毎年一定額の非課税枠が手に入るNISA口座ですが、金融機関によって違いがあります。
マネックス証券では外国株の取扱数が多いことや、キャンペーンで取引手数料が実質無料になっていることもあって口座を開設する人も多数います。
具体的な手数料や非課税枠の仕組み、買い方やキャンペーンについて、この記事では見ていきます。
マネックス証券のNISAの特徴・手数料・口座開設・おすすめ商品・キャンペーンを紹介
マネックス証券NISAの非課税枠って何?
NISAとは金融庁が行う個人投資支援の取り組みの一つで、毎年一定額の新規投資に関して非課税にできる仕組みのことです。
この仕組みを使えるのは、専用のNISA口座を使った場合になり、非課税にできる口座は毎年1箇所だけです。
非課税枠が利用できる投資にも制限があり、株式投資や投資信託には非課税枠を利用できますが、たとえば金やプラチナへの投資やFXでの利益に関しては非課税にすることはできません。
一般的に、国内株や投資信託への中長期的な投資で利益を生み、その利益に対してかかるはずだった税金を非課税にすることが目的になります。
売却益や配当金、分配金が非課税で受け取れますので、個人投資家の大きな味方になっています。
マネックス証券の場合、海外株に力を入れていることもあり、中国株ではほぼ全銘柄、アメリカ株では3000株以上の銘柄から選んで投資できることが強みになっています。多彩な選択肢から、自分に合った投資先を選ぶことができるのです。
また、安定して個人資産を形成することがNISAの目的になっているので、国が指定した基準を満たした投資信託で安定した資産形成を図ることができる「つみたてNISA」という仕組みもあります。
非課税枠の上限は120万円まで
非課税枠の上限は、毎年120万円までの新規投資に限られます。
それ以上の投資に関しては、一般口座で行い、通常の税金がかかります。
最大で120万円ですので、新規投資の合計はそれ以下にする必要があります。
各年で1人1口座
NISA口座は1人1口座しか開設することができません。
口座を開いている金融機関はいくつもありますが、そのすべてで非課税枠を利用できるというわけではありません。
NISA口座は1年に1度しか変更がきかず、その年の非課税枠は使っているNISA口座でしか利用できませんので、どこの金融機関で口座を開設するかは考える必要があります。
1つの枠の有効期限は5年間
NISA口座では年間120万円までの新規投資に関して、非課税にできます。
この有効期限は5年間となっており、それを超えて投資し続けたい場合にはロールオーバーを行う必要があります。
しかし、ロールオーバーすると、投資6年目の新規投資枠を、その時点での金融商品の時価分だけ消費してしまいますので、他の商品に新規投資したい場合には向いていません。
非課税枠は繰り越しできない
非課税枠は年間で120万円までの新規投資に限られています。
たとえば1年目で70万円の投資をして、投資できなかった50万円分の非課税枠を翌年に持ち越すようなことはできません。
毎年、120万円までになりますので注意が必要です。
マネックス証券NISAは手数料が実質無料!
マネックス証券を使う最大のメリットとして、手数料が実質無料になる恒久キャンペーンを行っていることが挙げられます。
特に国内株であれば手数料0円となっており、手軽な投資が可能です。
またマネックス証券が力を入れている外国株(米国株・中国株)に関してはキャッシュバックで実質無料になっています。
国内株式
NISA口座では、恒久的に手数料が0円になります。
単元株に限りますが、売買しても手数料がかかりません。
非課税と併せることで、税金と手数料のどちらもとられずに、利益をそのまま手にすることができます。
米国株・中国株
国内取引手数料がキャッシュバックされ、実質無料になります。
米国株では約定額の0.45%、中国株では約定額の0.25%の国内取引手数料がかかりますが、これがキャッシュバックされる形になります。
投資信託
投資信託の取引では、購入時、売却時、保有期間中にお金がかかる場合があります。
ファンドによって費用のかかる条件が変わってくることもあり一概には言えませんが、マネックス証券では投信つみたてによる購入の場合は、購入時の申込手数料を全額キャッシュバックしています。
投資信託は株式よりも安定した資産形成を図れる場合も多いので、購入時の申込手数料がキャッシュバックされるのは非常に大きいです。
その他費用
マネックス証券では、NISA口座の開設や管理、維持はすべて0円です。
また配当金受取方法の登録・変更などにも手数料はかかりませんので安心です。
上場新株予約権証券の権利行使時の取次ぎには1単元460円の費用が必要になります。
それ以外に関しては無料、あるいはキャッシュバックで実質無料になる場合が多いです。
マネックス証券NISAの取引期間は?
NISAは金融庁が行う個人投資家支援の取り組みです。
そういった事情もあり、取引可能期間は2023年までに制限されています。法改正が行われない限り、2023年でNISAは終了してしまいます。
2023年に非課税枠を使って購入した金融商品は、2027年まで非課税対象になります。
非課税可能期間は、最大5年間までになっており、最大で同時に非課税にできる所有金融商品は600万円になります。
所有しているだけで配当の入る商品などを購入しておき、5年間の非課税期間のうちに利益を出して売却するのが、賢い使い方になります。
マネックス証券NISAの取引方法は?
まず口座を開設する必要があります。
口座の開設ができたら、証券総合取引口座から資金をNISA口座に移し、取引を開始しましょう。
口座開設後、「国内上場株式」「公募株式投資信託」「外国株式」のいずれかに投資をすることが可能になります。
毎日3:00〜5:00はログインすることができませんので注意が必要です。
国内株式・投資信託の取引
東京証券取引所第一部、第二部の銘柄を取り扱っています。非上場の株式は取り扱っていません。
一般的な株取引・投資信託の取引と仕組みは同じになりますが、5年間の非課税期間があることと、購入時の取引手数料がかからないことが大きな違いになります。
外国株の取引
外国株の取引には、NISA口座に加えて外国株取引口座の開設が必要になります。
外国株の非課税取引は、NISA口座ログイン後画面ではなく、外国株取引口座画面から行います。
2,000円が当たる!つみたてNISAキャンペーン
2019年4月15日(月)から2019年6月28日(金)まで、2000円が当たるつみたてNISAキャンペーンが行われています。
この期間につみたてNISAを開設し、2019年7月31日(水)までに合計3万円以上の投資信託を購入すると、抽選で100名に2,000円が当たります。(※エントリーが必須です)
つみたてNISAはコツコツと安定して資産形成を行いたい人に向けたサービスとなっています。
国の指定した投資信託にしか投資ができないこともあり、安定して長期的に利益を得られる可能性が高いです。
さらに2,000円が当たる可能性があり、非常にお得になっています。取引必要額も3万円と少額なので、長期運用を始めるには良いチャンスです。
マネックス証券のNISAが選ばれる理由とは
マネックス証券が選ばれる最大の理由は、恒久キャンペーンで取引手数料が実質無料になることにあります。
特にマネックス証券が力を入れて銘柄を揃えている米国株・中国株の国内手数料を実質無料で取引ができるのは、投資家にとって非常に魅力的な内容になります。
手数料無料でお得!マネックス証券のNISA
マネックス証券は国内の株式売買では手数料がかかりません。
外国株式の取引でも国内手数料を実質無料にできるということもあり、非課税枠と併せて非常にお得に投資に取り組むことができます。
また、現在、「つみたてNISA」では、抽選で2,000円があたるキャンペーンも行っています。
つみたてNISAは投資できる先が国が指定した基準を満たした投資信託に限られますので、長期的に運用したい、あるいは投資初心者という方でも安心して資産形成できます。