単発バイト検索サービス、利用率1位はシェアフル ツナググループが調査

短期・単発アルバイト検索サービス「ショットワークス」を運営するインディバルを傘下に持つツナググループ・ホールディングスが、多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」を通じて、全国の16~69歳の男女1,000人を対象に「単発・スポットバイトに関する調査」を実施しました。

CMで「日雇いアルバイト」イメージアップに

近年アルバイトの採用難が続いている中、長期アルバイトが中心だった飲食・販売・サービス業界に向け、多くの単発アルバイト検索サービスがリリースされています。
ツナグ働き方研究所ではこれらを「ワンデイワークアプリ市場」と定義しています。

調査では、過去1年間で単発バイトを経験したことがある割合は47.4%でした。そのうち、最近増加中の「ワンデイワークアプリ」を利用した割合は15.6%で、単発・スポットアルバイトを探す時の「派遣会社への登録」「知人の紹介」を上回り、利用者が拡大しています。


利用したことがある単発アルバイト検索サービスの最多は「シェアフル」。
2018年11月にリリースされてから1年足らずで、SNS・インターネット中心のプロモーションで利用者が増加したとみられています。

続いて2位に「シュフティ」、・3位に「ランサーズ」が並び、老舗サービスの「ショットワークス」から派生した「ショットワークスコンビニ」「ショットワークスデリバリー」が4位・6位にランクイン。また、「Uber Eats」は5位、リクルートジョブズが運営する「ジョブクイッカー」は7位、「タイミー」は10位といった結果になりました。

中でも注目を集めているのは「ショットワークスコンビニ」「タイミー」の2サービス。CMでのイメージアップでユーザーを獲得しており、マイナーなイメージが先行しがちだった日雇いアルバイトのメジャー化につながりました。

「ショットワークスコンビニ」は1都2府7県の地域限定サービスにもかかわらず、コンビニ勤務経験があれば「履歴書なし」「面接なし」「給与当日手渡し」ですぐに働けることを訴求したわかりやすいCMが注目を集めました。

「タイミー」は人気女優の橋本環奈さんをイメージキャラクターに起用し、「予定がキャンセルされたからバイトしよう」「今日一日なにもしてないからバイトしよう」というキャッチコピーですぐに働けることをCMでアピール。
2019年11月末のCM放映開始後より、利用者は急拡大してきています。

調査概要

調査期間:2019/10/25~2019/10/28
調査対象:全国の16~69歳の男女
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答:1,000名(男性500名・女性500名) うち単発・スポットバイト経験ありと回答した474名(男性275名・女性199名)が対象

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