

仮想通貨の取り扱いには、今ではウォレットでの自己管理が不可欠です。
今年に入り、さまざまなウォレットがリリースされ、iPhoneやスマートフォンのアプリで手軽に決済・管理できるウォレットアプリが普及しています。容易に持ち運びのできる性質からモバイルウォレットとも呼ばれます。
今回の記事で解説を行う「Bitpie(ビットパイ)」は、非常に安全性の高いウォレットアプリであることに加えて、仮想通貨を貸し出して金利を得られるレンディングサービスも提供しています。
仮想通貨を安全に保管しつつ、枚数を増やされたい方にオススメのウォレットです。
便利なウォレットアプリ「Bitpie(ビットパイ)」
「Bitpie(ビットパイ)」は、iPhoneやスマートフォンで仮想通貨を安心・安全に管理できるウォレットアプリです。
Bitpieは、Bitcoin.orgから推薦された「Bither Walletチーム」により開発されており、本社は北京にあります。2018年3月に日本語版がリリースされました。
40種類以上の豊富な仮想通貨を保管できたり、マルチシグによるセキュリティがなされており、安全性が非常に高いことが特徴です。さらに、専用コールドウォレット「BITHD(ビットシールド)」を利用することで、完全なオフライン状態で仮想通貨をより安全に保管することができます。
また、他ウォレットと異なるメリットとして、仮想通貨レンディングも挙げられます。
仮想通貨レンディングとは?
仮想通貨レンディングとは、保有している仮想通貨を貸し出して金利を得られる仕組みを指します。
つまり、仮想通貨を使って第三者に貸し出しを行うサービスです。
国内仮想通貨取引所においても、やでレンディングは行われています。Bitpieの場合、私たち自身がBitpieで保有している仮想通貨を、取引所「Pie Bank」に預けることで金利を得ることができます。
金利を得られるということは嬉しい限りですが、その一方で仮想通貨特有のリスクも存在します。
まず、レンディングは一定期間の貸し出しになるため、その貸し出し期間中は保有通貨の売却・送金を行うことができません。貸し出し期間が満了するまで待つ必要があります。
貸し出し期間中、仮想通貨の価格は上昇している可能性もあれば、下落している可能性もあります。貸し出しを行ってしまうと、急に暴落しても勝手に売却することはできません。
また、取引所が破綻したり、ハッキングにより仮想通貨が不正流出した場合、レンディングした仮想通貨が戻らない可能性も否めません。
しかし、仮想通貨の価格が一度上昇すれば、ただ保管するだけの場合に比べて、はるかに大きいリターンを得られます。そのため、レンディングを行う場合、仮想通貨特有のリスクを考慮に入れつつ余裕資金で行うことが大切です。
「Bitpie(ビットパイ)」をダウンロードしよう!
まずは、「Bitpie(ビットパイ)」を以下よりダウンロードしてみましょう。
お手持ちのiPhone及びスマートフォンにアプリをインストールできれば、アプリを起動し「使用開始」からアカウント登録を行いましょう。
Bitpie(ビットパイ)でレンディングする方法
アプリを起動し、初期設定した6桁のパスワードないしTouch IDでログインします。
レンディングを行う場合、下の「Pie Bank」を選びます。
次の遷移画面では、レンディングを行える仮想通貨が表示されます。
通貨名の右側に「財産運用」と表示されている仮想通貨のみ、現在レンディングを行えます。
今回はEOSの財産運用を選択します。EOSのレンディング商品が現在売り出されており、一年間を通して貸し出すと1%の利益率が見込めるようです。
EOSの商品で運用を行いたいのであれば、「EOSデイリー商品」の上でタップします。
下記画面で「購入」を選択し、レンディングは完了です。
レンディングを行う前に、まずはBitpieのアカウントに仮想通貨を送金しておく必要があります。
魅力的な機能がいっぱい!Bitpie(ビットパイ)を使いこなす
Bitpie(ビットパイ)は非常に安全性の高いウォレットであると同時に、多くの魅力的な機能が兼ね備わった優秀なアプリケーションです。
例えば、上記で説明したような仮想通貨レンディングの他に、OTC取引や仮想通貨同士の交換も同じアプリ内で行えるようになっています。このように、Bitpieは多機能なアプリのため、一見すると複雑で使いにくいように感じます。
しかし、アプリを利用するユーザーの目線に立ってインターフェースが設計されているため、初心者でもストレスなく簡単に利用することができます。今では仮想通貨の自己管理は当たり前です。ぜひこの機会にBitpieの使いやすさを試してみてはいかがでしょうか。