クレジットカードで楽天カードと2枚持ちするのにおすすめは?

クレジットカードを複数枚持つことは珍しくありません。しかし、ただなんとなく2枚持ちしていると言う理由であれば、それぞれのクレジットカードの持ち味を引き出せていないかもしれません。

この記事ではポイント還元で人気のある楽天カードをメインに、サブカードとして持つべき2枚目のクレジットカードについて解説します。

楽天カードとは?

楽天カード

楽天カードは利用金額100円ごとに1ポイントが貯まるため、ポイントが貯まりやすいカードの筆頭とも言えるでしょう。
ECサイトである楽天市場で買い物をすれば、年会費のかからない一般カードで+2ポイント、ゴールドカードやプレミアムカードであれば+5%など、ポイントが非常に貯まりやすくなっています。

さらに楽天カードは楽天が提供するさまざまなサービスを利用することで、楽天市場のポイント倍率を最大16%、その他キャンペーンと合わせるとなんと44%まで引き上げることが可能です。メインカードを楽天にすれば日常での使用でどんどんポイントを貯めることができます。

クレジットカードで楽天カードと2枚持ちするのにおすすめは?

楽天カードをメインとするならば、ぜひ日常で使用してポイントを獲得しましょう。サブカードとなるクレジットカードは、楽天カードに足りない部分を補う機能を持ったカードがおすすめです。

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラとSuicaの機能を併せ持ち、2種類のポイントが同時に貯まります。

年会費は524円(税込)で初年度無料、年に1回でもショッピングに利用すれば次年度も無料となります。

また、ビックポイントは最終利用日から2年間、JRE POINTは最終利用日から2年後の月末が有効期限となりますので、買い物や公共交通機関に利用していればポイントを失効することもありません。

ビックカメラSuica(スイカ)カードがおすすめの理由

楽天カードはビックポイントが200円で1ポイント、JRE POINTが1,000円で5ポイント貯まりますが、Suicaへのチャージはポイント対象外となります。

ビックカメラSuicaカードを使えばSuicaへのチャージでポイントが3倍貯まるほか、ビックポイントをSuicaにチャージすることも可能です。つまり楽天カードで発生するポイントロスを、ビックカメラSuicaカードで補完することができるのです。

Suicaは全国で相互利用できるため、関東圏以外に在住の方でも利用する価値は十分あると言えるでしょう。サブカードに悩んでいる方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

SPG アメックスカード

SPG アメックスカード

SPG アメックスカードはアメリカンエキスプレスが発行するクレジットカードです。

旅行と共に高級ホテルを楽しみたい方は、こちらのカードがおすすめです。年会費は34,100円(税込)と高額ですが、旅行好きであれば簡単に元を取ることができます。

SPG アメックスカードがおすすめの理由

SPG アメックスカードは、毎年更新をするたびに「マリオット・インターナショナル」や「ザ・リッツ・カールトン」などの名だたるブランドの系列ホテルに2名1泊分無料で宿泊することができます。国内では33軒、世界中ではなんと6,500軒ものホテルに宿泊が可能で、こちらはゴールデンウィークなどの繁忙期でも適用されます。

楽天カードを日常で使い、たまの旅行で贅沢に過ごす際はSPG アメックスカード、というようにまく使い分けることができます。

また、楽天カードには国内旅行保険は付帯しませんが、SPG アメックスカードであれば最高5,000万円の保険がついてきます。

さらに、SPG アメックスカードは100円につき3ポイントも貯まる高還元のクレジットカードです。ポイントは有効期限が無期限、かつANAやJALなどの提携航空会社40社以上でマイルの交換が可能です。

旅行が趣味の方にぜひおすすめしたい1枚です。

Amazon Mastercardゴールド

Amazon Mastercardゴールド、は楽天と併せて「徹底的にショッピングを楽しみたい」という方におすすめです。

年会費は通常11,000円(税込)ですが、条件を満たせば初年度5,500円(税込)、2年目以降は4,400円(税込)まで抑えることができます。

Amazon Mastercardゴールドがおすすめの理由

楽天とAmazonで商品を購入する際どちらを利用するのか迷ったときは、楽天とAmazonそれぞれのポイントを獲得することができれば無駄がありません。

Amazon Mastercardゴールドは通常利用で1.0%、Amazon利用で2.5%のAmazonポイントが貯まります。年間3,900円のAmazonのプライム特典が無料で利用できるため、2年目以降の年会費は実質420円となります。

ショッピングをとことん楽しみたい、という方には非常に旨味のあるサブカードとなりえます。

dカード GOLD

dカード GOLD

ドコモユーザーであればぜひおすすめしたいカードがdカード GOLDです。

年会費は10,000円と割高感がありますが、月8,300円前後ドコモ回線に支払いを行なっているのであれば、すぐに元を取ることができます。

dカードゴールドがおすすめの理由

dカードゴールドを保有していれば、ドコモで契約しているスマートフォンや光回線の利用料金の10%のポイントを貯めることが可能です

また、dカードを保有すれば電子マネーのiDやd払いも使うことができますので、サブカードとしても十分メリットがあると言えます。

d払いは定期的にお得なキャンペーンを開催していますので、楽天カードと合わせてさまざまなシーンでポイントを貯めることができるでしょう。さらにdポイントはAmazonでも使用できるので、楽天市場と併用した使い方も可能です。

その他、新規購入後3年までに携帯端末が故障または紛失した場合に最大10万円が補償されるdカードケータイ補償や、国内・ハワイの主要空港のラウンジ利用無料が付帯されているなど、ドコモユーザーであれば使わない手はないカードと言えます。

Kyash Card(キャッシュカード)

Kyash Card(キャッシュカード)

Kyash Cardは、クレジットカードと紐付けして自動チャージを行うことができるプリペイドカードです。

VisaやQUICPay+加盟店であればクレジットカードのように使用することが可能です。メインの楽天カードに特化して楽天ポイントの還元を最大まで高めたい、という方におすすめです。

カードの種類ごとに、バーチャルカードは発行手数料無料、リアルカードは900円の発行手数料が必要です。年会費は無料ですが、有効期限が5年間に設定されているため更新手続きが必要です。

Kyash Card(キャッシュカード)がおすすめの理由

Kyashカードはポイントバックが常時1%と他のクレジットカードやキャッシュレス決済と比較しても引けを取りません。

さらにチャージをすればポイントが貯まりますので、楽天カードと組み合わせることでポイントの二重取りが可能になります。楽天ポイントをとことん貯めたいと言う方にぜひおすすめしたいカードです。

付与ポイントは1,200ポイントまでと制約はあるものの、楽天カードとの併用でザクザクポイントを貯めることができます。

なお、KyashカードのクレジットチャージはVisaかMastercardに限定されていますので注意してください。

楽天カード

楽天カードロゴ

実は楽天カードは同一名義で2枚持ちできる、ということをご存知でしょうか。楽天カードを2枚保有するメリットとその方法について紹介します。

ただしこの方法は1枚目がVisaブランドかつ一般カードである場合に限ります。

楽天カード2枚持ちがおすすめの理由

楽天カードを2枚持つと、以下のメリットがあります。

ランクの高いカードを追加できる

1枚目の一般カードに対し、2枚目はランクアップしたカードを保有することができます。

ゴールドカードであれば楽天市場のポイント倍率が5倍に、プレミアムカードであれば国内外の空港ラウンジを無料で利用することができます。

すでに1枚目を保有済であれば、カードの解約や切り替えを行う必要がありません。また、利用限度額は2枚のカードのうち高い方が採用されます。

別カードの特典を得られる

すでにカードを保有している場合、2枚目に発行したカードの特典も受けることができます。例えばPINKカードは楽天グループの優待や女性を対象としたサービスを選択できます。

ただし入会キャンペーンなどは対象外となりますので注意しましょう。

異なる国際ブランドを保有できる

カードを2枚持つということは国際ブランドを2種類保有できるということです。

1枚目がVisaならば2枚目はJCBまたはMastercardにすることで、双方のブランドが持つメリットを得ることができます。

買い物をしたいお店でクレジットカードのブランドに制約されることも減るでしょう。

好きなデザインを選べる

2枚目も一般カードの場合に限りますが、1枚目では選べなかったデザインを選択することができます。

クレジットカードを2枚持ちする際の注意点は?

クレジットカードを2枚持ちする際の注意点は?

クレジットカードを2枚持ちすることはメリットも多くありますが、注意しておきたいポイントもいくつかあります。

カードごとに管理が必要

クレジットカードを2枚持てば当然カードごとの管理が必要となるため、暗証番号やセキュリティコード、限度額などの状況把握がむずかしくなります。

特に引き落とし口座を分割している場合などはカードを使い過ぎてしまうことがあるため注意が必要です。

また、ポイントや利便性を重視するあまりメインカード・サブカード共に高額の年会費かかってしまうと本末転倒です。ご自身の利用状況に合わせて選択してください。

紛失や盗難時の手続きが煩雑になりやすい

クレジットカードの紛失や盗難が発生した場合、カード会社で利用停止をしなければなりません。紛失した枚数に応じて個別の連絡が必要となるため、大きな手間が生じます。

ポイントが貯まりにくい

クレジットカードを2枚持つことで、還元されるポイントが分散されます。日常での支払いはメインカードで問題ありませんが、目的や状況に応じてうまくサブカードを使って効率良くポイントを貯めましょう。

クレジットカードは楽天カードと組み合わせて2枚持ちしよう

クレジットカードは楽天カードと組み合わせて2枚持ちしよう

楽天カードをメインとしたクレジットカードの2枚持ちについて解説しました。

ポイント還元率が圧倒的に高い楽天カードをメインに据えて、足りない要素を紹介したクレジットカード参考に補ってみましょう。

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