

駐車場シェアリングのakippaと全国空き家バンク推進機構は8月27日(水)、全国の空き家・空き地などの有効活用による地方の駐車場不足および地域の社会的課題の解決推進を目的に連携協定を締結しました。
地方の駐車場不足、観光地周辺の交通渋滞、迷惑駐車防止を解消へ

以下、プレスリリースより引用。
政府の調査データによると、国内の空き家の割合は13.6%、846万戸と過去最高となっています。また空き地率も同様に増加傾向にあり、相続・贈与などで家・土地を引き継いだものの使われていない資産が多くあることがわかります。平成25年の調査では、世帯の所有する空き地の評価額は3兆950億円とも言われており、経済的に遊休資産であるだけでなく、防災、防犯上などの理由から有効活用が模索されています。
そこでさまざまな空いているスペースを駐車場としてシェアするakippaは、全国の空き家・空き地問題に取り組むZABと連携し、地方の観光地周辺など、駐車場不足が生じているエリアを中心に課題解決に取り組んでいきます。
協定締結の目的
全国の空き家・空き地等の有効活用による地方創生に取り組むため、協定を締結します。
ZABを通じて地方自治体と連携することで、地方の駐車場不足の解消、観光地等周辺の交通渋滞の緩和、迷惑駐車の防止など、地域社会的課題の解決を推進していきます。
協定内容
(1)空き家・空き地等の利活用に関すること
(2)地域課題解決及び地域活性化の実現のために必要な事業に関すること
(3)その他、両者が協議のうえ必要と認めること
具体的な取り組みの一つとして、プロジェクト「応援村 OUEN-MURA」(以下「応援村」)の駐車場問題に共同で取り組みます。
「応援村」は東京2020大会の期間中、東京以外の地域においても、日常生活の延長の中で応援できるプラットフォームです。令和の時代では、さらに国内外から地方を訪れる観光客も多いことが見込まれており、akippaはその際に予想される駐車場問題、渋滞問題対策に取り組みます。
https://zab-org.jp/info/ouenmura/