
Cryptocurrency Jobsは、暗号通貨・ブロックチェーンに特化した仕事検索サイトです。
同サイトは、紹介特化のジョブ検索サイトとして、最も有名なサイトです。少し探すと、業界でお馴染みの多くの企業が、ここで求人情報を公開していることが確認できます。
職種一覧は、カスタマーサポートとデザイン、エンジニア、ファイナンス、マーケティング、プロダクト、セールスの7種類に分かれています。海外のブロックチェーン関連の企業に就職したい場合は、是非このサイトを確認してみると良いでしょう。
地域・職種別のブロックチェーン関連の給与を調査
このCryptocurrency Jobsのブログでは、「ブロックチェーン関連の仕事の給与」という記事が投稿されました。業界特化の求人検索サイトによる統計なので、信憑性が高い記事だと言えます。
同調査では、アジアとカナダ、ヨーロッパ、アメリカにリモートワークを加えた5つの地域と15種の職種で平均年収を調査しています。調査の結果によると、最も高い給与水準は、リモートワークでのSolidity Developer(イーサリアムのアプリケーション開発者)で、14万5,000ドル(約1,580万円)です。
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Solidity Developerに限らず、アメリカ地域の給与水準が最も高く、これは単純に生活費が高いこともありますが、VCなどからの資金調達をしたスタートアップの数が多いことも影響しているでしょう。
なお、これらの調査には、株式やストックオプションによる報酬は含まれておらず、全てドル建ての給与ベースでの調査です。
ベアマーケットに関わらず、ブロックチェーン関連の人材は引き続き強い需要
Cryptocurrency Jobsによると、ベアマーケットにかかわらず、ブロックチェーン関連の人材需要は引き続き強いと言います。スタートアップだけではなく、AmazonやFacebook、IBMのような伝統的企業がブロックチェーンチームを組成していることから、求人も多いと述べています。
実際のところ、ブロックチェーンに関連する業務を行うエンジニアは日本国内市場を見ても不足しています。また、エンジニアだけでなく、ビジネスデベロップメントの給与が高いことも注目すべき点です。
ブロックチェーン業界のビジネス人材も、エンジニア同様に貴重です。エンジニアでなくとも、ブロックチェーンの技術やアーキテクチャをある程度は理解をする必要があり、そのうえでビジネス実行能力が求められます。
加えて、日本人の場合、日本語しか話せないのであれば仕事は務まらないため、英語はある程度できることが大前提になります。そうすると、基本的にはいわゆる高度人材にあたり、求人市場では希少な存在ですし、給与も高くなる傾向になります。
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