバンク回線契約の場合
①新規の番号でスマホとSIMカードの両方を契約した場合→利用開始手続きが必要。
②新規の番号でSIMカードのみ契約した場合→利用開始手続きとAPN設定の両方が必要。
③MNPでスマホとSIMカードの両方を契約した場合→利用開始手続きが必要。
④MNPでSIMカードのみ契約した場合→利用開始手続きとAPN設定の両方が必要。
LINEモバイルの利用開始手続きは3パターン
利用開始手続きとはLINEモバイルのSIMカードを、その端末で利用可能にするための設定です。
以下の3つの方法からお選び頂けます。
①LINEモバイルMNP開通受付窓口に連絡する→即日利用可能
※ただし、未開通のSIMカードが挿入された状態では電話は繋がりません。
この方法を取る場合は固定電話から電話をかけるか、転出元のSIMカードを端末に再挿入してからおかけください。
②LINEモバイル公式サイトのマイページよりMNP開通申し込みを行う→作業後数分~3時間程度で利用可能。
③何もしない→数日かかるが自動で開通される。
LINEモバイルのAPN設定をしよう
APN(AccessPointName)とはスマートフォン等の機器を用いて、インターネット等のネットワークに接続するため、必要となる設定のことです。
LINEモバイルのAPN設定はiPhoneとAndroidで設定方法が異なります。
iPhoneのAPN設定方法
①iPhoneの電源を切った状態でSIMカードを挿入する。
②iPhoneの電源を入れてWiーfiを選択(コンビニ等のWiーfiでも可)し、AppleIDとパスを入力してアクティベートする。
③LINEモバイル公式サイトにあるサポート欄の「APN設定方法iPhone・iPadをお使いの方」と言う項目に飛び、記載されているQRコードを読み込む。
④QRコードを読み込んで、出てきたページ内部のURLをタップ。
⑤「構成プロファイルをダウンロードしようとしています」と言うメッセージが出てくるので、それを許可。
⑥設定の中にLINEモバイルAPNが追加されているのでインストールする。
⑦無事完了すると、ホーム画面左上にインターネット接続時の表記が出る。
AndroidのAPN設定方法
①Androidの電源を切った状態でSIMカードを挿入する。
②ホーム画面から設定→その他→モバイルネットワーク→アクセスポイント名→LINEモバイル→の順にタップし、LINEモバイルのインフォメーションマークをタップする。
③以下に記載する5つの項目を確認し、自身の設定と違っていたら修正。
④ホームに戻り、無事にインターネット接続の表記が出ていればAPN設定完了です。
ソフトバンクまたはau回線の場合
名前 | LINEモバイル |
---|---|
APN | linemobile.jp |
ユーザー名 | line.me |
パスワード | line |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
docomo回線の場合
名前 | LINEモバイル(ベーシック) |
---|---|
APN | linemobile.jp |
ユーザー名 | line@line |
パスワード | line |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
※どこも間違っていないのに接続できない場合、一度機内モードにすると接続できる場合があります。
アクセスポイントにLINEモバイルが出てこない場合は?
リスト画面右上にある「新しいAPN」をタップし、上記③の情報を元に、自身の契約回線内容と一致する情報を入力して保存してください。
あとは上記④の流れと同じです。
以上でAPN設定は終了です。
スムーズに行えば10分程度で完了すると思います。
LINEモバイルに乗り換えるメリットとは
初期設定が簡単なこと以外にもLINEモバイルにするメリットはあります。
大手キャリアと比べて値段が安いというのが特徴の格安SIMですが、LINEモバイルにはデータフリーと呼ばれるサービスがあります。
データフリーとは
データフリーとは一部対象のSNSアプリの利用を「通信無制限」にしてくれるサービスのことです。
これにより、対象SNSアプリは通信制限にかからず、ずっと高速通信状態で利用することができます。
LINEモバイルでデータフリーになるアプリ
自社のアプリケーションであるLINEは勿論、その他にもLineMusic、Twitter、Instagram、Facebookがデータフリーの対象となっています。
LINEの使用頻度が高い人にはLINEモバイルがおすすめ
LINEはSNSアプリの中でも最も使用頻度が高くなりがちなアプリです。
そのLINEのデータ通信量を気にする必要が無いのは多くのスマホユーザーにとって非常に助かります。
大手キャリアと比べて月々の料金も安くなり、一部アプリケーションの通信が常時高速で利用できるLINEモバイルにあなたも乗り換えてみてはいかがでしょうか?