JCBカードの締め日・引き落とし日はいつ?引き落としに失敗したときの対処法も合わせて紹介

さまざまなカード会社が発行しているJCBカードは非常にたくさん種類がありますが、JCBが発行するJCBカードも存在します。
今回はJCBが発行するJCBカードの締め日や引き落とし日はいつか、引き落としに失敗したときの対処について詳しく解説します。

JCBカードについて詳しくはこちら

JCBカードとは

JCBカードとは株式会社ジェーシービーが発行するクレジットカードで、日本国内のさまざまな店舗やサービスで利用することができます。
国際ブランドでもあるためVISAやMastercardと同じようにさまざまな国で利用できますが、JCBカードは国内利用に特化しています。
VISAやMastercardのように提携カードが非常に多く、たくさんの種類が存在し、株式会社ジェーシービーが発行するJCBカードは、ほかのサービスに依存していないJCBブランドのクレジットカードです。
そのため、キャンペーンなどに偏りがなく誰でも使いこなしやすいクレジットカードとなっています。

MyJCBを使えばより便利に

JCBカードは、インターネットを使って利用明細や登録情報の照会・変更などを行えるJCBカード会員専用サービス「MyJCB」が提供されています。
MyJCBを利用すれば、JCBカードがさらに便利になるでしょう。

JCBカードの締め日と引き落とし日


JCBカードは締め日と引き落とし日が予め設定されています。それぞれの日程をチェックしていきましょう。

締め日

JCBカードの締め日は毎月15日です。前月16日から当月15日までのJCBカード利用料金が次回引き落とし日に請求されます。
月末締めではないので利用する際は気をつけましょう。

引き落とし日

引き落とし日は翌月10日です。先々月の16日から先月15日までのカード利用料金を10日に支払うという形になります。
1回目の引き落としは0時~19時の間に随時行われるため、タイミングによっては日付が変わった瞬間引き落とされることもあります。

月末締めと比べると少しややこしいので、利用限度額を超過するかもしれない使い方をする方は注意しましょう。

ETCカードの締め日・引き落とし日

JCBカードを使ってETCカードを発行することができますが、ETCカードの締め日はJCBカードとは異なります。
ETCカードは15日締めではなく月末締めです。そして引き落とし日が翌々月10日なので、当月利用分が2ヶ月後の10日に引き落とされます。
引き落とし日や引き落とし時間は同じですが、締め日が異なるので利用金額の計算をするときは注意しましょう。

JCBカードの締め日・引き落とし日の変更は可能?

JCBカードは、残念ながら締め日と引き落とし日を変更することはできません。必ず毎月15日締め翌月10日払いとなっているので覚えておきましょう。
支払い日当日が土日祝(営業日外)だった場合は翌営業日に振り返られます。

提携カードは変更できる可能性あり

JCBカードではなくJCBブランドの提携クレジットカードだった場合、締め日支払い日を変更できる可能性があります。
変更できるかどうかは利用するカード会社によって異なるため、必ず確認しておきましょう。また、変更できるだけでなくもともとの締め日が異なることも多いので、そちらも要チェックです。

JCBカードの利用日の注意点


JCBカードは締め日までに利用された金額を次回引き落とし日に支払いますが、このカード利用日に少し注意が必要です。
クレジットカードの利用日と言うと実際に使った日と思うかも知れませんが、実はそうではありません。
クレジットカードの利用日は「クレジットカードを利用したというデータがカード会社に届いた日」です。
例えば、1月15日にJCBカードを利用したけどカード会社にそのデータが送信されたのが1月16日だった場合、利用日は1月16日として処理されます。
つまりこの場合だと、JCBカードは締め日が15日なので、15日までの分に利用額が含まれると思ったら翌月分(16日以降分)に回されていたということになります。

JCBカードの引き落とし間に合わなかった場合の対処法


引き落とし口座への入金をうっかり忘れていて、引き落としに失敗してしまったということがあるかもしれません。
そのときは利用している引き落としに使っている銀行により対処方法が異なります。主要な銀行から順に解説します。

三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行

以下の条件を満たせば支払い遅延扱いになりません。

・普通預金口座の場合:引き落とし日当日の午後6時までに入金する
・当座預金口座の場合:引き落とし日当日の午後3時までに入金する

時間内に入金した場合は信用情報に傷がつくこともありませんので、気付き次第すぐに入金しに行くようにしましょう。
支払い日当日の時間内に入金できなかった場合は、気付き次第入金しましょう。遅延扱いにはなりますが、当月末まで毎日引き落としが成功するまで請求が行われるので、お金の用意ができ次第すぐに入金するようにしましょう。

みずほ銀行

みずほ銀行の場合は、支払い日当日の午後3時までに入金しておけば支払い遅延扱いになりません。
支払い日当日午後3時を超えた場合は遅延扱いとなってカードが停止し、支払いが完了するまでカードが使えません。次回引き落とし日は当月25日ですので、それまでに入金しておきましょう。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は引き落とし日当日午後6時までに入金すれば遅延扱いにならず、カードを止められることはありません。
万が一間に合わなかった場合は、当月26日の振替日までカードが停止します。通常の引き落とし日のことを考えてると2週間以上カードが停止することになるので、必ず引き落とし日には間に合わせましょう。

その他の金融機関

ここまでで触れた銀行以外を引き落とし先として使っている場合も引き落としの振替が行われます。
銀行によって遅延扱いにならない時間が異なります。多くが午後3時まで、一部の銀行は午後6時まで遅延扱いにならないので、各自チェックしておきましょう。

JCBカードの利用明細を確認する方法


JCBカードの利用明細を確認する方法は大きく分けて二つあります。

MyJCBを使う場合

MyJCB(JCBカード会員専用のネットバンキング)を使えば利用明細を確認するのは簡単です。

①MyJCBにログインしておく
②「ご利用明細メニュー」の「明細を見る」を選択

たった2ステップで確認可能です。クレジットカードの利用データ届き次第利用明細更新されるので、月の途中でもいくら利用しているのかチェックできます。

MyJCBを使わない場合

フィッシング詐欺などの兼ね合いもありネットバンキングであるMyJCBは使いたくない、使い方がわからないという方もいるでしょう。
その場合は毎月郵送されてくる利用明細で確認しましょう。確認できるのは月に1回だけですが、すべて確認することが可能です。
ただし、2020年8月11日以降は利用明細書の郵送が有料化(1通88円)するため、今後も続けて無料で利用明細確認したい場合はMyJCBを利用するか以下の条件のいずれかを満たす必要があります。

・ゴールド以上のランクのJCBカードを所有している
・JCBカード所有者が70歳以上
・ショッピング2回払い・ショッピング分割払い・ボーナス一回払い、ショッピングスキップ払いのいずれかが明細に含まれている
・ショッピングリボ払いの請求が発生している月
・キャッシング一回払い・海外キャッシング一回払いが含まれている

これらいずれかの条件を満たしていると利用明細書が有料化された後でも無料で明細を受け取ることができます。

JCBカードは締め日・引き落とし日に注意して使おう!


JCBカードの締め日・引き落とし日について解説しました。
クレジットカードとETC利用分で締め日が異なるので利用残高の計算をするときには注意しましょう。
JCBカードを使っている方は、MyJCBなどを活用して管理するといいでしょう。

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