

今話題の決済・送金アプリ「Kyash(キャッシュ)」を知っていますか。
Kyashはスマートフォンで簡単にVISAカードの発行ができるキャッシュレス決済サービスですが、スマートフォン決済でポイントの二重取りができるということで、大変注目を集めています。
今回はKyashカードとは何か、メリット・デメリットや、Kyashのチャージにおすすめのクレジットカードについて紹介していきます。
Kyash(キャッシュ)カードとは?
Kyashは無料で「VISAカードが使える決済アプリ」です。
このKyashにはバーチャルカードとリアルカードがあり、さらに3種類のカードが存在しています。
そこで、まずはそれぞれのKyashカードについて、その特徴を紹介していきます。
Kyash(キャッシュ)カードのバーチャルカード
アプリ上で支払いができるKyashカードを「キャッシュカードバーチャル(2020年4月以前はバーチャルカード)」と呼びます。
ただし、アプリのKyashカードは完全無料ですが、そのままでは利用することはできません。Kyashのバーチャルカードは、コンビニや銀行で現金をチャージ、またはクレジットカードの引き落としでチャージをすることで、プリペイドカードとしてネットショッピングで利用することができます。
また、バーチャルカードで還元されるポイントは0.5%となります。
Kyash(キャッシュ)カードのリアルカード
Kyashは決済アプリですが、Kyashアプリの登録をする際、リアルカードも同時に申し込むことができます。
リアルカードは実店舗でも使うことができ、発行されるカードはプリペイドカードに分類されます。
Kyashカードは、リアルカードも現金チャージ、またはクレジットカードの引き落としでチャージをすることができますが、カード発行手数料に300円がかかり、ポイント還元率は0.5%となります。
2020年4月に新登場した「Kyash Card」
2020年4月、新たに「Kyash Card」の発行が始まりました。
新しいKyash Cardも現金チャージ、またはクレジットカードを紐づけて利用することができます。
そんな新しいKyash Cardには次のような特徴があります。
旧Kyashカードに比べると機能面で優れているのですが、カード発行の手数料として900円がかかります。
オリコカード・ザ・ポイントは入会して6ヶ月間は還元率2%!
Kyash(キャッシュ)のメリットは?
Kyashカードにはいくつかメリットがあるので紹介します。
年齢制限なしでVISAカードを使うことができる
Kyashでは、年齢制限がありません。
特にKyashカードのバーチャルカード、リアルカードでは本人確認も不要なのですぐにカード発行をすることができます。
年齢制限なく、VISA加盟店でVISAカードと同じように利用することができるため、クレジットカードを持つことができない学生でも使うことができます。
どのクレジットカードでもポイント還元
スマホ決済アプリのなかには、特定のクレジットカードを登録しないと、ポイント還元の対象外となることがあります。
しかし、Kyashは支払い方法に関係なくポイント還元されるのがメリットです。
ただし、ポイントの還元率はKyashで利用するKyashカードの種類によって異なります。
ポイントの二重取りができる
Kyashカードはクレジットカードを利用することで、Kyashポイント以外にクレジットカードのポイント還元も受けられます。
一度の利用でKyashポイントとクレジットカードポイントの二重取りができる点が大きなメリットです。
クレジットカードを持っていない方の場合、Kyashをほかのスマホ決済アプリの支払い方法に設定することで、ポイントの二重取りができます。
楽天カードは楽天市場で買い物するとポイント還元率が3%!
Kyash(キャッシュ)のデメリットは?
続いては、Kyashカードのデメリットについて紹介していきます。
利用金額上限・ポイント還元上限額がある
Kyashカードには利用金額の上限とポイント還元の上限があります。
Kyashカードの種類による利用上限額は次の通りです。
Kyash Card | 1回30万円まで、1ヶ月100万円まで |
---|---|
Kyash Card light(リアルカード) | 1回5万円まで、24時間5万円まで、1ヶ月12万円まで |
Kyash Card virtual(バーチャルカード)
本人確認あり |
1回3万円まで、24時間3万円まで、1ヶ月12万円まで |
Kyash Card virtual(バーチャルカード)
本人確認なし |
1回5,000円まで、24時間5,000円まで、1ヶ月2万円まで |
Kyashカードで還元されるKyashポイントは、月間12万円を超える金額には付与されませんので注意しておきましょう。
ポイント還元対象外の加盟店がある
お得にポイントを貯めることができるKyashカードですが、デメリットとしては、一部の加盟店がポイント還元対象外となっていることがあげられます。
特に、通常のクレジットカードではポイント還元されるはずの交通機関への支払いや税金、公共料金の支払いでポイント還元はされないのが残念な点と言えるでしょう。
オリコカード・ザ・ポイントは入会して6ヶ月間は還元率2%!
Kyash(キャッシュ)のチャージにおすすめのクレジットカードはどれ?
Kyashカードのメリットとデメリットに触れてきましたが、Kyashカードでは、チャージにクレジットカードを利用することで、クレジットカードのポイントとKyashポイントの二重取りができます。
そこで続いては、Kyashへのチャージにおすすめのクレジットカードを3つ紹介していきます。
楽天カード

年会費無料でポイントがよく貯まる楽天カードは、通常のポイント還元率が1%と高還元なクレジットカードです。
そのため、Kyashへのチャージをするだけで利用金額の1%が還元されます。
楽天カードはKyashのチャージに活用できるだけではなく、楽天市場など楽天経済圏ではポイントアップキャンペーンが頻繁に開催されるため、ポイントがザクザク貯まる人気のクレジットカードです。
貯まったポイントはネットショッピングや実店舗でも利用することができ、さらに楽天カードの支払いやポイント投資にも利用することもできます。
クレジットカードのポイントを幅広く使っていきたい方におすすめのクレジットカードです。
リクルートカード

リクルートカードは、リクルートが発行する年会費無料のカードで、ポイント還元率が1.2%と高還元率なのが特徴です。
リクルートカードを使ってKyashへのチャージをするだけで、チャージ金額の1.2%のリクルートポイントが貯まります。
また、リクルートカードはホットペッパービューティーやじゃらんなどリクルート関連のサービスでポイントアップされるだけではなく、ネットショッピングのポンパレモールでは4.2%の還元が受けられます。
Kyashへのチャージをしなくても非常に高還元なクレジットカードなので、持っておくに越したことはないでしょう。
貯まったリクルートポイントはポンタポイントに交換することができるので、ポンタをよく利用するという方にもおすすめです。
オリコカード・ザ・ポイント

オリコカード・ザ・ポイントは、年会費無料でポイント還元率が1%と高還元なクレジットカードです。
しかも入会後6ヶ月間は還元率が2%にアップすることから、Kyash Card(還元率1%)のチャージに紐づけることで、合計の還元率は3%に達します。
オリコカード・ザ・ポイントはオリコモールを経由すると0.5%の特別還元があり、Amazonではさらに0.5%の追加還元、Yahoo!ショッピングでは+1.5%の還元率があります。
そのため、AmazonやYahoo!ショッピングのようなネットショッピングを楽しむ方におすすめのクレジットカードとなっています。
Kyash(キャッシュ)でポイント二重取りをするなら高還元率のクレジットカードがおすすめ
Kyashにクレジットカードを登録するのであれば、ポイント二重取りのメリットを大きく得るためにも、還元率の高いクレジットカードを使ってチャージするのがおすすめです。
また、Kyashではポイント還元上限が設けられているため、利用金額も限られています。
そのため、登録するクレジットカードは高い年会費がかかるものよりも、年会費無料で高還元率のクレジットカードを選ぶ方がよいでしょう。
リクルートカードでKyashへのチャージをするとチャージ金額の1.2%のポイントが貯まる!