出光が電気自動車を開発。新会社設立へ

出光興産とタジマモーターコーポレーションが、超小型EVなどの次世代モビリティやサービスを手がける新会社「出光タジマEV」を2021年4月に設立する。

高齢者、運転初心者に合わせた車両を展開

高齢者、運転初心者に合わせた車両を展開

©出光興産

新会社は、タジマモーターの関連会社である「タジマEV」に出光興産が出資し、商号を「出光タジマEV」へ変更する形でスタート。

超小型EVの開発・販売、車載ソーラー、次世代バッテリーの採用、自動運転開発、グリーンスローモビリティ開発、新たなサブスクリプションやカーシェアモデルの展開、MaaSに関するデジタルプラットフォームの構築、リサイクルシステムの開発を進める。

同社では、2020年9月に国土交通省が発表した超小型モビリティの新規格に準拠した、新たな超小型EVを開発。
車両は近距離移動に適した4人乗りで、最高60km/h以下の低速で走行することから、運転の不安を感じている高齢者層や運転に不慣れな層でも安心して利用可能だ。

また、超小型EVと合わせてシェアリングや定額で利用可能なサブスクリプションサービス、MaaSを開発し、全国6,400ヵ所の系列サービスステーションで展開する。

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