
自店舗で新たにAirペイ(エアペイ)の導入を検討しているけれど、売上金の入金や、どのように振り込まれるか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではAirペイの振込・入金サイクルについて解説します。
金融機関別の入金サイクルの違いや、その他振込に関する情報を紹介するため、導入前にぜひ参考にしてみてください。
Airペイ(エアペイ)とは?
Airペイは、さまざまなキャッシュレス決済をiPadやiPhone、カードリーダーのみで店舗に導入できるサービスです。
クレジットカードや交通系電子マネーといった決済方法が充実している他、月々の入金サイクルも多く、利便性に優れています。
また、決済手数料も業界最安水準であることや、キャッシュレス決済を利用して支払いを行いたいという消費者も増えていることから、Airペイの導入を検討する店舗も増えています。
何かトラブルが起きた際にも、9:30〜23:00までと長い時間電話での問い合わせを受け付けているので安心です。
Airペイ(エアペイ)の振込・入金サイクルは?
これからAirペイの導入を検討されている方は、振込・入金サイクルについてチェックしてみてください。
入金に関して注意したいのが、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行と、その他の金融機関を登録しているかによって、月々の入金回数が異なる点です。
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の場合
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行をAirペイの振込先銀行に指定している場合、月々の入金サイクルは合計6回です。
対象期間 | 締日 | 入金日 |
---|---|---|
前月末日~4日 | 5日 | 10日 |
5日~9日 | 10日 | 15日 |
10日~14日 | 15日 | 20日 |
15日~19日 | 20日 | 25日 |
20日~24日 | 25日 | 末日 |
25日~末日前日 | 末日 | 翌月5日 |
「5日・10日・15日・20日・25日・末日」に締日を設けており、5日後の「10日・15日・20日・25日・末日・翌月5日」に指定口座に入金されます。
ただし、上記の振込日が金融機関の休業日に重なる際には、末振込は営業日前倒し、それ以外は営業日後倒しでの入金になる点に気を付けましょう。
例えば、「ある月の15日が日曜日」だった場合、振込は次の営業日である16日(祭日を除く)です。
紹介した入金日は目安となり、土日祝日の並びによっても入金日が変更される場合もあるため、管理画面にある「振込一覧」の振込カレンダーで確定日を必ず確認するようにしましょう。
その他の金融機関の場合
一方、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行を除くその他の金融機関では、入金サイクルは3回に設定されています。
対象期間 | 締日 | 入金日 |
---|---|---|
前月末日~9日 | 10日 | 15日 |
10日~19日 | 20日 | 25日 |
20日~末日前日 | 末日 | 翌月5日 |
「10日・20日・末日」に締日を設けており、5日後の「15日・20日・翌月5日」の入金になります。
なお、その他の金融機関での振込に関しても、入金日が金融機関の休業日と重なる場合、末振込は営業日前倒し、それ以外は営業日後倒しで入金されます。
予定していた入金日が毎月ズレてしまうことがあるため、振込カレンダーと金融機関の営業日を十分に確認しておきましょう。
いずれの場合も振込手数料が無料
Airペイの利用者にとって嬉しいメリットは、振込手数料が無料である点です。
毎月最大6回の入金機会がありながらも、入金時に手数料が発生しないため、売上金額から振込手数料が引かれることなく受け取れます。
Airペイの振込に関して知っておきたいポイント
入金サイクルも多く、振込手数料も発生しないAirペイは、店舗にとって多くのメリットがあります。
とはいえ、入金に関して注意しておきたい点もいくつかあります。Airペイを導入する前にチェックしておきましょう。
翌日入金は不可
複数回の入金サイクルが設定されているAirペイですが、翌日入金に対応していない点に気を付けましょう。
「急に明日現金が必要になった」、「5日後の入金を前倒ししたい」といった場合でも、翌日での振込は不可となっています。
毎月の入金サイクルを把握し、手元の現金にも余裕をもたせながら運営することが大切です。
AirペイQR(エアペイQR)の入金は月1回のみ
入金サイクルに関して気を付けておきたいのが、「AirペイQR」を導入している場合です。
クレジットカードや電子マネー支払いがメインの「Airペイ」は月に最大6回の入金サイクルが設定されています。
一方で、スマホでのバーコード決済を主とした「AirペイQR」を導入している場合、指定振込口座の金融機関に関わらず入金は月1回のみです。
なお、AirペイQRでは月末締めの翌月末日入金となるため、店舗における資金繰りにも注意が必要です。
ゆうちょ銀行は非対応
さまざまな国内金融機関を振込先口座に指定できるAirペイですが、ゆうちょ銀行のみ対応していません。
ゆうちょ銀行を店舗のメイン口座として利用している方は、別途、新たに口座を開設する必要があります。
決済手数料が発生する
指定口座への入金に手数料はかかりませんが、Airペイでの決済時に手数料が発生します。
支払い方法によって手数料が異なり、金額に対して3.24%~3.74%の決済手数料が発生します。
振込金額は管理画面に表示
指定口座に振り込まれる金額は、Airペイの管理画面にある振込一覧で確認できます。
直近分の入金金額と、次回入金予定額が表示されるため、口座に振り込まれる入金額を管理しやすいのが特徴です。
Airペイ(エアペイ)は振込手数料が無料なのでお得!
Airペイは、月最大6回の振込に対応しており、店舗にとって安定した資金の流動が可能です。
また、指定口座への振込時に手数料が発生しないため、決済手数料を引いた売上金をそのまま受け取れるのも嬉しいメリットです。
レジ業務の負担軽減にも、Airペイの導入を検討してみてください。