
ビューカードは交通機関の利用で便利なクレジットカードです。とても便利ではありますが財布から抜け落ちてしまうなど気づかぬうちに紛失してしまうことがあります。
この記事では、ビューカード紛失したときにどこに問い合わせたらいいのか紹介します。悪用されないためにも早急に手を打つようにしましょう。
ビューカードを紛失したときの問い合わせ先
ビューカードを紛失したときの問い合わせ先は国内か海外かで異なります。
ビューカードを国内で紛失した場合
国内で紛失したときの問い合わせ先は下記のとおりです。
03-6685-4800
通常のサポートデスクは受付日時が限定されていますが、盗難・紛失デスクは例外的に24時間365日受け付けています。
ビューカードを海外で紛失した場合
海外で紛失した場合は、下記に問い合わせます。
81-3-6685-4800
海外にいる場合は国際番号に掛ける必要があるため、こちらの電話番号にかけるようにしてください。海外で紛失したことを帰国したあとに気づいた場合は国内の盗難・紛失デスク(03-6685-4800)にかけても問題ありません。
ビューカードを紛失して再発行されるまでの流れは?
ビューカードを紛失した場合は再発行する必要があります。再発行の流れは以下の通りです。
- 事前に紛失・盗難デスクに連絡をし、整理番号を控えておく
- 連絡をした翌日以降にSuicaエリア内のJR東日本みどりの窓口に「整理番号・公的身分証明書・手続費用(1,020円(税込))」の3点を持参
- 窓口の案内に従って手続きを進めてSuicaカードを受け取る
- 手続完了日から約10日前後で簡易書留で新しいビューカード郵送される
- JRの多機能券売機にて②で受け取ったSuicaカードの定期券情報や残高を引き継ぐ
- 完了
新しいビューカードは約10日間で手元に
手続き自体はスムーズに行えますが、新しいビューカードが手元に来るまで早くても10日間かかるほか、新しいビューカードが届いた後に手続きが1つ残ってるので注意してください。
ちなみに、手続費用が1,020円とやや高めですが、このうち500円は一時的に発行するSuicaカードのデポジット金であるため、Suica情報の引き継ぎ完了後には返金されます。
ビューカードは紛失して不正利用されても安心!
クレジットカードを紛失し、そのカードは誰かに拾われてしまった場合は不正利用される可能性もあります。
ビューカードは不正利用されたとしても、紛失したことを連絡した日から60日以内の不正利用に関してはビューカードが負担してくれます。
ビューカードの紛失に気付いたときは速やかに連絡する必要があります。連絡を忘れたままでいると紛失した金額が負担されず全て自己負担となってしまいます。補償されない不正利用もありますので注意してください。
ビューカードを紛失した場合の注意点
ビューカードを紛失した際に注意しなければならないポイントを紹介します。
新しいビューカードですぐにSuica機能を使わない
新しいビューカードが届いた後、JRの多機能券売機でSuica残高や定期券情報の引き継ぎが必要であり、引き継ぎをしないままビューカードのSuica機能を使ってしまうと移行することができなくなってしまいます。
Suica機能を使う際は必ずSuica情報の移し替えを済ませてから使用するようにしてください。
Suica情報移行前に使ってはいけない機能は以下のようなものです。
オートチャージ機能は新しいビューカードに設定されていませんので、自分から設定しない限りオートチャージしてしまうことはありません。
その他の機能はうっかり使用してしまう可能性があるので気をつけましょう。
家族カードは停止されない
本人名義のビューカードを紛失して停止した場合は、そのビューカードは使えなくなります。ですがそのビューカードを利用して発行した家族カードに関しては停止されません。
紛失・盗難被害にあっていない家族カードを不正利用されることはないため、家族カードは新しいビューカードが届くまでの間も使うことができます。
ただし家族カードを紛失した場合はその家族カードを紛失したことを届けでて使用停止措置をしてもらう必要があるので注意してください。
Suica(スイカ)残高は補償対象外
ビューカードのSuica機能を使って残高をチャージしていて、そのSuica残高を不正利用された場合は補償されません。
ビューカードの利用残高とSuicaの残高は別扱いであり、ビューカードの補償サービスでは補償されません。紛失の連絡を入れた後はSuica機能の使用停止措置が行われてSuica残高も使えなくできますが、使用停止措置が完了するまでに使われた額は一切保証されないので注意してください。
裏面にサインがないと補償されない可能性がある
どのクレジットカードの裏面にサインを書き込む箇所がありますが、サインをしてない場合はカード名義人本人の負担となりビューカード側が負担してくれない可能性があります。
クレジットカード裏面にサインをすることははビューカードに限らず全てのクレジットカードで利用規約として定められているので注意してください。
暗証番号漏洩による不正利用は補償対象外
ビューカードが補償してくれるのは暗証番号を使わず不正利用された場合で、暗証番号を使って不正利用された額は補償対象外になります。
暗証番号がばれているということは、ビューカード所有者の暗証番号管理に問題があるということで補償されないようになっています。
補償を受ける場合は警察署に届け出る
万が一、ビューカードが不正利用されていて補償が必要な場合は、警察に紛失届や盗難届を提出するようにしてください。
補償手続きを受けるためには警察署への届出が必要であるため、ビューカードのサポートデスクに連絡して使用停止措置をしてもらったあと警察署にも行くようにしてください。
不正利用した相手が家族などの身内だった場合は補償されない
不正利用の犯人が家族や同居人などの身内だった場合は警察署への届け出など所定の手続きをした場合でも一切補償されません。
この場合はビューカード会員本人の管理能力不足扱いで全額本人負担となります。いつ何が起きるかわかりませんので、自分以外の人物がビューカードに触れないようにしっかり管理するようにしておきましょう。
ゴールデンウィークなどの長期休暇は再発行に時間がかかる
ビューカードの再発行は手続き完了日から約10日で新しいビューカードが届きますが、ゴールデンウィークや夏期休暇など長期休暇を挟む場合は2週間以上かかってしまうことがあります。
もし年末年始などに紛失した場合は新しいビューカードが届くまで日数がかかることを覚悟しておきましょう。
ビューカードを紛失しても焦らず対処しよう
ビューカードも万が一の紛失を想定して専用の問い合わせ窓口を用意していますので、焦らず冷静に1つずつ紛失の連絡、再発行手続きを進めていくようにしましょう。