三井住友銀行のデビットカード「SMBCデビット」とは?特徴やメリット、手数料について解説

「買い物をしていると現金支払いが面倒」「クレジットカードは使い過ぎが心配」という人にオススメなのがSMBCデビット。Visaカードを使えるお店であればどこでも使えるデビットカードです。

「iD」や「Visa payWave」に対応しているから、タッチするだけで決済できるのが特徴。暗証番号やサインの記入が不要になるので、手間のないスムーズなショッピングを楽しめます。

SMBCデビットは口座から即時に引き落とされるデビットカードだから、浪費する心配がないのもポイント。便利なSMBCデビットの特徴やメリット、手数料について解説します。

三井住友銀行のデビットカード「SMBCデビット」の特徴は?

SMBCデビットは株式会社三井住友カードが発行しているデビットカードです。「ベーシック」「ミドすけ」「なでしこ」「龍」の4つある種類からカードのデザインを選べます。

日本に住んでいる15歳以上の人が個人で使う場合においてSMBCデビットを利用可能です。カードには非接触決済機能として「iD」と「Visa payWave」が自動で付属しています。

ICキャッシュカードと一体型のカードであるのがSMBCデビットの特徴。カードを利用することでポイントやキャッシュの還元があり、ショッピング保険や不正利用に対する補償があります。

原則として24時間365日いつでも使えるデビットカードです。会員用のWebサービスを活用することで利用明細やキャッシュバック額の確認やユーザー情報の変更といった便利な機能を使えます。

SMBCデビットのスペック

デビットカードを検討するうえで知っておくべきポイントは以下の7つです。

・対応カード
・ポイント還元率
・年会費
・手数料
・利用限度額
・アプリ対応
・海外で利用可能か

カードによって利用できるお店や還元率が変わるものであり、知らないと決済できない場合や使いづらさを感じる場合があります。SMBCデビットのスペックを詳しく見ていきましょう。

対応カード

SMBCデビットが対応している国際ブランドはVisaです。ニルソン・レポートのグローバル・カード・レポート2015によるとVisaは56%のシェア率があり、国内だけでなく海外でも問題なく使えるのがメリット。

Visa加盟店であればSMBCデビットにより決済してショッピングを楽しめます。SMBCデビットにはVisaだけでなく、iDというタッチして決済できる機能に対応しているのが特徴。

iDでのお支払いに対応しているお店であれば、タッチするだけで決済が完了します。暗証番号やサインの記入が不要であるため、スムーズにカードでお支払いできるのがうれしいポイント。

ポイント還元率

SMBCデビットには「SMBCポイント」と「キャッシュバック」の2つから還元方式を選ぶことが可能です。カード利用に対する還元方式によって還元率や還元する方法が変わります。

SMBCポイントは毎月のご利用金額に対して0.5%のポイントが加算されるのが特徴。溜まったポイントは三井住友カードのワールドプレゼントでAmazonギフト券や楽天スーパーポイントなどに交換できます。

キャッシュバックは毎月のご利用金額に対して0.25%の金額が自動でキャッシュバックされるのが特徴です。お支払い口座に自動で入金されるから、ポイント交換の手間が発生しないのがメリット。

ポイント還元率が高いSMBCポイントによる還元を選択するには「SMBCポイントパックの契約」と「SMBCダイレクトでの利用特典の変更手続き」が必要です。

SMBCデビットの還元方式を変更しても、入会から2ヵ月の間はキャッシュバックが強制されます。ポイントを目的とする人はキャッシュバックの強制期間に注意しましょう。

年会費

SMBCデビットの年会費は利用条件にかかわらず無料です。他のデビットカードでは年間の利用額や利用回数により年会費が無料になる条件を設定していますが、SMBCデビットには条件がないのがポイント。

現金でのお支払いがメインでデビットカードをあまり使わない人にもオススメです。

手数料

SMBCデビットは国内での利用であれば、買い物で購入した商品の金額のみ銀行口座から引き落とされます。現金で支払うためにATMから出金する機会が減るから、手数料が安くなってお得です。

海外でSMBCデビットを利用した場合はVisaの為替レートに海外事務手数料の3.0%が加算された金額が引き落とされます。国内に比べて海外では支払手数料が発生するので注意しましょう。

SMBCデビットはVISAあるいはPLUSマークのある海外のATMから現地の通貨による出金が可能です。海外ATMを利用するときには海外事務手数料のほかにATM利用手数料の税込108円が発生します。

海外への出張や旅行でSMBCデビットを利用すると、使うたびに手数料が発生するのがデメリットです。国内で使う人であれば手数料が発生しない分、お得にカードを利用できます。

利用限度額

SMBCデビットは初期条件で1日50万円と1ヵ月50万円のショッピングにおける利用限度額が設定されています。ショッピングの利用限度額は最大100万円まで1万円単位で変更可能です。

海外で現地通貨を引き出せる最大の上限額は1日10万円であり、1カ月あたり100万円となります。高額な現地通貨を引き出すことが不可能であるため、カードを紛失した時でも安心です。

利用限度額を初期条件から変更するには三井住友銀行が提供する会員用WEBへの登録が必要。SMBCデビットを発行したらなるべく早めに会員用WEBに登録することを勧めます。

アプリ対応

SMBCデビットはスマートフォンアプリ「SMBCネットワークアプリ」に対応しています。

SMBCダイレクトに登録しておくことで、SMBCデビットでの利用金額を確認できるのが特徴。ご利用明細だけでなく支払い口座の残高も確認できて、SMBCデビットで残りいくら使えるか確認できます。

iPhoneであれば「Touch ID」や「Face ID」といった便利な認証方式によりアプリでログインできます。契約者番号やパスワードを入力しなくても利用明細を表示できて便利です。

海外で利用可能か

Visa加盟店であれば海外でもSMBCデビットは利用できます。海外での決済ではVisaの為替レートに海外事務手数料が加算されるため、支払金額が増えることに注意しましょう。

SMBCデビットのメリットは?

SMBCデビットのメリットは主流ブランドであるVisaに対応していて、海外で使いやすいことです。クレジットカードに対応している大半のお店でSMBCデビットにより決済できます。

VISAやPLUSマークのあるATMでキャッシングによる出金ができるのもポイント。海外事務手数料やATMの利用手数料は発生しますが、デビットカードから現地通貨を引き出せるのは魅力的です。

審査がなくて15歳以上(中学生を除く)であれば誰でも利用できるのもメリット。クレジットカードを発行できない未成年でもインターネット通販やキャッシュレス決済を利用できます。

利用限度額を1万円単位で設定できるから、使いすぎることがないのもSMBCデビットのメリット。カードを利用しない期間が多い人でも年会費が無料になるため、維持費用が心配な人でも安心です。

SMBCデビットへの申し込み方法は?

SMBCデビットを発行するには三井住友銀行の普通預金口座が必要です。口座を持っていない人はインターネットか店舗で口座を開設してから、SMBCデビットを申し込めます。

三井住友銀行の口座を持っている人であれば、SMBCデビットの申し込みページから簡単に申し込むことが可能です。数分で申し込みが終わるため、時間がなくてもすぐに申請できます。

店舗でSMBCデビットの発行を申し込むことも可能です。来店するときは必要な書類や印鑑を忘れないよう注意しましょう。

キャンペーン情報

SMBCデビットにはキャンペーンがあり、条件を満たすことでプレゼントのチャンスがあります。どのようなキャンペーンがあるのか見ていきましょう。

デビット、会員登録しトク

SMBCデビット会員用WEBに登録して月に5000円以上決済することで3000円が毎月500名様にプレゼントされるキャンペーン。会員登録は手元にあるSMBCデビットから必要事項を入力するだけで完了します。

月に5000円以上のお支払いにはハードルもありますが、日々の生活費をSMBCデビットで決済すれば難しくはないです。コンビニやスーパーで購入するときにSMBCデビットを利用するだけで、キャンペーンの条件は簡単に満たせます。

キャンペーンの期間は特に決まってなく、毎月にプレゼントの抽選があるのがポイント。現金をメインで利用している人も、この際にSMBCデビットを利用してみることを勧めます。

SMBCデビットは海外での利用に便利!

世界で一番普及しているVisaブランドに対応しているのがSMBCデビットです。たいていのお店でカード決済を利用できて、海外のATMから現地の通貨を引き出すこともできます。

利用していなくても年会費が発生せず、カードを維持するために費用がかからないのもメリット。海外での利用やカードをあまり使わない人に、SMBCデビットはオススメです。

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