フェイスブックが仮想通貨リブラが実現しない可能性を認めていることがSEC(米証券取引委員会)に提出した文書の中で明らかになった。
ソーシャルレンディングを比較!おすすめランキング公開

ソーシャルレンディングのサービスはさまざまなものがありますが、どれを選ぶべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。

私たちを取り巻く将来の経済的な問題を解決するための選択肢として投資に注目が集まっている状況下において、株式投資や、FXなどよりも手間がかからずに始めることができる投資法としてソーシャルレンディングが注目されています。

そこでこの記事では、おすすめのソーシャルレンディングサービスにはどのようなものがあるのか説明します。

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは、資金を調達したいニーズを持った借り手側と資金は持っているが運用先を求めている資金の貸し手とをマッチングするサービスのことです

ソーシャルレンディング事業の運営元である会社がインターネットを活用することにより、資産運用をしたい個人から資金を調達し、その資金を借りたいニーズを持った会社などに融資します。

サービスによりますが、最低投資額は1万円程度から始めることができるので、元本が少ない人でも少額から始めることができるようです。

ソーシャルレンディングのメリット

ソーシャルレンディングのメリットには、どのようなものがあるのか、具体的には以下のようなものがあります。

  1. 比較的高い利回りが期待できる
  2. 少額投資ができる
  3. 元本の価格変動がないので安定性がある
  4. 短期での運用が可能である

ソーシャルレンディングの選び方

どのようにしてソーシャルレンディングサービスを選べばいいのか、選び方については以下のようなポイントがあります。

事業者の信頼性

事業者の信頼性の判断基準としては、情報公開に積極的な事業者か、事業者の財務状況は良いのかどうかなどの基準があります。

また、ソーシャルレンディング事業者の親会社が上場企業である場合なども信頼性の判断基準になるので、この点についてもチェックしてみましょう。

ソーシャルレンディングの運営実績

次にソーシャルレンディング事業者選びで重要になるのは、ソーシャルレンディングの運営実績の豊富さです。

運営実績の判断要素としては募集案件数、集めた資金の額、返済実績はどうなっているのかなどの点についてチェックするのが重要となります。

担保があるかどうか

3つ目にソーシャルレンディング事業者選びで重要になるのは、担保があるかどうかです。

融資先企業の業績が悪化したことにより、返済できずに倒産してしまう事態が発生してしまった場合でも、担保があれば担保を処分することにより、元本を回収することができるため、担保の有無は重要な判断基準となります。

ソーシャルレンディングを比較、おすすめは?

ソーシャルレンディングのサービスには具体的には以下のようなサービスがあります。

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスです。

「SBIソーシャルレンディング」で取り扱いしている投資対象は、以下のようになります。

名称 概要 利回り 手数料
①BISL不動産ディベロッパーズローンファンド16号 不動産を取得し、開発等を行う事業者」向けの貸付事業で運用するファンド 名目利回り8.0%

※貸付金利9.5%から、管理手数料率1.5%を差し引いた、税引前の利回り

1.5%(年間)
②SBISL不動産担保ローン事業者ファンド 不動産を取得し、開発等を行う事業者」向けの貸付事業で運用するファンド 3.0~5.0%
※貸付金利4.5~6.5%から、管理手数料率1.5%(年間)を差し引いた、税引前の利回り
1.5%(年間)
③SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド 月2回募集を行う常時募集型であり、「不動産を担保にローン事業を営む事業者(最大5社)」向けの貸付事業で運用するファンド 10.0 %(利回りは保証されるものではありません) 匿名組合へ出資を⾏う際の各⾦融機関が定める額になる

また、SBIソーシャルレンディングでの最低投資額は、1万円 から投資することが可能になっているようです。

SBIソーシャルレンディングのメリットとしては、以下のようなものがあります。

        

  • ソーシャルレンディングの運営会社は、ネット証券で有名なSBIグループの傘下であり、信頼性が高いこと
  • 管理手数料がソーシャルレンディング業界において、最低水準の手数料であり、出金手数料が無料であること
  • 累積応募額がマネオに次ぐ業界第2位に位置しているので、流動性の高さが期待できること

SBIソーシャルレンディングの特徴としては、運営会社の信頼性が高く、利回りが3.0~10.0%と高い利回りで利益が毎月分配される点です。

maneo(マネオ)

maneo(マネオ)は、maneoマーケット株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスです。

maneoで取り扱いしている投資対象は以下のようになります。

  • 不動産担保付きローンファンド(不動産担保を設定しているローンファンドで、不動産担保の評価額の開示があります)

  • 事業性資金支援ローンファンド(事業者に対し、運転資金支援などの目的を持ったローンファンドのことで、担保の設定はありません)
  • クラウドリースセレクトファンド(クラウドリースで取り扱う案件に投資できるファンドのことで、中小企業や、ベンチャー企業向けにリース、割賦販売事業を行う事業者などが対象になっています)

  • maneoのソーシャルレンディングサービスの利回りは、4.8~12.8%程になっているようです。

    maneoのソーシャルレンディングサービスの手数料は、口座開設手数料口座維持手数料、投資成約時の成約時手数料が無料になっています。

また、投資額は3万円から投資可能になっているようです。

maneoのメリットとしては以下のようなものがあります。

  1. maneoでは多種多様なファンドの案件があるので、1つの案件に絞り込まなくても、複数の案件に分散投資ができること

  2. 成約手数料や、事務手数料等が無料であること
  3. 案件は、決算書・事業計画書・資金繰り表や担保・保証の有無などの情報を精査されたうえで募集されるので、ある程度信頼性が担保されていること

maneoの特徴としては、成約手数料や、事務手数料等が無料で、利回りが、4.8~12.8%と比較的高い点です。

FUNDINNO(ファンディーノ)

FUNDINNO(ファンディーノ)とは、株式会社日本クラウドキャピタルが運営している株式投資型クラウドファンディングサービスのことです。

FUNDINNOで取り扱いしている投資対象は、株式投資型クラウドファンディングです。
非公開株式に対して、インターネットを通じて投資ができます。

プロジェクトごとに10万円、30万円、50万円の投資コースを選択して申し込むことができるようです。

また、FUNDINNOの手数料は無料です。

FUNDINNOの利回りは特に決まっておらず、案件ごとに異なっているようです。

FUNDINNOのメリットとしては以下のようなものがあります。

  • FUNDINNO案件では、プロの投資家も投資していること

  • エンジェル税制の対象となる企業に投資した場合、投資金額に応じて所得税の優遇措置が受けられること
  • 個人投資家の保護のために、詳細な調査のうえ、厳正な審査を行っているので、信頼性が高いこと

FUNDINNOの特徴としては性質的に融資ではなくベンチャー投資に近いためリスクが高めである点です。

Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)

Nextshift Fundとは、ネクストシフト株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスのことです。

Nextshift Fundで取り扱いしている投資対象は、カンボジアに対するマイクロファイナンスファンドです。
ネクストシフトで投資された資金が、ジョージア、カンボジアのマイクロファイナンス機関(MFI)へ貸し出されることになります。

Nextshift Fund の最低投資額は2万円からになっているようです。

Nextshift Fund の取引手数料、出金手数料は無料です。

また、Nextshift Fund の利回りは、5%程から7%台の間ぐらいになっているようです。

Nextshift Fund のメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • Nextshift Fund に投資することによって、社会貢献をしつつ、利益を獲得できる可能性があること

  • 鳥取銀行が出資しており、ある程度の信頼性が確保されていること
  • 取引手数料、出金手数料が無料になっていること

Nextshift Fund の特徴は投資の案件が投資リターンと社会課題の解決を目的とする社会的インパクト投資に特化している点です。

OwnersBook(オーナーズブック)

OwnersBookとはロードスターキャピタル株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスのことです。

OwnersBookで取り扱いしている投資対象は、以下のようになります。

貸付型 エクイティ型
①不動産投資案件 集めた資金を使って、資金需要のある企業に対して不動産を担保にとって融資を行い、OwnersBookが投資家に融資に対する利息と元本を基に配当として分配する 集めた資金を使って、特別目的会社(SPC)を経由して、不動産信託受益権を購入し、OwnersBookが投資家に対して、物件の運用中の賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益を配当として分配する

OwnersBook の最低投資額は1万円からになっているようです。

OwnersBook の取引手数料、口座開設、口座維持管理などは、無料です。

また、OwnersBookの利回りは、4.8~14.6%の間ぐらいになっているようです。

OwnersBook のメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • OwnersBook の利回りが、4.8~14.6%の間ぐらいと、比較的高利回りであること

  • 一口1万円という少額から不動産投資を行えること
  • 松井証券とも業務提携しておりある程度の信頼度が確保できていること

OwnersBook の特徴は投資の案件が不動産投資に特化しており、1万円という少額から不動産投資ができる点です。

Croud Bank(クラウドバンク)

Croud Bank とは、日本クラウド証券株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービス</span>のことです。

Croud Bank で取り扱いしている投資対象は、以下のようになります。

  1. 中小企業への融資案件

  2. 不動産ローンファンド
  3. 不動産担保型ローンファンド
  4. 太陽光発電への投資ファンド
  5. 風力発電への投資ファンド
  6. バイオマスへの投資ファンドなど

Croud Bankの最低投資額は、1万円からになっているようです。

Croud Bank の取引手数料、口座開設、出金手数料、口座維持管理などは、無料です。

Croud Bank の利回りは、実績平均利回り6.99%になっているようです。

Croud Bank のメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • 扱っている投資案件の種類が豊富で、また、案件の数も多いこと

  • 最低投資額は、1万円からになっているため、資金が少ない人でも投資できること
  • 融資元本回収率100%という信頼性が高い実績があること(但し、あくまでも2019年6月時点のクラウドバンクファンドからの融資回収率であり、将来的に確実に継続することが保証されていません)

Croud Bank の特徴は扱っている投資案件の種類が豊富であり、1万円という少額から投資ができる点です。

トラストレンディング

トラストレンディングとはエーアイトラスト株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスのことです。

トラストレンディングで取り扱いしている投資対象は、以下のようになります。

  1. 債権買取ファンド
  2. 船舶艤装品ファンド
  3. 高速道路工事ファンド
  4. 除染事業ファンド
  5. 公共事業コンサルファンド
  6. IoT実証実験ファンド
  7. 大型船舶建造ファンド
  8. 燃料卸売ファンド
  9. 大型重機ファンド

トラストレンディングの最低投資額は10万円からになっているようです。

トラストレンディングの取引手数料は約1.0%になっていますが、口座開設、出金手数料、口座維持管理などは、無料です。

トラストレンディングの利回りは、6~14%台と比較的高めになっています。

トラストレンディングのメリットとしては以下のようなものがあります。

  • 扱っている投資案件の種類が豊富で選択肢が多いこと

  • 利回りが6~14%台と比較的高めになっていること
  • 利回りだけでなく、貸付利率と事業者報酬などの記載があり、詳細の把握がしやすいこと

トラストレンディングの特徴は投資の案件が豊富で選択肢が多いうえ、利回りが比較的高めである点です。

CROWD CREDIT(クラウドクレジット)

CROWD CREDITとはクラウドクレジット株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスのことです。

CROWD CREDITで取り扱いしている投資対象は以下のようになります。

  1. 海外向け個人向けローン

  2. 海外向け中小事業者向けローン
  3. 海外向けノンバンク向けローン
  4. 海外向け延滞債権投資
  5. 海外向けマイクロファイナンス機関向けローン
  6. 海外向け再生可能エネルギー事業者向けローン
  7. 海外向け農業事業者向けローン
  8. 海外向け不動産担保ローン

CROWD CREDITの最低投資額は1万円からになっているようです。

CROWD CREDITの取引手数料、口座開設、出金手数料、口座維持管理などは無料です。

但し、運用手数料は初めの段階で出資金に対して年率換算で最大4.0%、また、為替手数料は為替相場によって変動するようです。

CROWD CREDITの利回りは、5.9~13.5%と比較的高めになっています。

トラストレンディングのメリットとしては以下のようなものがあります。

  • 海外向けの投資案件が多様であるので、海外投資ができるチャンスが多いこと

  • 利回りが5.9~13.5%と比較的高めになっていること
  • 1万円からでも海外投資ができること

トラストレンディングの特徴は海外向け投資の案件が豊富で、社会インパクト投資を積極的に推進している点です。

ソーシャルレンディングおすすめを比較して自分に合うものを選ぼう

ここまではおすすめのソーシャルレンディングサービスにはどのようなものがあるのか、について説明してきましたがいかがでしたか。

株式投資や、FXなどの他の投資と比べるとソーシャルレンディングは始めるハードルが低い投資だと言えますが、利益を着実に上げていくためには自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。

ソーシャルレンディングにおいてどのサービスが自分に合っているのかを検討をしてみてはいかがでしょうか。

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