
最大5,000円分のポイント還元が受けられることで話題となっているマイナポイントは、年齢制限もないため赤ちゃんからでも予約申し込みが可能です。 しかし、予約の段階で予期せぬエラーが出ることも多く、なかなか予約が進められないということもあります。
この記事では、マイナポイントの予約時に起きるエラーの原因と対処法を紹介します。
マイナポイントとは?
マイナポイントとは、マイナンバーカードを使って予約・申し込みを行うことで、紐づけたキャッシュレス決済サービスから最大5,000円分のポイント還元が受けられるシステムです。
還元率は25%と高く、使える店での支払いやチャージで2万円分を使うことで、最大のポイント還元が実現できます。
この機会にマイナンバーカードとキャッシュレス決済を結びつけて、マイナポイントによるお得なポイント還元を活用するのもおすすめです。
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マイナポイントの予約のエラーコードとは?
マイナポイント事業への予約・申し込み時には、エラーが発生する事例も報告されています。 何らかの原因でエラーが発生すると、マイナポイント事業への予約が途中で止まってしまうこともあるでしょう。
予約・申し込みの際にエラーが発生すると、エラーコードとして内容を示す特定の英数字が表記されます。
例えばマイナポイント事業に関するエラーコードとしては、以下のようなものがあります。
マイナポイントの予約のエラーコードの具体例
次のようなエラーコードが発生すると、マイナポイントの予約や申し込みが行えません。
MKCZ405E:マイナンバーカードが読み取れない
MKCZ392E:申し込みに関する情報が重複している
MKCZ374E:「決済サービスID」か「セキュリティコード」が確認できない
一時的な問題であれば別ですが、明確な原因がある場合には、内容を究明して対処しなければいつまでも予約が進められないこともあるでしょう。
マイナポイントの予約時にエラーが発生した場合には、まず上記のエラーコードを参考に内容を確認してみてください。
マイナポイントの予約でエラーが発生する原因と対処方法は?
マイナポイントの予約でエラーが発生した場合、その原因と対処法を知ることが解決につながります。
下記でエラーコード別に原因と対処法を確認し、対応を進めてみましょう。
予約で「MKCZ405E」のエラーが出る原因
マイナポイントの予約時に「MKCZ405E」のエラーコードが発生する場合、以下のようなことが原因になっている可能性があります。
こういったことが原因でマイナンバーカードが読み取れない場合には、「MKCZ405E」のエラーコードが表示されます。
解決のためにはマイナンバーカードの読み取り方法を、改めて確認する必要があるでしょう。
「MKCZ405E」の対処方法
マイナンバーカードを正しく読み取る方法を知ることが、「MKCZ405E」の基本的な対処法です。
マイナポイントの公式サイトによると、AndroidスマホとiPhoneで読み取り方法に違いがあるので、以下を参考に自分の持っているスマホでのやり方を確認してください。
Androidスマホの場合
以下が、Androidスマホにおける基本的な読み取り方法です。
- マイナポイントアプリを起動して、マイナンバーカードの読み取り画面を開く
- スマホの背面にFelicaマーク、NFCマークがある場合には、そのマークをマイナンバーカードの中央にぴったりと当てる
- マイナンバーカードの読み取り完了までスマホを動かさずに待つ
- 読み取り完了を確認する
Androidスマホの場合、「機内モード」の解除やNFC/おサイフケータイロック項目のチェックを外すなどの対応が必要になる可能性もあります。
また、Felicaマーク、NFCマークが端末裏にない場合には、各機種ごとの読み取り位置を把握した上で実行する必要があります。
機種ごとの読み取り位置はマイナポイント公式サイトから確認できるので、もしマークがない場合にはこちらから正確な読み取り位置をチェックしてみてください。
iPhoneの場合
- マイナポイントアプリを起動してパスワード等を入力する
- 「スキャンの準備ができました」という画面に変わったら、iPhoneの「上部」をマイナンバーカードの中央にぴったりと当てる
→iPhoneの上端と、マイナンバーカードの写真の上枠ラインを合わせるのがコツです。 - マイナンバーカードの読み取り完了まで動かさないで待つ
- 読み取り完了画面になったのを確認
また、iPhoneのXS/XS Max/XR/11 Pro/11 Pro Maxに関しては、上記方法でも読み取れないことがあります。 iPhoneのXS/XS Max/11 Pro/11 Pro Maxの場合には、マイナンバーカード上辺から3cm、右辺から2cmの位置にスマホ端末の上端中央を当てるようにセットします。
iPhone XRの場合には、マイナンバーカード上辺から1cm、右辺から3cmの位置に端末の上端中央を当てることで読み取りが可能です。
これらのiPhoneを使っているときには、マイナンバーカードの読み取り位置により注意する必要があるでしょう。
マイナンバーカード読み取りの際の注意点
その他、マイナンバーカードの読み取りは、以下のポイントを踏まえて行うことでエラーを防げる可能性があります。
上記の内容をチェックしつつ、かつ正確な位置でマイナンバーカードを読み取るように注意することで、「MKCZ405E」の発生を防ぐことができるでしょう。
申し込みで「MKCZ392E」のエラーが出る原因
マイナポイントの申し込み時に「MKCZ392E」のエラーコードが発生した場合、すでにそのキャッシュレス決済サービスでの申し込みが完了していることが原因だと考えられます。
可能性としては、「家族が自分のキャッシュレス決済でマイナポイントに登録している」「事前に予約申し込みをしたことを忘れて再度申請してしまった」ということが原因になり得るでしょう。
家族とキャッシュレス決済を共有している場合などは、それぞれが登録してしまうと情報が重複してエラーになる可能性があります。 同じキャッシュレス決済での予約申し込みが重複していないか、心当たりを考えてみてください。
「MKCZ392E」の対処方法
「MKCZ392E」の対処法としては、改めて別のキャッシュレス決済サービスで申し込みを行うことが考えられます。
家族とキャッシュレス決済を共有している場合などは、それぞれが別のサービスでマイナポイントに登録するよう話し合っておきましょう。
もし間違って他人の決済サービスを登録してしまった場合には、申し込み当日であればマイナポイントアプリの利用者マイページから「申込の取消は、こちら」を選択することで再度申し込みが可能です。
申し込みの翌日以降の場合には、マイナポイント事業に直接問い合わせることで、対処法を指示してもらえます。
申し込みで「MKCZ374E」のエラーが出る原因
マイナポイントの申請で「MKCZ374E」というエラーコードが確認される場合、決済サービスIDやセキュリティコードが正しく入力されていない可能性があります。
また、利用するキャッシュレス決済によっては事前登録が必要な場合があり、その登録ができていないことが原因になっているかもしれません。
「MKCZ374E」の対処方法
「MKCZ374E」への対処法としては、まず決済サービスIDとセキュリティコードの再確認がおすすめです。
決済サービスIDとセキュリティコードは、各キャッシュレス決済サービスが提供している公式ホームページか、マイナポイント事業の「対象となるキャッシュレス決済サービス詳細」ページから確認できます。
内容を改めてチェックして、間違いなく入力できるように準備しましょう。
マイナポイント事業のページでは、事前登録の有無についても記載があります。
こちらで事前登録が「有」になっている場合、別途キャッシュレス決済側で登録が必要なケースが考えられるので、詳細を確認することでエラーに対処できるかもしれません。
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マイナポイントの予約のエラーが解決できないときの問い合わせ先は?
マイナポイントの予約時に発生したエラーが解決できない場合には、問い合わせを行って事情を説明することがおすすめです。
以下の電話番号に対して、時間のあるときに連絡を取ってみましょう。
電話番号:0120-95-0178
受付時間:平日:9:30~20:00、土日祝:9:30~17:30
マイナポイント事業では、電話の他にチャットボットやLINE公認アカウントからの問い合わせも受け付けています。
詳細はマイナポイント公式サイトから確認できるので、エラーが解決できないときには電話以外の問い合わせも考えてみましょう。
マイナポイントを予約する上での注意点
エラーが起きないようにするためにも、マイナポイントの予約や申し込みを行うときにはいくつかの注意点をチェックしておくことがおすすめです。
特に以下の要素は重要なポイントになるので、意識して注意をしておきましょう。
スマホごとの読み取り方法を確認しておく
マイナポイント事業では、スマホの端末ごとにマイナンバーカードの読み取り方法が変わることがあります。
そのため自分の持っているスマホに合わせて、読み取り方法を確認することが必要です。
AndroidスマホとiPhoneで変わることはもちろん、その中の種類でもさらに読み取り方法は変わってしまいます。
読み取りにエラーが出たときには、まず読み取り方法の間違いを疑い、修正することを考えてみましょう。
決済サービスIDとセキュリティコードを事前に確認
決済サービスIDとセキュリティコードを正しく確認しておくことも、マイナポイント事業への予約申し込みを行う際のポイントです。
キャッシュレス決済ごとにそれぞれの数値は違うので、自分が使うものを正確に把握しておかなければなりません。
SuicaならSuicaの決済サービスIDとセキュリティコードが、d払いならd払いの決済サービスIDとセキュリティコードが求められます。
どのキャッシュレス決済を使うのかを決めたなら、それに合わせて固有の決済サービスIDとセキュリティコードを確認するようにしましょう。
アプリのインストールも事前に必要
マイナポイントの予約をスマホで行うのなら、事前にアプリのインストールが必要です。
いざ予約をしようとしてから、「アプリがインストールできない」ということにならないように、早めに対応をしておきましょう。
アプリの使い方を正しく理解することも、エラーを起こさずに予約申し込みを進めるコツです。
マイナポイントにおすすめのキャッシュレス決済を紹介
マイナポイントの予約におすすめのキャッシュレス決済サービスを紹介します。
楽天ペイのマイナポイント予約・申し込み方法はこちら
dカードのマイナポイント予約・申し込み方法はこちら
イオンカードのマイナポイント予約・申し込み方法はこちら
マイナポイントの予約でエラーが出ても焦らず対処しよう
マイナポイントの予約時にエラーが出ても、上記を参考にすれば焦らずに対処することが可能です。
マイナポイント事業による上限5000円還元の期限は2021年3月末までなので、慌てずに対応すれば問題ないでしょう。
これらのエラー情報は2020年9月時点のものになるため、今後アプリのアップデート等で変更・改善する可能性はあります。
エラーへの対処方法に関しては、最新の情報をチェックすることもポイントです。
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