楽天証券のつみたてNISAの始め方を解説

各金融機関において、今までなかったような魅力的な金融商品が続々と誕生しています。その中で、つみたてNISAは誰でも気軽にスタートできる積立商品として注目の存在です。

楽天証券でもつみたてNISAを取り扱っているのですが、どのようにしてスタートすれば良いのでしょうか。この記事では、楽天証券のつみたてNISAについて解説します。

楽天証券のつみたてNISAの始め方は?

楽天証券のつみたてNISAの始め方は?

楽天証券のつみたてNISAは、非常にかんたんな手続きで開始することが可能です。ただ、まずは申込みする前につみたてNISAについて知っておく必要があります。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは、長期の積立や分散投資を通じて資産形成を後押しするために創設された税制優遇制度のことを指します。毎年40万円まで投資することが可能となっており、最長20年間は投資から得た利益が非課税となる優遇措置があります。

例えば、分配時の「普通分配金」となる配当所得や、売却時の「値上がり益」となる譲渡所得が非課税になります。
大きな金額の積立はできませんが、コツコツと将来に向けて積み立てたいという方に向いた制度です。なお、投資可能期間は2037年までと限定されています。このような特徴を理解しつつ、実際に楽天証券のつみたてNISAを始めていきます。

まずはつみたてNISAの口座を開設する

初めてNISA口座を開設する場合は、取引総合口座とNISA口座を同時に申し込んでください。申し込み自体は、スマートフォンなどから可能で、本人確認書類をウェブでアップロードすることでオンライン上で取引可能です。
その後、ログイン情報のお知らせが記載された郵送物が配布されるので、その情報を元に楽天証券のウェブサイトにログインしてください。
ログインできたら、初期設定を行っていきますが、マイナンバーの登録も必要になるために準備しておきましょう。マイナンバーの登録まで完了したら、つみたてNISAを用いての取引を行えるようになります。

なお、すでに他の金融機関でつみたてNISAなどのNISA口座を保有している場合は、すでに利用している金融機関に対して勘定廃止通知書や非課税口座廃止通知書を取得してください。その上で、楽天証券で申し込む際に勘定廃止通知書や非課税口座廃止通知書を同封します。
これによって、新たに楽天証券でつみたてNISA口座を開設可能です。

楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットは?

楽天証券でつみたてNISAを始めるメリットは?

つみたてNISAを取り扱う金融機関がいくつかありますが、その中でも楽天証券は魅力的な存在です。

投資信託のラインナップが豊富

楽天証券では、投資信託のラインナップは170本と圧倒的に多いのが特徴です。
金融庁では、つみたてNISAの対象商品として184本程度の商品を指定していますが、9割近くの商品を取引可能です。
これは、他の金融機関を凌駕するものとして、楽天証券を利用することによる最大のメリットと言えます。

毎月・毎日から積み立てOK

一般的な積立商品の場合、毎月積立するのが一般的です。これは、給与が付与されたタイミングで、そのまま一部を積み立てることが多いためです。ただ、人によってはもっと短いスパンで積み立てたいという方もいます。
その場合、楽天証券では毎月の積立だけでなく毎日の積立にも対応しているのが特徴です。
時間分散投資が可能となりますし、また毎日100円から積み立てることができるのが魅力的です。例えば、毎日のコーヒー代を我慢して、コーヒー代をそのまま積立てるなどもおすすめです。

楽天銀行や楽天カードが利用できる

楽天では、楽天証券に限らず楽天銀行や楽天カードなど、各種金融サービスを展開しています。このネットワークを活かして、楽天証券のつみたてNISAでは楽天銀行や楽天カードから積立資金を捻出できます。

さらには、楽天の代名詞ともなっている楽天スーパーポイントから積立代金を支払うこともできるのです。
例えば、楽天市場でお買い物して貯めたポイントをそのまま積立資金として活用できます。
ポイントを無駄遣いするよりも、将来に向けて積立てるというのも良いでしょう。

楽天証券のつみたてNISAの始め方のポイントは?

楽天証券のつみたてNISAの始め方のポイントは?

実際に楽天証券のつみたてNISAを始める際のポイントとして、以下があります。

つみたてNISAについてしっかり理解する

始める際には、まずはつみたてNISAについて改めて知っておくことが重要です。
つみたてNISAの口座は、いくつも保有することができるものではなく、1つしか持つことができません。
よって、もし他社ですでに取引口座を持っている場合は、先に紹介した廃止届を入手した上で口座開設しなければなりません。

ルール上は毎年変更することが可能ですが、手間がかかる作業となるために、しっかりとサービス内容などを把握した上で口座開設しましょう。

つみたてNISAより一般NISAがおすすめの場合も

つみたてNISAも良いですが、一般NISAも魅力的な商品です。一般NISAなら40万円以上の年間投資額でも利用できますし、より多くの商品が存在します。
また、株式投資なども可能となるので、積立というよりは投資に興味がある方には一般NISAの方がおすすめです。

自分の目指す方向性によって、どちらの商品を購入するかを選ぶことが重要です。

投資状況を把握しておく

実際に運用していく中で、投資状況が気になります。楽天証券では、会員向けコンテンツとして投資状況を把握できるツールが用意されています。

また、各種知識を得ることができるコンテンツなどもあって、とても役に立ちます。実際に始める前に、どのようなコンテンツが利用できるかを把握しておくのも良いでしょう。

楽天証券のつみたてNISAのおすすめ商品は?

楽天証券のつみたてNISAのおすすめ商品は?

楽天証券は、圧倒的なつみたてNISAの商品を取り扱っています。その中でも、特におすすめのつみたてNISAの商品としては、以下の3つがあります。

たわらノーロード 全世界株式

たわらノーロード 全世界株式は、2019年に登場したばかりの比較的新しい商品です。信託報酬は年率0.132%と非常に低いために、利益を得やすいのが特徴です。

先進国や新興国の市場で幅広く投資をしているために、バランスの良いファンドとしておすすめできます。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド

SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、日本株を含む全世界の株式に投資するファンドとなっています。
全世界の株式となるために、先進国はもちろんのこと新興国の株式にも投資しています。

信託報酬は年率0.1102%程度と低コストであり、まんべんなく世界の株式に投資したいという方に特におすすめのファンドです。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

純資産総額が多いファンドとして有名なのがeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。国内債券や先進国債券、新興国債券、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内不動産投資信託(REIT)、海外不動産投資信託の8つの資産に均等に分散投資します。

バランス良く分散することで、良い成績を収めていることで広く購入されている商品です。

楽天証券のつみたてNISAの始め方をチェックしよう

楽天証券のつみたてNISAの始め方をチェックしよう

楽天証券においてつみたてNISAを始める場合は、意外と敷居が低く魅力ということが分かっていただけたでしょうか。ただ、実際に始める際には注意点があるのは事実です。

楽天証券のつみたてNISAの始め方をチェックして、早速積立をスタートしてみましょう。

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