Airペイ(エアペイ)とd払いを比較!導入費用や流れの違いについて解説

多くのキャッシュレス決済サービスがある中で、どれを店舗に導入するか迷われている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、キャッシュレス決済導入サービスとして人気の高いAirペイ(エアペイ)d払いを比較します。

それぞれの特徴や、決済手数料など細かい部分まで比較するため、導入時の検討材料に活用してみてください。

Airペイ(エアペイ)とd払いを比較

Airペイ(エアペイ)とd払いを比較

Airペイとd払いのどちらを導入するか迷われている方向けに、導入費用や決済手数料などの項目ごとに比較をします。

サービス導入の初期費用

まずはそれぞれの導入費用について見ていきましょう。

Airペイ

Airペイのサービス導入の際に必要となるのは、決済に利用するiPadまたはiPhoneと専用のカードリーダーです。

iPadまたはiPhoneは店舗側で用意する必要がありますが、2021年6月現在では、決済に必要なカードリーダーの貸し出しを無料で行うキャンペーンが開催されています。

キャンペーンを利用すれば、通常1台20,167円のカードリーダー貸与料金が0円となるためお得にキャッシュレス決済を店舗に導入できます。

※紹介しているキャンペーンは、2021年6月時点の情報です。現在は終了している場合もありますので、詳細はAirペイの公式ホームページにてご確認ください。

d払い

d払いを導入する際には、店舗側で加盟店売上管理ツールにアクセスできるPC、スマートフォン、タブレットのいずれかの端末を用意する必要があります。

また、「バーコード店頭設置」と「バーコード読み取り」の決済方法で費用が異なります。

まず、バーコード店頭設置タイプは、レジ横にQRコードを設置するだけなので端末を用意する以外に初期費用は発生しません。

一方、バーコード読み取りタイプは、会計時にお客様のバーコードを読み取るための専用機器が必要となり、決済端末の購入費用や機器の月額使用料などがかる場合もあります。

決済方法

続いて、決済方法について見ていきましょう。

Airペイ

Airペイはさまざまな決済方法に対応しています。

クレジットカードや交通系電子マネーなど複数の決済方法を利用できるため、お客様にとっても支払いを便利に行えるのが特徴です。

Airペイと同時に申し込みが可能なAirペイQRでは、d払いでの決済にも対応しており、決済の種類が豊富なのが分かります。

d払い

一方d払いでは、「d払い」と「メルペイ」の共通QRコードを提供しています。
d払いだけでなく、メルペイを利用したいユーザーの集客が見込めるのは嬉しいですね。

決済手数料

決済手数料についても比較してみましょう。

Airペイ

Airペイの決済手数料は、決済方法によって異なります。

クレジットカードの場合、VISA・MasterCard・American Expressは3.24%、JCB・Diners Club・Discover・Union Payは3.74%と、カードのブランドによって決済手数料が異なる点に注意が必要です。

その他は、交通系電子マネーが3.24%、iD・QUICPay・Apple Payは3.74%となっています。

また、AirペイQRを同時に申し込んだ場合、決済手数料は3.24%となっています。

d払い

d払いは、決済手数料として2.6%かかります。

決済手数料に関してはAirペイよりも低く設定されており、売上金が大きく減ってしまうのを避けられます。

入金サイクル・入金手数料

次に、入金サイクルと入金手数料の比較です。

Airペイ

Airペイの入金サイクルは金融機関によって異なり、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行は毎月6回、その他の銀行では毎月3回設定されています。

また、いずれの口座においても、振込手数料は一切かかりません。

d払い

一方d払いの入金サイクルは、バーコード設置タイプを導入している場合、毎月2回となっています。

また、バーコード読み取りタイプは、使用機器のパートナー企業で入金サイクルが異なるため、導入時に確認しておく必要があります。

導入審査・導入スピード

導入のスピードに関しても比較してみましょう。

Airペイ

Airペイは、過去の売上やクレジットカードの信用情報によっては、審査に不合格となる場合があります。

また、Airペイの導入までのスピードは、約1ヶ月ほどを想定しておくと良いでしょう。

d払い

d払いも同様に、導入時に審査を受けます。

NTTドコモの事前審査と申し込み手続きを経て、審査に合格した場合のみ利用が可能です。

なお、審査期間は明記されていませんが、約1ヶ月を想定しておきましょう。

カスタマーサポート体制

最後に、カスタマーサポート体制の比較です。

Airペイ

Airペイでは、電話・メール・チャットでのサポートを用意しており、利用中に不明な点をいつでも相談することができます。

よくある質問もホームページにまとめられているため、相談をする前に解決しやすいのも特徴です。

d払い

一方d払いでは、バーコード読み取り機器を使用している場合は提供するパートナー企業への問い合わせを行います。

購入した機器によって対応方法が異なり、導入時に調べておく必要があります。

Airペイ(エアペイ)とd払い、どちらがおすすめ?

Airペイ(エアペイ)とd払い、どちらがおすすめ?

Airペイとd払いの特徴について、比較をしました。それぞれメリットがある中で、目的ごとにどちらを選べば良いかをまとめます。

できるだけ多くの決済方法に対応したい

できるだけ多くの決済方法に対応したい場合、Airペイがおすすめです。

Airペイは、クレジットカードや交通系電子マネーといった主要な決済方法に対応しているため、お客様側での支払い方法の選択肢が広がります。

また、AirペイQRを同時に申し込むことで、d払いを含むバーコード決済の導入も可能です。

導入費用から手数料まで経費を抑えたい

導入や利用に関するあらゆる経費を抑えたい方は、選択によってはAirペイのほうが安く済みます。

Airペイは、初期費用や機器貸与費が無料で、決済時の手数料のみがかかります。

d払いは、自店舗でバーコード読み取り機を使用する場合に、初期費用が発生します。提供するパートナー企業ごとに価格が異なるため、あらかじめ調べておきましょう。

時間をかけずに導入したい

Airペイとd払いのどちらを選んでも、導入までの時間に大きな差はありません。

また、Airペイもd払いも約1ヶ月の導入時間がかかるだけなく、審査があるため、導入できない可能性も考えられます。

なるべく早めに導入したい方は、書類の不備をなくすことを心がけましょう。

トラブル発生時に迅速なサポートを受けたい

どちらもサポート体制が整っていますが、確実なサポートを受けたい場合、Airペイがおすすめです。

電話・メール・チャットからのサポートに対応しており、トラブル発生時に迅速に解決しやすいのが魅力です。

Airペイ(エアペイ)とd払いを比較してキャッシュレス決済を導入しよう!

Airペイ(エアペイ)とd払いを比較してキャッシュレス決済を導入しよう!

Airペイとd払いで迷われている方は、じっくりとそれぞれの内容を比較しましょう。

導入時の初期費用・決済方法・決済手数料・サポート体制などに違いがあり、店舗の売上やお客様の満足度にも関係します。

本記事を参考にし、Airペイとd払いどちらを導入するか検討してみてください。

Airペイ(エアペイ)について詳しい記事はこちら

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