スマホ決済を徹底比較!導入するならどれがおすすめ?

サービスを提供する大手企業では当たり前に導入されつつあるクレジットカード決済やQR決済ですが、個人事業主などの場合は決済システムの導入は多額の費用負担などもあり、キャッシュレス決済導入へのハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし近年は、QRコード決済やクレジットカード決済などの支払い方法の多様化によって、決済システムサービスでも競合が発生し、店舗側の利用負担が軽減されている傾向にあるのです。

この記事では、数多くリリースされてるスマホ決済システムの種類の紹介と、スマホ決済サービスをさまざまな観点で徹底比較します。

スマホ決済システムの種類

スマホ決済システムの種類

スマホの決済システムには主に「決済サービス」と「決済を代行するサービス」の2つに分類されます。

決済を代行するサービスの場合

PayPayやd払いなどの複数ある決済サービスを個別で契約するには労力が掛かります。

そのため、AirペイやおてがるPayなどの決済代行サービスと契約することで、それぞれのカードブランドと契約しなければいけない手間をなくし、煩雑な審査手続きなども全て代行で行ってくれるメリットがあるのです。

決済サービスの場合

PayPayやd払いなどは、決済サービスに分類され、個人で加盟店申請をする必要があります。

決済代行サービスを利用せずに、決済手数料が発生しないサービスだけを導入したい方などは決済サービスを個別で契約するのがおすすめです。

初期費用、決済手数料だけでなく入金手数料も0円

スマホ決済を徹底比較!

数あるスマホ決済サービスと決済代行サービスより人気の高い5つのサービスを比較しながら、解説を行います。

PayPay(ペイペイ)

PayPayロゴマーク

PayPayはQR決済サービスの先駆けであり、ソフトバンクとヤフーの合弁会社によってサービスが提供されています。過去、政府主導で行われた消費者還元事業などによって、登録者数が増加し、現在のQR決済サービスの中で日本でトップの登録者数となっているのです。

店舗側にとってもPayPay導入は、2021年9月30日まで決済手数料が無料であることから、現金払い以外の支払い方法を導入したい方にとっては手軽に始められるサービスとして、人気を集めています。

対応しているスマホ決済の種類 PayPay支払い
導入手数料 0円
決済手数料 2021年9月30日まで0円
審査期間 平均2営業日
必要機器 なし
入金サイクル 最短翌日入金

Airペイ(エアペイ)

Airペイ(エアペイ)

Airペイはクレジットカード払い、QR決済、交通系マネー決済などあらゆる支払いに対応した決済代行システムです。カードリーダーを用意する初期費用として19,800円(税込)が必要ですが、キャンペーンなどをうまく併用することができれば、実質無料で導入することが可能となります。

会計ソフトや飲食店での座席管理サービスともシステム連携が可能であることから、決済サービスだけではなく、ビジネス運用を効率的に行なっていきたい方にもおすすめのサービスです。

対応しているスマホ決済の種類 Airペイ…Apple Pay、iD、QUICPay
Airペイ QR…d払い、PayPay、LINE Pay、au PAYなど
導入手数料 カードリーダー代:19,800円
※キャンペーン利用で実質0円
決済手数料 3.24%〜3.74%
審査期間 決済方法によって異なる
必要機器 カードリーダー・iPadなどの端末
入金サイクル 月末締め・翌月末日に振り込み

STORES 決済(旧:Coiney)

STORES 決済(旧:Coiney)

STORES 決済は、対面での決済の他に、オンラインでの決済にも対応しているのが特徴です。

カードリーダーが19,800円(税込)掛かりますが、キャンペーンの利用によって実質的に0円となります。新規で店舗を開業する方に向けて、無料の相談窓口などを提供しており、初めての方でも安心して決済システムを導入することが可能です。

初めてのシステム導入のため、丁寧なサポートが必要な方にはおすすめと言えるでしょう。

対応しているスマホ決済の種類 楽天ペイ、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、Paypal、Paidy、Amazon Pay
導入手数料 カードリーダー代:19,800円
※キャンペーン利用で実質0円
決済手数料 3.24%〜3.74%
審査期間 決済方法によって異なる
必要機器 カードリーダー・iPad等の端末
入金サイクル 当月末までの売上が翌月10日に金額確定、20日に口座入金
(自動入金の場合)

d払い

d払いロゴ

d払いは利用することでdポイントを貯められる支払い方法となります。例えば、契約している携帯キャリアがドコモの場合は、d払いを極力利用することで効率的にポイントを貯めることが可能です。

またドコモユーザーであれば、あらかじめ設定した4ケタのネットワーク暗唱番号を入力するだけで決済が可能であり、支払った金額は月々の電話料金と合算して支払うことができます。

店舗側の導入費用もかからず、2021年3月31日まで決済手数料無料キャンペーンも行われているため、導入しやすい支払い方法と言えるでしょう。

対応しているスマホ決済の種類 d払い
導入手数料 0円
決済手数料 2.6%(2021年3月31日まで無料)
審査期間 申し込みから約1ヶ月後
必要機器 iPadなどの情報端末
入金サイクル 毎月1日〜15日の決済…当日末日に入金
毎月16日〜末日の決済…翌月15日に入金

おてがるPay

おてがるPay

おてがるPayはクレジットカード決済や交通系マネーに対応した決済代行サービスとなります。決済手数料は3.24%〜3.74%の業界最安値での提供であり、支払い方法も1回払い・分割払い・リボ・ボーナス払いまで対応している点は大きなメリットです。

カードリーダーやプリンターについても、無償提供を行っており、初めて決済システムを導入する方は、タブレット端末があれば簡単に導入可能となっています。

対応しているスマホ決済の種類 QUICPay、iD、メルペイ、ゆうちょPay、LINE Pay、atone(アトネ)、au PAY、FamiPayなど
導入手数料 0円
決済手数料 3.24%〜3.74%
審査期間 決済方法により異なる
必要機器 カードリーダー・プリンター・iPadなどの情報端末
入金サイクル
  • 月6回払い契約の場合
    締日…5,10,15,20,25,末日
    振込日…10,15,20,25,末日,5日
  • 月2回払い契約の場合
    締日…15日,末日
    振込日…当月末日,翌月15日
  • スマホ決済を徹底比較してから導入しよう

    スマホ決済を徹底比較してから導入しよう

    この記事ではスマホ決済システムを分かりやすくそれぞれの観点から比較を行いました。どの程度の機能を望んでいるのかによって、導入するべきサービスは大きく異なります。

    できる限り多くのサービスに触れて、比較検討を行いながらサービスを選定するのがおすすめです。

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