

メルペイスマート払いは、買い物した金額を翌月以降に後払いできる決済サービスですが、後払い決済の場合、手数料が気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、メルペイスマート払いの手数料や清算方法について紹介します。
メルペイスマート払いとは?
メルペイスマート払いとは、メルカリによる後払い決済サービスです。自分の設定した利用上限金額まではメルペイを使って買い物をすることができ、使った分の料金は翌月以降に一括払いで清算します。
また、メルペイスマート払いは任意で定額払いも利用することができます。ただし、定額払いを利用するには通常のメルペイとは違ったルールや審査があるので注意しましょう。
ネットショッピングや実店舗でも利用可能
メルペイスマート払いはメルカリ内での品物の購入に限らず、メルペイのコード決済ができる店舗または電子マネー「iD」の加盟店であればメルペイスマート払いを使うことができます。
メルペイスマート払いを利用するには手数料がかかる?
メルペイスマート払いは、クレジットカードを使わずに後払い決済を行うことができ、利便性の高い決済方法ですが、手数料の有無が気になる方もいるのではないでしょうか。
ここからは、メルペイスマート払いの手数料について紹介します。
清算時にかかる手数料
メルペイスマート払いでは、「登録銀行口座による自動引落し」「メルペイ残高」で清算する場合は、清算時の手数料は無料となっています。
コンビニやATMでの支払いでは手数料がかかるので、無料でメルペイスマート払いを利用したい方は、自動引落しやメルペイ残高で清算を行うようにしましょう。
コンビニやATMで清算した場合の手数料
メルペイスマート払いの清算をコンビニやATMで行った場合、手数料は月額300円となっています。利用都度の手数料ではなく、月額300円の支払いです。月に1回でも利用すると手数料は300円かかるので注意しましょう。
清算時にかかる手数料以外に発生する手数料
メルペイでは、メルペイスマート払いの2020年5月利用分から、清算期限が超過し延滞した場合「延滞事務手数料」が請求されるようになりました。
延滞事務手数料は、毎月1日と15日に延滞事務手数料が300円請求されることになり、1ヶ月超過した場合は、1日と15日分の合計600円が追加請求されます。
定額払いを利用した場合の手数料
メルペイスマート払いで定額払いを利用する場合、定額払い手数料として、実質年率15%の手数料がかかります。
メルペイスマート払いの清算方法
メルペイスマート払いの清算では、「銀行口座からの自動引落し」「メルペイ残高支払い」「コンビニ/ATM支払い」から、清算方法を選ぶことができます。
銀行口座からの自動引落しの場合
銀行口座からの自動引落しは、メルペイに登録した銀行から自動引落しで清算する方法です。メルペイスマート払いの銀行口座からの自動引落しは、「11日・16日・26日」のいずれかの日を指定して、自動で清算することができます。ただし、自動引落しを初めて利用する場合は、当月の引落し日は26日となり、翌月から任意の日で引落されるようになります。
自動引落しはメルペイ残高やポイントも利用できる!
自動引落しではメルペイ残高や友達招待キャンペーンなどで得たポイントも利用することができます。メルペイ画面下部「使った履歴」の「メルペイスマート払い」にある「清算方法」から、自動引落しの詳細設定を行うことができます。引落し先の銀行、引落し日、手持ちの残高・ポイント利用などを設定することで自動引落しができるようになります。
メルペイ残高支払いの場合
メルペイ残高支払いは、アプリ内または銀行口座からチャージしたメルペイ残高を使って清算する方法です。メルペイ残高支払いの場合、清算は翌月の好きなタイミングで行うことができます。メルペイ残高支払いでは、メルカリでの売上金やキャンペーンで得られるポイントもメルペイスマート払いの清算に利用することができます。
コンビニ/ATM支払いの場合
メルペイスマート払いはコンビニやATM(パソコンや携帯電話からも可)にて、現金で清算をすることができます。清算時の手数料は300円かかりますが、支払う料金が定額払い分のみの場合、清算時手数料はかかりません。ただし、定額払いでは、定額払い手数料(実質年率15%)がかかります。
また、コンビニやATMでの清算では、売上金や売上金で得たポイント、メルペイ残高は利用することができませんが、友達キャンペーンなどでもらえるポイントは利用することができます。
メルペイスマート払いの清算ができるコンビニ
メルペイスマート払いの清算ができるコンビニは以下の通りです。
メルペイスマート払いを利用する上での注意点は?
メルペイスマート払いを利用するにあたっての注意点を紹介します。
清算期限は利用月の翌月末日まで
メルペイスマート払いの清算は、翌月であればユーザーの任意の日に支払うことができます。しかし、清算期限は利用月の翌月末日までとなっており、個別での清算期限延長の対応などは行うことができません。
清算期限までに清算できない場合、清算が完了するまではメルカリやメルペイスマート払いの利用ができなくなり、売上金の充当や2週間ごとに延滞事務手数料の請求が行われます。また、電話や書面での清算の案内もされるようになります。
清算が遅れてしまった場合の清算方法は?
清算が間に合わなかった場合の清算ですが、自動引落しやメルペイ残高からの清算は行うことができません。コンビニ、ATMでのみ清算が可能となります。
また、メルペイスマート払いの定額払いは、延滞情報が信用情報機関に情報提供されることを理解しておきましょう。
使い過ぎに注意する
メルペイスマート払いは、メルペイ側が決めた上限金額範囲であれば、利用上限金額を任意で決めることができます。しかし、範囲内の利用であっても、使い過ぎでは清算時にまとまった金額を支払わなければいけませんので、返済が大変になることがあります。
清算が遅延することによって手数料が加算されるだけではなく、定額払いの場合は信用情報機関に情報が提供されるため、必ず自分が返済できる金額内で利用上限を決めるようにしましょう。
メルペイスマート払いは手数料無料の清算方法でお得に利用しよう!
メルペイスマート払いは、登録した銀行口座からの自動引落しやメルペイ残高による支払いであれば、手数料無料で利用できるサービスです。
クレジットカードを持っていない方でもクレジットカードと同じ後払い決済を行うことができるので、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。