マイナポイントキャッシュレス決済サービスの利用額から還元される予定ですが、ポイントの付与率や連携する決済サービスは現時点では未定となっています。今回は、マイナポイントがもらえるスマホ決済について予想されるサービスを紹介していきます。

マイナポイントとは?

マイナポイントとは、マイナンバーカードを使用するうえでもらえるポイントのことです。現在、検討されているポイント還元システムとしては、25%という高いポイント還元率を期待することができます。

国民のマイナンバーカード普及100%を目指すための政策とも言われており、このマイナポイント制度によってマイナンバーカードを作る人が増えることが期待されています。

マイナポイントは、○○ペイなどといったスマホ決済いわゆる民間のキャッシュレス決済サービスにて支払った、前払いの事前チャージを行うことによってつくポイントとなっています。

チャージした金額に応じて25%国費からポイントが付与されるシステムですが、具体的な還元率の決定は今後検討されますので、還元率についてはあくまでも参考程度にしてください。

マイナポイントのサービス開始はいつから?

マイナポイントの付与されるサービスが開始されるのは、消費税増税後の2020年7月以降の予定です。

マイナポイントサービスを活用するためには、ご自身のマイナンバーカードを発行しておかなければなりません。マイナンバーカードの申請から交付まではおよそ1ヶ月という長い期間がかかりますので、開始前にマイナンバーカードを発行しておきましょう。

マイナポイントがもらえる場所は?

マイナポイントですがもらうことのできる場所は限られているのか気になりる方も多いかと思います。マイナポイントは、スマホ決済などのキャッシュレス決済をすることによってもらうことができるようになっています。

そのことから、マイナポイントがもらえる場所イコールそれぞれのスマホ決済を使用することのできるお店となっています。自分がどのスマホ決済を活用するかによって、大幅にマイナポイントがもらえる場所が変わってくるようになります。

マイナポイントがもらえるスマホ決済は?

スマホ決済などのキャッシュレス決済にてマイナポイントがもらえるということですが、どのようなスマホ決済を連携することができ、マイナポイントがもらえるのでしょうか。

現時点ではマイナポイントがもらえるスマホ決済のサービス内容は未定となっています。そのことから、今回はマイナポイントをもらうことができると予想されるスマホ決済のサービスついていくつかご紹介をしていきます。

PayPay(ペイペイ)

PayPayは、YahooとSoftBankが設立をしたPayPay株式会社が運営をしているサービスとなっています。チャージしておいた電子マネー、事前に登録しておいたクレジットカードなどから支払いをする仕組みとなっています。

スマホにインストールをしている、PayPayのアプリに表示がされるQRコードもしくはバーコードを使用して決済するだけですので、かなり手軽に使用することができるというところが、魅力の1つとなっています。

PayPayの加盟店は、今現在で100万店以上を突破しているほど、かなりの店舗にて使用することができるようになっています。

また、最近では公共料金の請求書払いへも対応がスタートするという予定が組まれていますので、PayPayをより使うことのできる場所が広まってきています。

LINE Pay(ラインペイ)

LINE Payとは、LINEの自身の友だち同士にて送金をすることができたり、店舗にてQRコード決済をすることができたり、オンラインショッピングに使用することができたりする、とても便利なスマホ決済サービスとなっています。

LINEアプリにて利用することのできるサービスであることから、使いやすいサービスと言われています。LINE Payでは、チャージ・決済・送金割り勘・請求書支払い・家計簿アプリとの連携・外貨両替・マイカラー制度によるポイント還元など、数多くのサービスを利用することができることが、魅力の1つとなっています。

家計簿アプリと連携することができるという点では、主婦にとっては大変嬉しい点ですね。また、LINE Payは、JCBに加盟をしているお店である約3300万店舗にて使用することができるようになっています。

楽天ペイ

楽天ペイとは、楽天IDに登録をしているクレジットカードの情報によって、楽天以外のオンラインサイトなどでの多数の店舗にて、簡単にお買い物をすることができ、更には楽天ポイントも貯まったり、使えたりするサービスとなっています。

楽天ペイを使用するためには必ず楽天会員へと登録をすることが必要です。QRコードをかざし提示されたQRコードを読み取るだけで支払いが完了する手軽なサービスとなっています。楽天ペイは、アプリとなっています。

後払いもできる所が魅力的な部分となっています。楽天ペイの加盟店は、120万店超えとなっておりかなり多くの店舗にて買い物を楽しむことができるようになっています。

メルペイ

メルペイは、株式会社メルペイが提供をしており、あの人気の高いフリマアプリであるメルカリアプリを使用している決済サービスとなっています。

なんと、メルカリ内で自身が商品を売って得た売上金にてポイントを購入し、そのポイントによってメルカリ内にて買い物をしたり、メルペイを使用することのできるお店での支払いに利用することができたりします。なんと言ってもメルペイを登録すれば、メルカリでの売上金の扱いが簡単になることが魅力の1つなのです。

ただ、難点としてはメルペイのIDに対応しているスマートフォンを持っていることが必須となることであり、あなた自身が持っているスマートフォンがIDに対応していなければ、メルペイを使用することができないのです。

コンビニ・ドラッグストア・飲食店など、様々な加盟店がありますが、他の決済サービスに比べると現時点での加盟店は、やや少ない傾向にあります。マイナポイントが開始されることを前提に、今後増えていくことを期待したいです。

Origami Pay(オリガミペイ)

Origami Payとは、アプリをインストールした後に、設定をするだけで利用可能なサービスとなっています。QRコードをスキャンするか、バーコードを提示するか、どちらかの方法にて支払いをします。

Origami Payは、ほかのペイに比べるとあまり知っている方も少ない傾向にありますが、現在利用者数や加盟店数をのばしていっているペイとなっており、すぐに人気決済サービスへと上り詰めることが期待されています。そんなOrigami Payの加盟店ですが、現在10万店超えとなっています。

キャッシュレス決済でお得さが増す可能性が高い

2020年以降、マイナンバーカードとスマホ決済を連動させてポイントを付与するキャッシュレス決算サービスが検討されています。2020年以降に実施する計画として、おそらくPayPayや楽天ペイ、LINE Pay、メルペイ、Origami Payといったサービスを視野に入れていると予想されます。

また、消費の活性化を図るとともに、マイナンバーカードの普及を促進する目的もあるとされています。還元率に関しては、25%の案が有力ではありますが、まだ正式な発表はされていません。ペイ各社の還元キャンペーンと併用できるのであれば、お得さはさらに増すと期待されています。

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